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公開番号2023067091
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-16
出願番号2021178071
出願日2021-10-29
発明の名称情報処理装置及びプログラム
出願人美和ロック株式会社
代理人個人,個人
主分類E05B 49/00 20060101AFI20230509BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】退去者が所持していた通信端末に鍵としての機能が残っている場合に於いて、該通信端末を使用することができない状況にすること。
【解決手段】建物のゲート側に設置された施・解錠装置を有する認証システムと、認証システムに設けられ、かつ施・解錠装置の解錠情報を出力する出力部と、出力部から出力された解錠情報を受信する受信部を有し、かつ認証システムの運用継続をそのまま継続するか、それとも停止するか否かを記憶部の履歴情報に基づいて判定する監視判定部を備える情報処理装置であり、認証システムの監視判定部は、機械的キーの操作に基づき、前記施・解錠装置が解錠されたか否かを判定する第1判定部と、通信端末との無線方式により施・解錠装置が解錠されたか否かを判定する第2判定部を有し、制御部は監視判定部の判定結果に基づき認証システムの運用を停止する情報処理装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
建物のゲート側に設置された施・解錠装置を有する認証システムと、前記認証システムに設けられ、かつ前記施・解錠装置の解錠情報を出力する出力部と、前記出力部から出力された前記解錠情報を受信する受信部を有し、かつ、前記認証システムの運用継続をそのまま継続するか、それとも停止するか否かを記憶部の履歴情報に基づいて判定する監視判定部を備える情報処理装置であり、
前記認証システムの監視判定部は、機械的キーの操作に基づき、前記施・解錠装置が少なくとも解錠されたか否かを判定する第1判定部と、通信端末との無線方式により前記施・解錠装置が少なくとも解錠されたか否かを判定する第2判定部とを有し、制御部は前記監視判定部の判定結果に基づき、前記認証システムの運用を停止する情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
建物のゲート側に設置された施・解錠装置を有する認証システムと、前記認証システムに設けられ、かつ前記施・解錠装置の解錠情報を出力する出力部と、前記出力部から出力された前記解錠情報を受信する受信部を有し、かつ、前記認証システムの運用継続をそのまま継続するか、それとも停止するか否かを記憶部の履歴情報に基づいて判定する監視判定部を備える情報処理装置であり、
前記認証システムの監視判定部は、通信端末との無線通信以外から得た識別情報により前記施・解錠装置が少なくとも解錠されたか否かを判定する第1判定部と、通信端末との無線方式により前記施・解錠装置が少なくとも解錠されたか否かを判定する第2判定部とを有し、制御部は前記監視判定部の判定結果に基づき、前記認証システムの運用を停止する情報処理装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2の情報処理装置に於いて、前記監視判定部は、記憶部の履歴情報に基づき前記認証システムの運用を停止する場合、前記通信端末との無線方式による前記施・解錠装置の解錠を停止することを特徴とする情報処理装置。
【請求項4】
請求項1又は請求項2の情報処理装置に於いて、前記認証システムと接続するネットワークと、前記ネットワークを介して前記認証システムに接続するサーバと有し、前記サーバは前記出力部から出力された前記解錠情報を受信する受信部を有し、かつ、前記認証システムの運用継続をそのまま継続するか、それとも停止するか否かを記憶部の履歴情報に基づいて判定する監視判定部を有することを特徴とする情報処理装置。
【請求項5】
コンピュータに、
建物のゲート側に設置された施・解錠装置を有する認証システムから出力され、かつ機械的キーの操作により前記施・解錠装置が少なくとも解錠された第1解錠情報と、同じく前記認証システムから出力され、かつ通信端末との無線方式により前記施・解錠装置が少なくとも解錠された第2解錠情報とをそれぞれ受信部で受信させ、これらの第1解錠情報と第2解錠情報とを紐付けして記憶部に履歴情報として記録し、監視判定部は、前記第1解錠情報及び第2解錠情報が一定期間内のものであるか否かを参照にして認証システムの運用継続をそのまま継続するか、それとも停止するか否かを判定する、処理を実行するプログラム。
【請求項6】
コンピュータに、
建物のゲート側に設置された施・解錠装置を有する認証システムから出力され、かつ通信端末との無線通信以外から得た識別情報により前記施・解錠装置が少なくとも解錠された第1解錠情報と、同じく前記認証システムから出力され、かつ前記通信端末との無線方式により前記施・解錠装置が少なくとも解錠された第2解錠情報とをそれぞれ受信部で受信させ、これらの第1解錠情報と第2解錠情報とを紐付けして記憶部に履歴情報として記録し、監視判定部は、前記第1解錠情報及び第2解錠情報が一定期間内のものであるか否かを参照にして認証システムの運用継続をそのまま継続するか、それとも停止するか否かを判定する、処理を実行するプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は情報処理装置及びプログラムに関し、特に、建物のゲート側に設置された施・解錠装置を有する認証システムを監視する情報処理装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、錠箱内に施・解錠装置の出没部材(例えばラッチボルト)、施・解錠部材(例えばロッキングバー)及びトリガーにそれぞれ連動する複数個のスイッチを適宜に配設した電気扉錠が記載されている。前記複数個のスイッチの連動は、機械的キー(合鍵)を電気扉錠のシリンダー錠の鍵穴に差し込み、機械的キーを解錠方向に操作した場合、その結果、ロッキングバーのロックが解消した場合、その後にハンドル装置を操作して扉を開いた場合、そして、トリガーがバネ力により錠箱から突出した場合等に起こる。そこで、制御部は、前記各部材にそれぞれ連動する複数個のスイッチの「ON」又は「OFF」により、施・解錠装置の解錠情報を取得することができる。
【0003】
特許文献2には、「ドアの施錠状態および解錠状態を切替えるアクチュエータならびにドアが施錠状態および解錠状態のいずれの状態にあるかを検出する作動状態検出手段を備えるロック装置と、ドアの施錠状態および解錠状態を切替えるための無線信号をロック装置に送信するための送信ボタンを有する携帯機とを備え、作動状態検出手段の検出結果がロック装置から携帯機に送信されるようにしたキーレスエントリー装置」が記載されている。
【0004】
前記携帯機5のケース31には、前記ドアDを解錠状態から施錠状態に切替えるための無線信号を前記ロック装置6に送信するための施錠用の送信ボタン32と、前記ドアDを施錠状態から解錠状態に切替えるための無線信号を前記ロック装置6に送信するための解錠用の送信ボタン33と、それらの送信ボタン32,33の操作に応じて点灯する送信確認ランプ34とが設けられる。
したがって、ドアに設けられたロック装置6は、最近耳にする4G、5G等の高性能でかつ多機能の通信端末以外のシンプルな送信機能付き携帯機5(一種の記録媒体)から得た識別情報を処理するものである(符号は特許文献2のもの)。なお、建物のゲートを開閉する入退出システムや方法は、色々と出願公開されている(例えば出願人が提案した特開2019-2269号公報)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開昭63-570号公報
特開2015-178738号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1及び特許文献2が存在するものの、従来、二以上の異なる入力部からそれぞれ少なくとも解錠情報を取得し、これらの解錠情報を併用(例えば紐付)し、住居からの退去者又は住居への新入居者が、例えば管理人が存在しない一戸建て住宅を利用しているか否かを監視することができる情報処理装置は存在しなかった。
【0007】
本発明の主たる課題は、退去者が所持していた通信端末に鍵としての機能が残っている場合に於いて、該通信端末を使用することができない状況にすることである。
付言すると、例えば一戸建て住宅の場合、退去者が退去前に住宅のゲート(扉)の施・解錠装置を解錠するために使用していた通信端末に鍵としての機能が残っている可能性がある。
そこで、退去者が退去後に退去した住宅のゲートの施・解錠装置を解錠することが可能な前記通信端末を所定期間使用していないような場合には、前記通信端末を前記住宅のゲート(扉)の施・解錠装置を解錠するために使用することができないようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の情報処理装置は、建物のゲート側に設置された施・解錠装置を有する認証システムと、前記認証システムに設けられ、かつ前記施・解錠装置の解錠情報を出力する出力部と、前記出力部から出力された前記解錠情報を受信する受信部を有し、かつ、前記認証システムの運用継続をそのまま継続するか、それとも停止するか否かを記憶部の履歴情報に基づいて判定する監視判定部を備える情報処理装置であり、前記認証システムの監視判定部は、機械的キーの操作に基づき、前記施・解錠装置が少なくとも解錠されたか否かを判定する第1判定部と、通信端末との無線方式により前記施・解錠装置が少なくとも解錠されたか否かを判定する第2判定部とを有し、制御部は前記監視判定部の判定結果に基づき、前記認証システムの運用を停止することを特徴とする(請求項1)。
【0009】
また本発明の情報処理装置は、建物のゲート側に設置された施・解錠装置を有する認証システムと、前記認証システムに設けられ、かつ前記施・解錠装置の解錠情報を出力する出力部と、前記出力部から出力された前記解錠情報を受信する受信部を有し、かつ、前記認証システムの運用継続をそのまま継続するか、それとも停止するか否かを記憶部の履歴情報に基づいて判定する監視判定部を備える情報処理装置であり、前記認証システムの監視判定部は、通信端末との無線通信以外から得た識別情報により前記施・解錠装置が少なくとも解錠されたか否かを判定する第1判定部と、通信端末との無線方式により前記施・解錠装置が少なくとも解錠されたか否かを判定する第2判定部とを有し、制御部は前記監視判定部の判定結果に基づき、前記認証システムの運用を停止することを特徴とする(請求項2)。
【0010】
上記請求項1又は請求項2の情報処理装置に於いて、前記監視判定部は、記憶部の履歴情報に基づき前記認証システムの運用を停止する場合、前記通信端末との無線方式による前記施・解錠装置の解錠を停止することを特徴とする(請求項3)。また、上記請求項1又は請求項2の情報処理装置に於いて、前記認証システムと接続するネットワークと、前記ネットワークを介して前記認証システムに接続するサーバと有し、前記サーバは前記出力部から出力された前記解錠情報を受信する受信部を有し、かつ、前記認証システムの運用継続をそのまま継続するか、それとも停止するか否かを記憶部の履歴情報に基づいて判定する監視判定部を有することを特徴とする(請求項4)。
(【0011】以降は省略されています)

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