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公開番号2023066724
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-16
出願番号2021177486
出願日2021-10-29
発明の名称画像読取装置
出願人キヤノン電子株式会社
代理人
主分類H04N 1/00 20060101AFI20230509BHJP(電気通信技術)
要約【課題】スキャン実行後に、給紙トレイへセットされた原稿束の内、一部の原稿のみが表裏逆であることに気づいた場合、当該原稿のみの出力画像をウラ面に切り替えることができない。
【解決手段】原稿Sの第1面の読取画像のみを出力する片面読取モードと、第1面及び第2面の両方の読取画像を出力する両面読取モードとの一方を選択可能な読取モード選択手段と、読取手段が読み取った画像データを記憶する記憶手段202と、第1面の画像データと第2面の画像データを入れ替える読取面入替え手段と、読取モード選択手段により片面読取モードが選択された場合でも、第1面の画像データと第2面の画像データの両方を記憶手段202へ記憶する両面記憶制御部とを備え、読取面入替え手段によって第1面の画像データと前記第2面の画像データを入れ替え可能であることを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
原稿の第1面と第2面の画像を読み取り可能な読取手段と、
前記第1面の読取画像のみを出力する片面読取モードと、前記第1面及び前記第2面の両方の読取画像を出力する両面読取モードとの一方を選択可能な読取モード選択手段と、
前記読取手段が読み取った画像データを記憶する記憶手段と、
前記画像データから前記原稿の特徴情報を検出する特徴検出手段と、
前記第1面の画像データと前記第2面の画像データを入れ替える読取面入替え手段と、
前記読取モード選択手段により前記片面読取モードが選択された場合でも、前記第1面の画像データと前記第2面の画像データの両方を前記記憶手段へ記憶する両面記憶制御部と
を備え、
あらかじめ特定された共通特徴情報と前記第1面の画像データから検出した前記特徴情報とが異なる場合に、前記読取面入替え手段によって前記第1面の画像データと前記第2面の画像データを入れ替え可能であることを特徴とする画像読取装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記共通特徴情報と前記第1面の画像データから検出した前記特徴情報とが異なる場合に、前記読取面入替え手段による入替え処理を実行するか否かが入力される入力手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項3】
前記記憶手段に記憶された全ての前記第1面の画像データにおいて共通する特徴情報を前記共通特徴情報として決定する共通特徴情報決定手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の画像読取装置。
【請求項4】
前記両面記憶制御部により前記記憶手段に記憶された画像データの中に、前記第1面の前記特徴情報は前記共通特徴情報と異なるが、前記第2面の前記特徴情報は前記共通特徴情報と一致する原稿が有る場合、当該原稿の前記第1面と前記第2面の画像データを前記読取面入替え手段により入れ替えて前記記憶手段に記憶し、
前記記憶手段に記憶された全ての前記第1面の画像データのみを前記片面読取モードでの読取結果として出力することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像読取装置。
【請求項5】
前記特徴検出手段は、読み取った画像データ内に含まれる文字列、図、罫線、穴あき、一次元バーコード、二次元バーコードを含むコンテンツの有無、または前記コンテンツの位置、色、大きさ、形状、数量の特徴を前記特徴情報として検出することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の画像読取装置。
【請求項6】
前記特徴検出手段は、読み取った画像データ内に含まれる文字列をOCRにより変換した文字コードを前記特徴情報として検出することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の画像読取装置。
【請求項7】
前記記憶手段に記憶された画像データの中に、前記第1面の前記特徴情報は前記共通特徴情報と異なるが、前記第2面の前記特徴情報は前記共通特徴情報と一致する原稿が有る場合に、前記読取り面入替え手段により前記第1面の画像データと前記第2面の画像データを入れ替えるか否かの指示を受け付けるためのメッセージを、前記画像読取装置に接続された情報処理装置に表示させることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の画像読取装置。
【請求項8】
前記記憶手段に記憶された画像データの中に、前記第1面の前記特徴情報は前記共通特徴情報と異なるが、前記第2面の前記特徴情報は前記共通特徴情報と一致する原稿が有る場合に、前記入替え処理を実行するか否かが入力される入力手段に前記入替え処理を実行するか否かが入力されることなく、前記読取り面入替え手段により前記第1面と前記第2面の画像データの入れ替えを行うことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の画像読取装置。
【請求項9】
原稿の第1面と第2面の画像を読み取り可能な読取手段と、
前記第1面の読取画像のみを出力する片面読取モードと、前記第1面及び前記第2面の両方の読取画像を出力する両面読取モードとの一方を選択可能な読取モード選択手段と、
前記読取手段が読み取った画像データを記憶する記憶手段と、
前記第1面の画像データと前記第2面の画像データを入れ替える読取面入替え手段と、
前記読取モード選択手段により前記片面読取モードが選択された場合でも、前記第1面の画像データと前記第2面の画像データの両方を前記記憶手段へ記憶する両面記憶制御部と
を備え、
前記読取手段が読取った前記第1面の画像データの一覧を表示した表示部において、前記読取面入替え手段による入れ替えが指示された前記第1面の画像データを前記第2面の画像データに入れ替えて表示することを特徴とする画像読取装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送された原稿の画像を読み取る画像読取装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
原稿の画像を読み取る画像読取装置において、給紙トレイから順次搬送される原稿の両面の画像を同時に読み取ることができるものがある。このような画像読取装置では、原稿の片面のみの画像を読み取る片面読取モードと原稿の両面の画像を読み取る両面読取モードをユーザが選択することが可能である。
【0003】
ここで、給紙トレイへ原稿をセットする際に、どちらの面を上にしてセットすべきかは予め決まっているが、ユーザが原稿の表裏を逆向きにセットしてしまうことがある。片面読取モードでスキャン実行した後で、読み取り画像を確認したユーザが、原稿を表裏逆にセットしたことに気づいた場合、正しい向きに並べ替えた原稿束を再度給紙トレイへセットし、スキャンし直す必要があった。
【0004】
そこで、特許文献1では、片面読取モードが選択されていても両面の画像を読み取っておき、原稿のセット向きが逆であることに気づいたユーザが読み取り面を逆に切り替える指示をした場合には、1枚目の原稿にさかのぼってウラ面の読み取り画像を順次出力する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第4245162号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、給紙トレイへセットされた原稿束のうち、一部の原稿のみが表裏逆であることに気づいた場合、当該原稿のみの出力画像をウラ面に切り替えることができない。
【0007】
本発明は、上記問題の解決を図るものであり、表裏逆向きの原稿が含まれる原稿束が給紙トレイへセットされた状態でスキャンが実行されても、スキャンし直すことなく、正しい向きのスキャン画像を得ることができるようにする技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明は、
原稿の第1面と第2面の画像を読み取り可能な読取手段と、
前記第1面の読取画像のみを出力する片面読取モードと、前記第1面及び前記第2面の両方の読取画像を出力する両面読取モードとの一方を選択可能な読取モード選択手段と、
前記読取手段が読み取った画像データを記憶する記憶手段と、
前記画像データから前記原稿の特徴情報を検出する特徴検出手段と、
前記第1面の画像データと前記第2面の画像データを入れ替える読取面入替え手段と、
前記読取モード選択手段により前記片面読取モードが選択された場合でも、前記第1面の画像データと前記第2面の画像データの両方を前記記憶手段へ記憶する両面記憶制御部と
を備え、
あらかじめ特定された共通特徴情報と前記第1面の画像データから検出した前記特徴情報とが異なる場合に、前記読取面入替え手段によって前記第1面の画像データと前記第2面の画像データを入れ替え可能であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、表裏逆向きの原稿が含まれる原稿束が給紙トレイへセットされた状態でスキャンが実行されても、スキャンし直すことなく、正しい向きのスキャン画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係る画像読取装置の概略図。
本発明に係る画像読取装置のハードウェア構成を示すブロック図。
本発明に係る画像読取装置の操作部のUI画面。
実施例1に係る画像読取装置100の全体動作を示すフローチャート。
実施例1に係る表裏逆向きチェック処理を示すフローチャート。
実施例1に係る原稿画像と特徴情報の関係を示す図。
実施例1に係るRAM202に格納されたスキャン画像を示す図。
実施例1に係るスキャン画像に含まれる罫線の解析方法を示す図。
実施例1に係るオモテ面の特徴共通判断処理を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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