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公開番号2023068783
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-18
出願番号2021180100
出願日2021-11-04
発明の名称消毒剤
出願人株式会社ゆふ・は
代理人個人,個人,個人
主分類A01N 59/08 20060101AFI20230511BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】
本発明は、動物にとって安全で、環境に対する負荷も少ない、優れた抗菌作用を示す消毒剤を提供することを目的とする。また、本発明は、様々な対象に生息する可能性のあるまたは生息している微生物を防除するための、安全で、環境に対する負荷も少ない方法を提供することを目的とする。
【解決手段】
少なくとも0.02質量容積(w/v)%のマグネシウム・イオンまたは少なくとも0.02質量容積(w/v)%のマグネシウム・イオンに相当する量の水溶性マグネシウム塩、およびイブキジャコウソウ(Thymus)属に属する植物の溶剤抽出液または精油を水性基材中に含むことを特徴とする消毒剤が提供される。
【選択図】 なし
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも0.02質量容積%のマグネシウム・イオンまたは少なくとも0.02質量容積%のマグネシウム・イオンに相当する量の水溶性マグネシウム塩、およびイブキジャコウソウ(Thymus)属に属する植物の溶剤抽出液または精油を水性基材中に含むことを特徴とする、消毒剤。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記マグネシウム・イオンが、にがりに由来するマグネシウム・イオンである、請求項1に記載の消毒剤。
【請求項3】
前記水溶性マグネシウム塩が、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウムおよびそれらの混合物からなる群から選択される、請求項1に記載の消毒剤。
【請求項4】
前記イブキジャコウソウ属に属する植物が、タチジャコウソウ(Thymus vulgaris)種に属する植物である、請求項1~3のいずれか一項に記載の消毒剤。
【請求項5】
前記タチジャコウソウ種に属する植物が、コモンタイムまたはタイム・チモール(Thymus vulgaris ct.Thymol)である、請求項4に記載の消毒剤。
【請求項6】
前記水性基材が、0.1~10体積%の水混和性溶媒を含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の消毒剤。
【請求項7】
前記水混和性溶媒がグリセリンである、請求項6に記載の消毒剤。
【請求項8】
さらに乳化剤または乳化安定剤を含む、請求項1~7のいずれか一項に記載の消毒剤。
【請求項9】
前記乳化剤または乳化安定剤が、レシチンまたはローカストビーンガムから選択される、請求項8に記載の消毒剤。
【請求項10】
請求項1~9のいずれか一項に記載の消毒剤で処理することを特徴とする、家畜・家禽および/またはその飼育施設、食品および/またはその製造設備、医療製品および/またはその製造設備、あるいは容器および/またはその製造設備の有害微生物を防除する方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ヒト、コンパニオン・アニマル、家畜・家禽、各種製品、施設および設備等の有害微生物を防除するための消毒剤に関する。特にマグネシウム・イオンおよび植物成分を含む水性基材により構成される消毒剤に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
消毒剤は、ヒトやコンパニオン・アニマル、家畜・家禽などの動物のみならず、各種の食品や医療製品を含む農工業製品、そしてそれらの飼育施設や製造設備に生息する可能性のあるまたは生息している微生物を防除するため、広範に用いられている。そのような消毒剤は、ヒトやコンパニオン・アニマル、家畜・家禽などの動物に対して有害なものであるべきではない。また、昨今、持続可能な社会の実現のために、化学物質の環境への負荷をできるだけ抑制することが求められている。そして、そのために、様々な天然素材の利用への要請が高まっている。
【0003】
特許文献1には、塩化マグネシウムを主成分とする「にがり」、植物の揮発性精油成分であるフィトンチッドおよびキトサンを含む、除菌作用を有する水性組成物が記載されている。また、フィトンチッドとしては、マツ、ヒノキ、モミ、スギ等の針葉樹、カシ、ツバキ、ユーカリ等の広葉樹、あるいはタケ類、ササ類、オオバコ、ヨモギ、イラクサ等に由来するものが例示されている。しかし、同文献には、タイム等のイブキジャコウソウ属(Thymus)に属する植物については何ら記載されていない。
【0004】
特許文献2には、抗菌作用を有する金属イオン、L-システイン、L-アスコルビン酸、非イオン系を除く界面活性剤、増粘剤および収斂剤を含有することを特徴とする口腔用殺菌消毒液が記載されている。当該金属イオンとしては、III価の鉄イオン(Fe
3+
)、II価の鉄イオン(Fe
2+
)、亜鉛イオン(Zn
2+
)、銅イオン(Cu
2+
)、コバルトイオン(Co
2+
)、ニッケルイオン(Ni
2+
)および銀イオン(Ag

)が挙げられている。また、収斂剤としては、ミョウバン類、カテキン類、にがり類およびホップエキスが例示されている。さらに、同文献の消毒液には、ユーカリ、ミント、カモミール、ラベンダー、オレガノ、グローブ、ローズマリー、タイム、ネロリ、パイン、ベルガモット、シダーウッド、ヒノキチオール、ティートリーオイル等から選択される様々な植物のハーブエキスまたは精油が100~200ppmの濃度で含まれていてもよいとされている。しかしながら、同文献には、にがり類と組み合わせるものとして、タイムを特定的に選択することは、何ら具体的に記載されていないし、示唆もされていない。また、同文献には、マグネシウム・イオンとタイム等のイブキジャコウソウ属(Thymus)に属する植物に由来する成分との組み合わせが、相乗的な殺菌効果を示し得ることを示唆するところは全くない。
【0005】
特許文献3には、クローブまたはローズマリーと酸化マグネシウムとを含むことを特徴とする抗菌剤が記載されており、それらの組み合わせが相乗的な抗菌効果をもたらしたとされている。一方、同文献には、比較例として、タイムの葉、茎および花の乾燥物を酸化マグネシウムと混合して得たものが記載されているが、そのような組み合わせではクローブやローズマリーに比べて十分な抗菌効果が得られなかったとされている。なお、同文献の酸化マグネシウムは水に難溶性のマグネシウム塩である。
【0006】
このように、上記のいずれの先行技術文献も、マグネシウム・イオンないし水溶性マグネシウム塩とイブキジャコウソウ属(Thymus)に属する植物の溶剤抽出液または精油との組み合わせが、相乗的な殺菌効果を示すことを開示も示唆もしていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2001-131018号公報
国際公開第WO2011/092835号パンフレット
特開2015-10038号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、動物にとって安全で、環境に対する負荷も少ない、優れた抗菌作用を示す消毒剤を提供することを課題とする。また、本発明は、ヒト、コンパニオン・アニマルおよび家畜・家禽などの動物、各種の食品や医療製品を含む農工業製品、そしてそれらの飼育施設や製造設備に生息する可能性のあるまたは生息している微生物を防除するための、安全で、環境に対する負荷も少ない方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
驚くべきことに、マグネシウム・イオンないし水溶性マグネシウム塩とイブキジャコウソウ属(Thymus)に属する植物の溶剤抽出液または精油との組み合わせが、相乗的な殺菌効果を示すことが見出された。このような相乗効果は、他の植物の精油類には見られなかった。したがって、本発明の第1の局面は、
[1] 少なくとも0.02質量容積(w/v)%のマグネシウム・イオンまたは少なくとも0.02質量容積(w/v)%のマグネシウム・イオンに相当する量の水溶性マグネシウム塩、およびイブキジャコウソウ(Thymus)属に属する植物の溶剤抽出液または精油を水性基材中に含むことを特徴とする、消毒剤である。
【0010】
前記マグネシウム・イオンが、天然素材である「にがり」に由来することは、本発明の好ましい実施の形態である。すなわち、本発明の一実施形態は、
[2] 前記マグネシウム・イオンが、にがりに由来するマグネシウム・イオンである、上記[1]に記載の消毒剤である。
(【0011】以降は省略されています)

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