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公開番号2023068385
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-17
出願番号2021179445
出願日2021-11-02
発明の名称防風装置
出願人スーパーレジンクラフト株式会社
代理人個人
主分類B63B 35/00 20200101AFI20230510BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約【課題】 場内への風の影響を軽減しつつ、強風に対して損傷等しない防風装置を提供する。
【解決手段】 防風板を有する浮遊型の防風装置であって、複数のフロートと、連結部と、柱と、防風板と、から成り、各フロートは一列に並び、各フロート同士は連結部で固定され、各フロートから略垂直に柱が設けられ、柱間に防風板が設けられ、防風板には複数の穴が設けられている構成を採用した。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
防風板を有する浮遊型防風装置であって、
複数のフロートと、連結部と、柱と、防風板と、から成り、
各フロートは一列に並び、各フロート同士は連結部で固定され、各フロートから略垂直に柱が設けられ、柱間に防風板が設けられ、防風板には、複数の穴が設けられていることを特徴とする防風装置。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記防風板は中央部が突出して形成され、水平方向に隣接する防風板同士の突出方向が異なることを特徴とする請求項1に記載の防風装置。
【請求項3】
前記フロートの形状が楕円又は小判状であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の防風装置。
【請求項4】
前記各フロートの間に抵抗板が設けられ、該抵抗板の中央には下方向に突出した突出部が形成され、該突出部の一部は水面下にあることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の防風装置。
【請求項5】
前記各フロートの上面をつなぐ床部が備えられて成ることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の防風装置。
【請求項6】
前記フロートは、上部に浮力体を備えると共に、下部にスカート部が形成され、該スカート部は水面下に位置することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の防風装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、防風装置に関し、詳しくは、競艇場内の風の影響を軽減する技術に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、競艇場における風への対策は、消波装置に取り付けられた偏風板で行うのが一般的であった。偏風板を用いることで、風の流れを上方に変え、水面が波立つことを防ぐことができる。しかし、偏風板は、強風時に、退避したり、畳んだりする等の対応が必要であった。
そこで、場内への風の影響を軽減しつつ、強風に対して、損傷等しない構造が求められていた。
【0003】
このような問題に対して、従来からも様々な技術が提案されている。例えば、競艇場水面に於ける風による波の発生を防止するために、偏風板を備えた消波装置が提案されている(特許文献1参照)。より詳しくは、複数本の偏風板取付用柱に複数枚の偏風板を固定し、強風時は、偏風板を収容する構造である。
しかしながら、突風等の急な強風の場合、収容が間に合わず、偏風板に負荷がかかって、損傷や倒壊の可能性があるため、問題解決には至っていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開昭52-37141号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑み、場内への風の影響を軽減しつつ、強風に対して損傷等しない防風装置を提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明は、防風板を有する浮遊型の防風装置であって、複数のフロートと、連結部と、柱と、防風板と、から成り、各フロートは一列に並び、各フロート同士は連結部で固定され、各フロートから略垂直に柱が設けられ、柱間に防風板が設けられ、防風板には複数の穴が設けられている手段を採用する。
【0007】
また、本発明は、前記防風板の中央部が突出して形成され、水平方向に隣接する防風板同士の突出方向が異なる手段を採用する。
【0008】
さらに、本発明は、前記フロートの形状が楕円又は小判状である手段を採用する。
【0009】
またさらに、本発明は、前記各フロートの間に抵抗板が設けられ、該抵抗板の中央には下方向に突出した突出部が形成され、該突出部の一部
【0010】
さらにまた、本発明は、前記各フロートの上面をつなぐ床部が備えら
(【0011】以降は省略されています)

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