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公開番号
2023066495
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-05-16
出願番号
2021177123
出願日
2021-10-29
発明の名称
住宅設備機器
出願人
株式会社ノーリツ
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
12/02 20060101AFI20230509BHJP(計算;計数)
要約
【課題】記憶部の記憶容量を抑えつつ、各種センサから検出データを継続的に取得し、効果的に記憶部に記憶させることができ得る給湯装置等の住宅設備機器を提供する。
【解決手段】給湯装置1は、各種センサS1~S5と、各種センサS1~S5から出力された検出データを記憶する長期データ記憶部331と、制御部310と、を備える。長期データ記憶部331は、複数の単位記憶領域により構成される。制御部310は、第1周期で検出データを取得し、全ての単位記憶領域のうち記憶が許可された記憶許可領域に記憶させ、長期データ記憶部331に、第1周期で取得した検出データが記憶される記憶許可領域が無い状態において、第1周期を2倍して新たな第1周期に設定し、長期データ記憶部331に記憶されている検出データのうち新たな第1周期に該当しない非該当データが記憶された単位記憶領域を記憶許可領域に設定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
各種センサと、
前記各種センサから出力された検出データを記憶する第1記憶部と、
制御部と、を備え、
前記第1記憶部は、複数の第1単位記憶領域により構成され、
前記制御部は、
第1周期で前記検出データを取得して、全ての前記第1単位記憶領域のうち記憶が許可された記憶許可領域に記憶させ、
前記第1記憶部に、前記第1周期で取得した前記検出データが記憶される前記記憶許可領域が無い状態において、前記第1周期を2以上の自然数倍して新たな前記第1周期に設定し、
前記第1記憶部に記憶されている前記検出データのうち前記新たな第1周期に該当しない非該当データが記憶された前記第1単位記憶領域を前記記憶許可領域に設定する、
ことを特徴とする住宅設備機器。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記複数の第1単位記憶領域にはアドレスが付され、
前記アドレスが小さな前記第1単位記憶領域から順に前記検出データが記憶され、
前記制御部は、前記新たな第1周期が設定された場合に、前記非該当データを別のアドレスの前記第1単位記憶領域に移動させない、
ことを特徴とする請求項1に記載の住宅設備機器。
【請求項3】
前記複数の第1単位記憶領域にはアドレスが付与され、
前記アドレスが小さな前記第1単位記憶領域から順に前記検出データが記憶され、
前記制御部は、前記新たな第1周期が設定されると、前記第1記憶部に記憶されている前記検出データのうち前記新たな第1周期に該当する該当データを、前記アドレスを詰めて前記第1単位記憶領域に記憶させ、前記該当データが記憶された前記第1単位記憶領域に続く前記該当データが記憶されていない前記第1単位記憶領域を前記記憶許可領域に設定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の住宅設備機器。
【請求項4】
前記第1記憶部は、不揮発性記憶素子の記憶領域に含まれる、
ことを特徴とする請求項1ないし3の何れか一項に記載の住宅設備機器。
【請求項5】
前記各種センサから出力された検出データを記憶する第2記憶部を、さらに備え、
前記第2記憶部は、複数の第2単位記憶領域により構成され、
前記制御部は、
前記検出データを前記第1周期よりも短い第2周期で前記第2単位記憶領域に記憶させ、
前記第2記憶部に、新たな前記検出データが記憶される前記第2単位記憶領域が無くなると、最も古い前記検出データが記憶された前記第2単位記憶領域に前記新たな検出データを記憶させる、
ことを特徴とする請求項1ないし4の何れか一項に記載の住宅設備機器。
【請求項6】
前記制御部は、前記住宅設備機器にエラーが発生した場合に、前記2記憶部へ前記検出データを記憶させる処理を停止する、
ことを特徴とする請求項5に記載の住宅設備機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、給湯装置等の住宅設備機器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、給湯器で生成された湯水を、台所の蛇口や、浴槽、カラン等に供給する給湯装置が知られている。給湯器には、温度センサ、流量センサ等の各種センサが配置されている。
【0003】
このような給湯装置において、使用当初から、各種センサから出力される検出データを所定周期で不揮発性記憶素子に記憶しておく仕様が検討されている。これにより、給湯装置が故障した際や新しい機種に取り替えられた際に、不揮発性メモリから検出データを取り出し、各種センサの経年変化を観察することが可能となる。
【0004】
なお、特許文献1には、データをフラッシュメモリに記憶させるデータ保存装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-177382号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
各種センサの検出データが継続的に不揮発性記憶素子に記憶される期間は、給湯装置に故障が発生するまでの期間や給湯装置が取り替えられるまでの期間であり、一定ではないが、比較的長い期間となることが想定される。よって、検出データを記憶させる周期を短く設定した場合は、期間が長くなることを見込んで、記憶容量の大きな不揮発性記憶素子が必要になってしまう。一方で、検出データを記憶させる周期を長く設定すると、記憶される検出データの個数が少なくなるため、経年変化が分かりづらくなりやすい。
【0007】
かかる課題に鑑み、本発明は、記憶部の記憶容量を抑えつつ、各種センサから検出データを継続的に取得し、効果的に記憶部に記憶させることができ得る住宅設備機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1の態様は、住宅設備機器に関する。本態様に係る住宅設備機器は、各種センサと、前記各種センサから出力された検出データを記憶する第1記憶部と、制御部と、を備える。ここで、前記第1記憶部は、複数の第1単位記憶領域により構成される。前記制御部は、第1周期で前記検出データを取得して、全ての前記第1単位記憶領域のうち記憶が許可された記憶許可領域に記憶させ、前記第1記憶部に、前記第1周期で取得した前記検出データが記憶される前記記憶許可領域が無い状態において、前記第1周期を2以上の自然数倍して新たな前記第1周期に設定し、前記第1記憶部に記憶されている前記検出データのうち前記新たな第1周期に該当しない非該当データが記憶された前記第1単位記憶領域を前記記憶許可領域に設定する。
【0009】
たとえば、前記第1記憶部は、不揮発性記憶素子の記憶領域に含まれ得る。
【0010】
なお、制御部は、記憶順に検出データに付与されて第1周期の変化に応じて間隔が変化する記憶番号など、非該当データを特定するための情報を、検出データに対応付けて第1記憶部に記憶することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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