TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2023068332
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-17
出願番号2021179332
出願日2021-11-02
発明の名称整髪剤組成物
出願人株式会社マンダム
代理人
主分類A61K 8/06 20060101AFI20230510BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】本発明の目的は、25℃で固形のワックスを含む整髪剤組成物でありながら整髪中の毛髪上でののびを良好にすることができ、さらに整髪保持力を高めることができる整髪剤組成物を提供することである。
【解決手段】本発明の整髪剤組成物は、成分A:25℃で固形のワックスと、成分B:引火点が200℃以上である炭化水素油と、成分C:揮発性炭化水素油とを含み、成分Aの含有量が、15.0質量%以上、50.0質量%以下である。成分Cは、成分C1:引火点が40℃以上、70℃以下である揮発性炭化水素油を含むことが好ましい。成分Cは、成分C2:引火点が70℃を超える揮発性炭化水素油を含むことが好ましい。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記成分Aと、下記成分Bと、下記成分Cとを含み、
前記成分Aの含有量が、15.0質量%以上、50.0質量%以下である、整髪剤組成物。
成分A:25℃で固形のワックス
成分B:引火点が200℃以上である炭化水素油
成分C:揮発性炭化水素油
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記成分Cが、下記成分C1を含む、請求項1に記載の整髪剤組成物。
成分C1:引火点が40℃以上、70℃以下である揮発性炭化水素油
【請求項3】
前記成分Cが、下記成分C2を含む、請求項1又は2に記載の整髪剤組成物。
成分C2:引火点が70℃を超える揮発性炭化水素油
【請求項4】
さらに、下記成分Dを含む、請求項1~3のいずれか1項に記載の整髪剤組成物。
成分D:分子量が300以下であるエステル油
【請求項5】
シリコーン化合物を含まないか、又は1.0質量%以下で含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の整髪剤組成物。
【請求項6】
下記成分Eを含み、
乳化整髪剤組成物である、請求項1~5のいずれか1項に記載の整髪剤組成物。
成分E:水

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、毛髪を整える整髪剤に好適に用いられる整髪剤組成物に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
整髪剤組成物に求められる整髪性能の一つとして、整髪した髪型を長時間保持できる特性(整髪保持力)がある。下記の特許文献1,2に記載されているような25℃で固形のワックスを含む整髪剤組成物では、整髪後の毛束を硬くすることができるので、整髪保持力を高めることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-131522号公報
特開2007-001887号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
整髪剤組成物を用いた整髪は、通常、1)掌上で整髪剤組成物をある程度のばし、2)整髪剤組成物を毛髪に塗布し、3)毛髪上で整髪剤組成物をのばしながら所望の髪型に整髪するという工程を経て行われる。
【0005】
しかしながら、25℃で固形のワックスを含む従来の整髪剤組成物は、整髪中の毛髪上での整髪剤組成物ののびが悪く、使用性に劣ることがある。例えば、25℃で固形のワックスを含む従来の整髪剤組成物では、整髪中に、指が引っかかるような抵抗感が生じて、整髪しにくくなることがある。
【0006】
また、塗布性を高めるために、25℃で固形のワックスの含有量を少なくした場合には、整髪保持力が低下する。
【0007】
本発明の目的は、25℃で固形のワックスを含む整髪剤組成物でありながら整髪中の毛髪上でののびを良好にすることができ、さらに整髪保持力を高めることができる整髪剤組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、下記成分(A)と、下記成分(B)と、下記成分(C)とを含み、成分(A)の含有量が、15.0質量%以上、50.0質量%以下である、整髪剤組成物を提供する。
成分(A):25℃で固形のワックス
成分(B):引火点が200℃以上である炭化水素油
成分(C):揮発性炭化水素油
【0009】
本発明の整髪剤組成物では、成分(C)が、下記成分(C1)を含むことが好ましい。
成分(C1):引火点が40℃以上、70℃以下である揮発性炭化水素油
【0010】
本発明の整髪剤組成物では、成分(C)が、下記成分(C2)を含むことが好ましい。
成分(C2):引火点が70℃を超える揮発性炭化水素油
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許