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公開番号2023067748
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-16
出願番号2022130901
出願日2022-08-19
発明の名称発光時計部品を製造するための方法
出願人ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド
代理人個人
主分類G04B 19/06 20060101AFI20230509BHJP(時計)
要約【課題】発光時計部品を製造するための方法に関連する。
複数の弱点(-発光性能の制限、-装飾方法の複雑化、-完全に不透明の部品は設計を限定)の影響を受けない発光時計部品を製造するための方法。
【解決手段】本発明は、携帯物品用の発光時計部品を製造するための方法であって、
-10重量%~40重量%の量のリン光顔料、1重量%~4重量%の量の蛍光顔料および最大量10重量%の可塑剤の予備混合物を生成するステップと、
-ポリマー基材を前記予備混合物と混合し、得た混合物に1回目の押出加工を行って、均質なポリマー混合物を得るステップと、
-ポリマー混合物に2回目の押出加工を行って、少なくとも厚さ0.3mmの細片を形成するステップと、
-細片を切断して、所望の発光時計部品を得るステップと
を含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
携帯物品用の発光時計部品を製造するための方法であって、
10重量%~40重量%の量のリン光顔料、1重量%~4重量%の量の蛍光顔料および最大量10重量%の可塑剤の予備混合物を生成するステップと、
ポリマー基材を前記予備混合物と混合し、得た混合物に1回目の押出加工を行って、均質なポリマー混合物を得るステップと、
ポリマー混合物に2回目の押出加工を行って、既定の厚さの細片を形成するステップと、
細片を切断して、所望の発光時計部品を得るステップと
を含む、方法。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
ポリマー基材は熱可塑性ポリマー基材であることを特徴とする、請求項1に記載の製造方法。
【請求項3】
ポリマー基材は近紫外線スペクトルの波長および可視スペクトルの波長において透明であることを特徴とする、請求項1に記載の製造方法。
【請求項4】
熱可塑性ポリマー基材はポリカーボネート、PMMAから選択される、請求項1に記載の製造方法。
【請求項5】
押し出された細片は周辺温度で冷却される、請求項1に記載の製造方法。
【請求項6】
第1の押出しは二軸スクリュー押出機を介して実施される、請求項1に記載の製造方法。
【請求項7】
第2の押出しは単軸スクリュー押出機を介して実施される、請求項1に記載の製造方法。
【請求項8】
第2の押出しの間に得られた細片は、2つの部分に分かれた細片の形態であり、上部と呼ばれる第1の部分は第1の押出しの終わりに得られた発光混合物により形成され、下部と呼ばれる第2の部分は白色のポリマー材料により作製された細片で形成される、請求項1に記載の製造方法。
【請求項9】
形成される発光時計部品は文字盤または針である、請求項1に記載の製造方法。
【請求項10】
請求項1に記載の方法を介して得られる発光時計部品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、発光時計部品を製造するための方法に関連する。本発明はまた、製造方法から得られるような時計部品に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
光ルミネセンス材料の使用は市場でかなり広範囲におよび、これは様々な用途、例えば、針またはインデックスなどのためのものである。
【0003】
リン光技術は、様々な装飾方法を介して、針、文字盤および他の部品を照らし出すために時計学の分野に一般的に使用されている。
【0004】
蛍光技術はまた、時計を装飾するため、およびこれを複数の色で装飾するため、蛍光顔料を使用したパッド印刷またはスプレーコーティングを介して内部構成部品の装飾のためにも使用されている。
【0005】
他方では、文字盤および針は普通金属材料で作製され、次いで、複数の最終加工ステップ後、リン光インクまたは蛍光インクのいずれかで装飾される。
【0006】
この設計は複数の弱点を有する
-発光性能の制限:リン光インクおよび蛍光インクの厚さは、現在の装飾方法では100ミクロン周辺に限定される;
-装飾方法の複雑化:不透明な装飾を有し、性能を最大限にするためには、リン光装飾の前に白色のアンダーコートが時には必要となる;
-完全に不透明の部品は設計を限定する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、上記に記載されている弱点の影響を受けない発光時計部品を製造するための方法である。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、携帯物品用の発光時計部品を製造するための方法であって、
-10重量%~40重量%の量のリン光顔料、1重量%~4重量%の量の蛍光顔料および最大量10重量%の可塑剤の予備混合物を生成するステップと、
-ポリマー基材を前記予備混合物と混合し、得た混合物に1回目の押出加工を行って、均質なポリマー混合物を得るステップと、
-ポリマー混合物に2回目の押出加工を行って、少なくとも厚さ0.3mmの細片を形成するステップと、
-細片を切断して、所望の発光時計部品を得るステップと
を含む方法に関する。
【0009】
本発明の他の有利な変化形によると、
-ポリマー基材は熱可塑性ポリマー基材である;
-ポリマー基材は、近紫外線スペクトルの波長および可視スペクトルの波長で透明である;
-熱可塑性ポリマー基材はポリカーボネート、PMMAなどから選択される;
-押し出された細片は周辺温度で冷却される;
-第1の押出しは、二軸スクリュー押出機を介して実施される;
-第2の押出しは、単軸スクリュー押出機を介して実施される;
-第2の押出しの間に得られた細片は、2つの部分に分かれた細片の形態であり、上部と呼ばれる第1の部分は第1の押出しの終わりに得られた発光混合物により形成され、下部と呼ばれる第2の部分は白色のポリマー材料により作製された細片で形成される。
【0010】
本発明はまた、このような方法から得られる発光時計部品に関する。
(【0011】以降は省略されています)

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