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公開番号
2023067614
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-05-16
出願番号
2021179019
出願日
2021-11-01
発明の名称
電源装置
出願人
株式会社デンソーウェーブ
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
1/26 20060101AFI20230509BHJP(計算;計数)
要約
【課題】外部電源から中継部へ入力する電力の仕様を複数仕様から選択可能としつつ、中継部から電力が供給される装置が損傷することを抑制する。
【解決手段】外部電源(21)から入力される電力の仕様が1仕様に決められており、電力を中継して出力する第1中継部(63)と、外部電源(26)から入力される電力の仕様が複数仕様から選択され、電力を中継して出力する第2中継部(73)と、を備え、第1中継部から供給される電力により作動し且つ第2中継部から供給される電力の仕様が所定仕様に決められている所定装置(30、40)、が接続される電源装置(50)であって、第1中継部からの電力により作動した所定装置から、所定仕様を含む情報を取得する情報取得部(65)と、第2中継部へ入力された電力の仕様と、所定仕様とが対応していることを条件として、第2中継部から所定装置へ電力を供給させる電力制御部(65,80)と、を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
外部電源から入力される電力の仕様が1仕様に決められており、入力された電力を中継して出力する第1中継部と、
外部電源から入力される電力の仕様が複数仕様から選択され、入力された電力を中継して出力する第2中継部と、を備え、
前記第1中継部から供給される電力により作動し且つ前記第2中継部から供給される電力の仕様が所定仕様に決められている所定装置、が接続される電源装置であって、
前記第1中継部から供給された電力により作動した前記所定装置から、前記所定仕様を含む情報を取得する情報取得部と、
前記第2中継部へ入力された電力の仕様と、前記情報取得部により取得された前記情報に含まれる前記所定仕様とが対応していることを条件として、前記第2中継部から前記所定装置へ電力を供給させる電力制御部と、
を備える電源装置。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記情報取得部は、前記第1中継部から供給された電力により作動した前記所定装置との通信により前記情報を取得する、請求項1に記載の電源装置。
【請求項3】
外部電源から前記第2中継部へ入力される電力の仕様は、直流電力と前記直流電力の電圧よりも高い電圧の交流電力とから選択される、請求項1又は2に記載の電源装置。
【請求項4】
前記電力制御部は、前記第2中継部へ入力された電力の電圧が、前記情報取得部により取得された前記情報に含まれる前記所定仕様に基づいて設定した比較電圧よりも高い場合に、前記第2中継部から前記所定装置へ電力を供給させることを禁止し、前記第2中継部へ入力された電力の電圧が前記比較電圧よりも低い場合に前記第2中継部から前記所定装置へ電力を供給させる、請求項1~3のいずれか1項に記載の電源装置。
【請求項5】
前記電力制御部は、前記第2中継部へ入力された電力の仕様が交流電力であり、且つ前記情報取得部により取得された前記情報に含まれる前記所定仕様が直流電力である場合に、前記第2中継部から前記所定装置へ電力を供給させることを禁止する、請求項1~3のいずれか1項に記載の電源装置。
【請求項6】
外部電源から前記第1中継部へ入力される電力は、直流電力に決められている、請求項1~5のいずれか1項に記載の電源装置。
【請求項7】
前記第1中継部は、第1バスコネクタを介して電力を出力し、
前記第2中継部は、第2バスコネクタを介して電力を出力する、請求項1~6のいずれか1項に記載の電源装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、外部電源から入力した電力を中継して出力する中継部を備える電源装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種の電源装置において、中継部からバスコネクタを介して電力を出力し、バスコネクタに接続されたバスラインから複数の装置へ電力を供給する電源装置がある(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-294007号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、外部電源から入力される電力の仕様が1仕様(例えば直流電力)に決められている第1中継部と、外部電源から入力される電力の仕様が複数仕様(例えば直流電力及び交流電力)から選択される第2中継部と、を備える電源装置が考えられる。こうした構成によれば、ユーザは、外部電源から第2中継部へ入力する電力の仕様を選択し、選択した電力の仕様に対応した装置を第2中継部に接続することができる。
【0005】
しかし、外部電源から第2中継部へ入力される電力の仕様と、第2中継部に接続された装置が想定している電力の仕様とが対応していない場合、第2中継部を介して電力が供給される装置が損傷するおそれがある。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、電源装置において、外部電源から中継部へ入力する電力の仕様を複数仕様から選択可能としつつ、中継部から電力が供給される装置が損傷することを抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための第1の手段は、
外部電源から入力される電力の仕様が1仕様に決められており、入力された電力を中継して出力する第1中継部と、
外部電源から入力される電力の仕様が複数仕様から選択され、入力された電力を中継して出力する第2中継部と、を備え、
前記第1中継部から供給される電力により作動し且つ前記第2中継部から供給される電力の仕様が所定仕様に決められている所定装置、が接続される電源装置であって、
前記第1中継部から供給された電力により作動した前記所定装置から、前記所定仕様を含む情報を取得する情報取得部と、
前記第2中継部へ入力された電力の仕様と、前記情報取得部により取得された前記情報に含まれる前記所定仕様とが対応していることを条件として、前記第2中継部から前記所定装置へ電力を供給させる電力制御部と、
を備える。
【0008】
上記構成によれば、電源装置は、第1中継部と第2中継部とを備えており、前記第2中継部から供給される電力の仕様が所定仕様に決められている所定装置が接続される。第1中継部は、外部電源から入力される電力の仕様が1仕様に決められており、入力された電力を中継して出力する。第2中継部は、外部電源から入力される電力の仕様が複数仕様から選択され、入力された電力を中継して出力する。このため、ユーザは、外部電源から第2中継部へ入力する電力の仕様を選択し、選択した電力の仕様に対応した所定装置を第2中継部に接続することができる。
【0009】
ここで、第1中継部は、外部電源から入力される電力の仕様が1仕様に決められているため、ユーザが第1中継部へ入力する電力の仕様を間違える可能性は低く、前記第1中継部から供給される電力により所定装置を安全に作動させることができる。このため、情報取得部は、前記第1中継部から供給された電力により安全に作動した前記所定装置から、所定仕様を含む情報を取得することができる。
【0010】
電力制御部は、前記第2中継部へ入力された電力の仕様と、前記情報取得部により取得された前記情報に含まれる前記所定仕様とが対応していることを条件として、前記第2中継部から前記所定装置へ電力を供給させる。すなわち、電力制御部は、前記第2中継部へ入力された電力の仕様と、前記情報に含まれる前記所定仕様とが対応している場合は、前記第2中継部から前記所定装置へ電力を供給させる。このため、所定装置は、第2中継部から供給される電力を用いて、安全に処理を実行することができる。一方、電力制御部は、前記第2中継部へ入力された電力の仕様と、前記情報に含まれる前記所定仕様とが対応していない場合は、前記第2中継部から前記所定装置へ電力を供給させない。このため、第2中継部から電力が供給される所定装置が損傷することを抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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