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公開番号2023068890
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-18
出願番号2021180326
出願日2021-11-04
発明の名称魚釣用リール
出願人グローブライド株式会社
代理人個人
主分類A01K 89/017 20060101AFI20230511BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】外部と電気的に接続可能な接続端子を備えながらも、装置の大型化を避けつつ構成部品を防水可能とすることができる魚釣用リールを提供する。
【解決手段】表面に印刷回路を有する回路基板と、回路基板に電気的に接続され、魚釣用リールを制御プログラムにより制御するマイクロコンピュータを含む複数の電気部品と、回路基板に電気的に接続され、外部機器を接続するための外部機器接続部と、回路基板を内部に収納する水密構造と、を備え、外部機器接続部は、水密構造の外部に配置され、外部機器のコネクタと電気的に接続可能な外部接続部と、水密構造の内部に配置され、回路基板と外部接続部と電気的に接続可能な内部接続部と、外部接続部と内部接続部との間の防水を行う内側防水部と、外部接続部、内部接続部、内側防水部を保持する筐体部と、筐体部と水密構造と間の防水を行う外側防水部と、を備えるように構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
表面に印刷回路を有する回路基板と、該回路基板に電気的に接続され、魚釣用リールを制御プログラムにより制御するマイクロコンピュータを含む複数の電気部品と、前記回路基板に電気的に接続され、外部機器を接続するための外部機器接続部と、前記回路基板を内部に収納する水密構造と、を備える魚釣用リールであって、該外部機器接続部は、
該水密構造の外部に配置され、前記外部機器のコネクタと電気的に接続可能な外部接続部と、該水密構造の内部に配置され、前記回路基板と前記外部接続部と電気的に接続可能な内部接続部と、該外部接続部と該内部接続部との間の防水を行う内側防水部と、該外部接続部、該内部接続部、該内側防水部を保持する筐体部と、該筐体部と前記水密構造との間の防水を行う外側防水部と、を備える魚釣用リール。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
操作部による操作で釣糸を巻回可能なスプールと、該操作部を有し、該スプールを軸支する第1の側板と、該スプールの軸方向でみて該第1の側板と対向して配置され、該スプールを軸支する第2の側板と、前記操作部とは反対側の該第2の側板を覆う反操作部側カバーと、を備え、
前記水密構造の一部に、前記反操作部側カバーを含み、該反操作部側カバーは、前記スプールの軸方向に開口する貫通孔を有し、前記外部機器接続部は、該貫通孔に挿入して配置され、該反操作部側カバーに固定された抑え部材により保持される、請求項1に記載の魚釣用リール。
【請求項3】
前記回路基板と、前記外部機器接続部とは、該回路基板の延伸方向(延伸方向の定義は明細書に記載)に並んで配置される、請求項1又は2に記載の魚釣用リール。
【請求項4】
前記水密構造は、充電可能な二次電池を収容し、前記外部機器が接続された前記外部機器接続部を通じて、該二次電池への給電又は充電可能である、請求項1から3までのいずれか1項に記載の魚釣用リール。
【請求項5】
前記二次電池と、前記外部機器接続部とは、前記スプールの軸方向に垂直な方向に並んで配置される、請求項1から4までのいずれか1項に記載の魚釣用リール。
【請求項6】
前記反操作部側カバーに凹部が設けられ、前記外部機器接続部を防塵するカバー部材が、前記水密構造の外部でありかつ該反操作部側カバーの凹部に脱着可能に設けられる、請求項1から5までのいずれか1項に記載の魚釣用リール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子基板を有する魚釣用リールに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、魚釣用両軸リールでは、釣糸の巻き上げ用モータの制御や糸長の表示、キャスティングブレーキの制動などを目的として、マイクロコンピュータを有する電気回路を用いるものがある。このような電気回路とパーソナルコンピュータ等の外部機器とを電気的に接続するために、外部機器接続部を有する魚釣用リールが特許文献1に開示されている。
【0003】
特許文献1では、少なくとも表面に印刷回路を有する回路基板と、釣り用品を制御プログラムにより制御するマイクロコンピュータを含み、前記印刷回路に電気的に接続されるように前記回路基板に配置された複数の電気部品と、前記印刷回路に電気的に接続されるように前記回路基板に配置され外部機器を接続するための外部機器接続部と、前記外部機器接続部を除いて前記回路基板の少なくとも一部を前記電気部品とともに覆う絶縁被膜と、を備えた釣りに用いられる釣り用品の電子回路装置について開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-357601号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1による魚釣用リールでは、外部機器接続部以外を除いて回路基板を絶縁被膜で覆うことで、回路基板の防水を実現している。しかしながら、回路基板の周囲に水密構造を持たないため、外部機器接続部やその他の電気部品の防水を行うためには、各構成部品をそれぞれ別個に防水する必要があり、装置全体の小型化には限界があった。また、基板の厚さ方向に並べて端子が配置されているため、装置が厚さ方向に大型化してしまうため、装置全体の小型化には制約があった。
【0006】
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、外部と電気的に接続可能な接続端子を備えながらも、装置の大型化を避けつつ構成部品を防水可能とすることができる魚釣用リールを提供することにある。本発明のこれら以外の目的は、本明細書全体を参照することにより明らかとなる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施形態に係る魚釣用リールは、表面に印刷回路を有する回路基板と、該回路基板に電気的に接続され、魚釣用リールを制御プログラムにより制御するマイクロコンピュータを含む複数の電気部品と、前記回路基板に電気的に接続され、外部機器を接続するための外部機器接続部と、前記回路基板を内部に収納する水密構造と、を備え、該外部機器接続部は、該水密構造の外部に配置され、前記外部機器のコネクタと電気的に接続可能な外部接続部と、該水密構造の内部に配置され、前記回路基板と前記外部接続部と電気的に接続可能な内部接続部と、該外部接続部と該内部接続部との間の防水を行う内側防水部と、該外部接続部、該内部接続部、該内側防水部を保持する筐体部と、該筐体部と前記水密構造との間の防水を行う外側防水部と、を備えるように構成される。
【0008】
本発明の一実施形態に係る魚釣用リールは、操作部による操作で釣糸を巻回可能なスプールと、該操作部を有し、該スプールを軸支する第1の側板と、該スプールの軸方向でみて該第1の側板と対向して配置され、該スプールを軸支する第2の側板と、前記操作部とは反対側の該第2の側板を覆う反操作部側カバーと、を備え、前記水密構造の一部に、前記反操作部側カバーを含み、該反操作部側カバーは、前記スプールの軸方向に開口する貫通孔を有し、前記外部機器接続部は、該貫通孔に挿入して配置され、該反操作部側カバーに固定された抑え部材により保持される。
【0009】
本発明の一実施形態に係る魚釣用リールにおいて、前記回路基板と、前記外部機器接続部とは、該回路基板の延伸方向に並んで配置される。
【0010】
本発明の一実施形態に係る魚釣用リールにおいて、前記水密構造は、充電可能な二次電池を収容し、前記外部機器が接続された前記外部機器接続部を通じて、該二次電池への給電又は充電可能であるように構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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