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公開番号2023067317
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-16
出願番号2021178422
出願日2021-11-01
発明の名称システム、及び、方法
出願人オンキヨー株式会社
代理人
主分類H04N 5/92 20060101AFI20230509BHJP(電気通信技術)
要約【課題】異なる手段で作成された2つのデータの同期ずれを防止すること。
【解決手段】システム1(PC2)は、車両(移動体)が基準位置を通過した基準位置通過時間を含むラベリングデータ(第1データ)と、車両(移動体)の測定データであるオーディオデータ(第2データ)と、を同期させる。システム1は、オーディオデータにおけるピーク時間が、ラベリングデータにおける基準位置通過時間から所定時間内にあるか否かを判断する。システム1は、オーディオデータにおけるピーク時間が、ラベリングデータにおける基準位置通過時間から所定時間内にない場合、同期させたラベリングデータ、及び、オーディオデータにおいて、ラベリングデータ、又は、オーディオデータを時間的に進める、又は、遅らせる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
移動体が基準位置を通過した基準位置通過時間を含む第1データと、前記移動体の測定データである第2データと、を同期させ、
同期させた前記第1データ、及び、前記第2データにおいて、前記第1データ、又は、前記第2データを時間的に進める、又は、遅らせることを特徴とするシステム。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記第2データからピークを抽出し、抽出したピークが発生したピーク時間を前記第2データに付加することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記第2データにおけるピーク時間が、前記第1データにおける基準位置通過時間から所定時間内にない場合、同期させた前記第1データ、及び、前記第2データにおいて、前記第1データ、又は、前記第2データを時間的に進める、又は、遅らせることを特徴とする請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記第2データにおけるピーク時間が、前記第1データにおける基準位置通過時間から所定時間内にない場合、同期させた前記第1データ、及び、前記第2データにおいて、前記第1データ、又は、前記第2データを時間的に進めた、又は、遅らせた後、
前記第2データにおけるピーク時間が、前記第1データにおける基準位置通過時間から所定時間内にあるか否かを判断することを特徴とする請求項2又は3に記載のシステム。
【請求項5】
前記第2データにおけるピーク時間が、前記第1データにおける基準位置通過時間から所定時間内にない場合、前記第2データにおけるピーク時間が、前記第1データにおける基準位置通過時間から所定時間内に含まれるまで、同期させた前記第1データ、及び、前記第2データにおいて、前記第1データ、又は、前記第2データを、所定時間、時間的に進める、又は、遅らせることを繰り返すことを特徴とする請求項2~4のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項6】
前記第2データにおけるピーク時間が、前記第1データにおける基準位置通過時間から所定範囲内にない場合、前記第2データにおけるピーク時間が、前記第1データにおける基準位置通過時間から所定時間内に含まれるか、又は、所定回数に達するまで、同期させた前記第1データ、及び、前記第2データにおいて、前記第1データ、又は、前記第2データを、所定時間、時間的に進める、又は、遅らせることを繰り返すことを特徴とする請求項2~4のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項7】
前記第2データにおける複数のピーク時間のうち、少なくとも1つが、前記第1データにおける基準位置通過時間から所定時間内にない場合、同期させた前記第1データ、及び、前記第2データにおいて、前記第1データ、又は、前記第2データを時間的に進める、又は、遅らせることを特徴とする請求項2に記載のシステム。
【請求項8】
前記第2データにおける複数のピーク時間のうち、少なくとも1つが、前記第1データにおける基準位置通過時間から所定範囲内にない場合、前記第2データにおけるピーク時間が、すべて、前記第1データにおける基準位置通過時間から所定時間内に含まれるまで、同期させた前記第1データ、及び、前記第2データにおいて、前記第1データ、又は、前記第2データを、所定時間、時間的に進める、又は、遅らせることを繰り返すことを特徴とする請求項2又は7に記載のシステム。
【請求項9】
前記第2データにおける複数のピーク時間のうち、少なくとも1つが、前記第1データにおける基準位置通過時間から所定範囲内にない場合、前記第2データにおけるピーク時間が、すべて、前記第1データにおける基準位置通過時間から所定時間内に含まれるか、又は、所定回数に達するまで、同期させた前記第1データ、及び、前記第2データにおいて、前記第1データ、又は、前記第2データを、所定時間、時間的に進める、又は、遅らせることを繰り返すことを特徴とする請求項2、7、8のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項10】
同期させた前記第1データ、及び、前記第2データにおいて、前記第1データ、又は、前記第2データを、時間的に進めた、又は、遅らせた時間を、補正値として記録することを特徴とする請求項1~9のいずれか1項に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、2つのデータを同期させるシステム、及び、方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
出願人は、振動センサーによって検出された振動データに基づいて、移動体(例えば、車両)の移動を検出し、検出した移動体の数を計数(カウント)するシステムに係る発明を出願している(特願2020-117429)。移動を検出した車両を、例えば、大型車、小型車等に分類(車種判別)する場合、予め、特徴量と特徴量に対応する正解データとを与え、特徴量から分類可能な状態にする必要がある。この場合、正解データとして、移動する車両を撮影し、撮影した映像から、いつ、どのような車種が通過したかを示すラベリングデータを作成する必要がある。
【0003】
ラベリングデータの作成に関し、例えば、移動する車両を撮影したビデオデータに対して、動画認識を用いて、車両の通行時間を認識し、車両の通行時間を記録したラベリングデータを作成する。そのうえで、オーディオデータから抽出した振動ピークに対して、上記したラベリングデータを基に、ラベル付けを行うことが考えられる。
【0004】
しかしながら、上述の手法において、長時間のデータ取得が行われた場合、ビデオデータの録画デバイス(例えば、ビデオカメラ)とオーディオデータの録音デバイス(例えば、ICレコーダー)との間で、録画・録音のサンプルレートが異なるため、ビデオデータ・オーディオデータ間に同期ずれが発生し、振動ピークに対して、正しいラベル付けができない場合がある。
【0005】
なお、特許文献1には、複数の撮像装置により撮像された複数の画像を取得し、取得した複数の画像の中から、機械学習のための学習用データを選択する発明が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-021372号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述したように、移動する車両を撮影したビデオデータに基づいて作成されたラベリングデータと、移動する車両の振動(測定)データと、において、同期ずれが発生する場合がある。すなわち、異なる手段で作成された2つのデータを同期させた場合、時間的なずれが生じる場合がある。
【0008】
本発明の目的は、異なる手段で作成された2つのデータの同期ずれを防止することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
第1の発明のシステムは、移動体が基準位置を通過した基準位置通過時間を含む第1データと、前記移動体の測定データである第2データと、を同期させ、同期させた前記第1データ、及び、前記第2データにおいて、前記第1データ、又は、前記第2データを時間的に進める、又は、遅らせることを特徴とする。
【0010】
本発明では、システムは、同期させた第1データ、及び、第2データにおいて、第1データ、又は、第2データを時間的に進める、又は、遅らせる。このため、第1データ、第2データの2つのデータが、異なる手段で作成されていても、データの同期ずれを防止することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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