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公開番号
2023066594
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-05-16
出願番号
2021177272
出願日
2021-10-29
発明の名称
コンバイン
出願人
井関農機株式会社
代理人
個人
主分類
A01D
41/127 20060101AFI20230509BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】コンバインの脱穀制御として、送塵板に作用する穀稈の送り反力を検出するセンサの検出値が所定値になるように送塵板の角度を制御していた。然しながら、センサは直接脱穀処理中の穀稈の量が多くなって詰まりが発生したことを検出するものではなく、然も、センサが、扱歯が上から下に向けて移動する部分に配置されているので、適正に穀稈の詰まりを検出することが困難であり、良好な脱穀制御が行い難いものであった。そこで、扱室内の穀稈の詰まりを早期に且つ適正に検出して、良好な脱穀が行えるコンバインを提供する。
【解決手段】脱穀装置5の扱室51内で扱歯52を有する扱胴53が駆動回転し、収穫物が扱室51の入口側から出口側に向けて移動しながら脱穀処理される前半部分で扱歯52が下から上に向けて移動する部分の上方位置に収穫物の詰まりを検出する詰まりセンサ70を設ける。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
走行装置(2)により前進する機体の前部に設けた刈取部(4)が刈り取った収穫物を脱穀処理する脱穀装置(5)を設けたコンバインにおいて、脱穀装置(5)の扱室(51)内で扱歯(52)を有する扱胴(53)が駆動回転し、収穫物が扱室(51)の入口側から出口側に向けて移動しながら脱穀処理される前半部分で扱歯(52)が下から上に向けて移動する部分の上方位置に収穫物の詰まりを検出する詰まりセンサ(70)を設けたことを特徴とするコンバイン。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
詰まりセンサ(70)の詰まり検出により報知手段(6g,6h)を作動させることを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
【請求項3】
詰まりセンサ(70)の詰まり検出が所定時間以上継続すると、機体の前進速度を所定量減速することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコンバイン。
【請求項4】
詰まりセンサ(70)の詰まり検出が所定時間以上継続するごとに、機体の前進速度を段階的に所定量減速することを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか1項に記載のコンバイン。
【請求項5】
詰まりセンサ(70)の詰まり検出が所定時間以上継続すると、原動機を停止することを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか1項に記載のコンバイン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンバインに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、コンバインの脱穀制御として、送塵板(送塵ガイド)の角度を変更自在に構成し、該送塵板に作用する穀稈の送り反力を検出するセンサを設けて、該センサによる送塵板に作用する穀稈の送り反力の検出値が所定値になるように送塵板の角度を制御していた(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-055808号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
センサが送塵板に作用する穀稈の送り反力を検出するものであるから、直接脱穀処理中の穀稈の量が多くなって詰まりが発生したことを検出するものではなく、然も、センサが扱歯が上から下に向けて移動する部分に配置されているので、適正に穀稈の詰まりを検出することが困難であり、良好な脱穀制御が行い難いものであった。また、送塵板が扱歯の回転方向と平行になると反力を検出できないという課題もあった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、扱室内の穀稈の詰まりを早期に且つ適正に検出して、良好な脱穀が行えるコンバインを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明は、走行装置2により前進する機体の前部に設けた刈取部4が刈り取った収穫物を脱穀処理する脱穀装置5を設けたコンバインにおいて、脱穀装置5の扱室51内で扱歯52を有する扱胴53が駆動回転し、収穫物が扱室51の入口側から出口側に向けて移動しながら脱穀処理される前半部分で扱歯52が下から上に向けて移動する部分の上方位置に収穫物の詰まりを検出する詰まりセンサ70を設けたコンバインである。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、脱穀装置5の扱室51内で扱歯52を有する扱胴53が駆動回転し、収穫物が扱室51の入口側から出口側に向けて移動しながら脱穀処理される前半部分で扱歯52が下から上に向けて移動する部分の上方位置に収穫物の詰まりを検出する感圧式の詰まりセンサ70を設けたので、収穫物の詰まりを扱室51の前半部分の早い段階で検出でき、然も扱歯52が下から上に向けて移動する部分の上方位置は収穫物が持ち上げられて溜まる部位であり適切に検出できる。
【0008】
請求項2記載の発明は、詰まりセンサ70の詰まり検出により報知手段6g,6hを作動させる請求項1に記載のコンバインである。
【0009】
請求項2記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用効果に加えて、詰まりセンサ70の詰まり検出により報知手段6g,6hを作動させるので、操縦者が機体の前進速度を減速する等の詰まりを解消する操作を即座に行える。
【0010】
請求項3記載の発明は、詰まりセンサ70の詰まり検出が所定時間以上継続すると、機体の前進速度を所定量減速する請求項1または請求項2に記載のコンバインである。
(【0011】以降は省略されています)
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