TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2023065936
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-05-15
出願番号
2021176365
出願日
2021-10-28
発明の名称
コンバイン
出願人
井関農機株式会社
代理人
個人
主分類
A01D
69/00 20060101AFI20230508BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】刈取装置を下降させ、且つ、排出オーガを作動させて穀粒を機外に排出している排出作業時に、機体の走行を禁止するコンバインがある。然しながら、通常の排出作業時には刈取装置は上動しているので、排出オーガを作動させて穀粒を機外に排出している時に、機体を自由に前進または後進操作することができ、排出オーガから穀粒がこぼれるような事態が発生していた。そこで、排出作業時に機体を前進または後進操作しても排出オーガから収穫物がこぼれるような事態を防止して適切な排出作業が行えるコンバインを提供する。
【解決手段】グレンタンク7内の収穫物を機外に排出する排出オーガ8を設けたコンバインにおいて、排出オーガ8を作動させてグレンタンク7内の収穫物を機外に排出する排出作業中に機体を前進または後進する操作がされた場合に、排出オーガ8の作動を停止する制御装置を設ける。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
機体フレーム(1)の前側に刈取装置(3)を設け、刈取装置(3)の後方に脱穀装置(4)と操縦部(5)と収穫物を貯留するグレンタンク(7)を設けると共に、グレンタンク(7)内の収穫物を機外に排出する排出オーガ(8)を設けたコンバインにおいて、排出オーガ(8)を作動させてグレンタンク(7)内の収穫物を機外に排出する排出作業中に機体を前進または後進する操作がされた場合に、排出オーガ(8)の作動を停止する制御装置(65)を設けたことを特徴とするコンバイン。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
排出作業中に機体を前進または後進する操作がされた場合、機体が通常よりも減速して前進または後進することを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
【請求項3】
排出オーガ(8)の作動を停止した後に前進または後進することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコンバイン。
【請求項4】
排出作業中に駐車ブレーキペダル(15)が踏み込み操作されている状態であれば、機体を前進または後進する操作がされても、排出オーガ(8)の作動を停止しないことを特徴とする請求項1~請求項3の何れか1項に記載のコンバイン。
【請求項5】
排出作業中に機体を前進または後進する操作により、制御装置(65)が排出オーガ(8)の作動を停止した後は、機体を停止操作しても排出オーガ(8)の作動は停止したままであることを特徴とする請求項1~請求項4の何れか1項に記載のコンバイン。
【請求項6】
排出作業中に機体を前進または後進する操作により、制御装置(65)が排出オーガ(8)の作動を停止した後は、機体を停止操作しなければ排出オーガ(8)の作動を規制することを特徴とする請求項1~請求項5の何れか1項に記載のコンバイン。
【請求項7】
排出オーガ(8)を収納位置から排出作用位置にしている状態では、モードセレクト操作具(13E)を路上走行モードにしていても、制御装置(65)が副変速装置を中速または低速にすることを特徴とする請求項1~請求項6の何れか1項に記載のコンバイン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、グレンタンク内の収穫物を機外に排出する排出オーガを設けたコンバインに関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
機体フレームの前側に穀稈を収穫する刈取装置を設け、刈取装置の後方に刈取装置で収穫された穀稈を脱穀・選別処理する脱穀装置と操縦者が搭乗する操縦部と脱穀・選別処理された穀粒を貯留するグレンタンクを設けると共に、グレンタンク内の穀粒を機外に排出する排出オーガを設けたコンバインが知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-165778号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のコンバインは、刈取装置を下降させ、且つ、排出オーガを作動させて穀粒を機外に排出している排出作業時には、機体の走行を禁止していた。然しながら、通常の排出作業時には刈取装置は上動しているので、排出オーガを作動させて穀粒を機外に排出している時に、機体を自由に前進または後進操作することができ、排出オーガから穀粒がこぼれるような事態が発生していた。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、排出作業時に機体を前進または後進操作しても排出オーガから収穫物がこぼれるような事態を防止して適切な排出作業が行えるコンバインを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明は、機体フレーム1の前側に刈取装置3を設け、刈取装置3の後方に脱穀装置4と操縦部5と収穫物を貯留するグレンタンク7を設けると共に、グレンタンク7内の収穫物を機外に排出する排出オーガ8を設けたコンバインにおいて、排出オーガ8を作動させてグレンタンク7内の収穫物を機外に排出する排出作業中に機体を前進または後進する操作がされた場合に、排出オーガ8の作動を停止する制御装置65を設けたコンバインである。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、排出オーガ8を作動させてグレンタンク7内の収穫物を機外に排出する排出作業中に機体を前進または後進する操作がされた場合に、排出オーガ8の作動を停止する制御装置65を設けたので、排出作業中に誤ってまたは意図して前進または後進する操作をした場合に、排出オーガ8の収穫物の排出が停止し、収穫物がこぼれることを防止できる。
【0008】
請求項2記載の発明は、排出作業中に機体を前進または後進する操作がされた場合、機体が通常よりも減速して前進または後進する請求項1に記載のコンバインである。
【0009】
請求項3記載の発明は、排出オーガ8の作動を停止した後に前進または後進する請求項1または請求項2に記載のコンバインである。
【0010】
請求項4記載の発明は、排出作業中に駐車ブレーキペダル15が踏み込み操作されている状態であれば、機体を前進または後進する操作がされても、排出オーガ8の作動を停止しない請求項1~請求項3の何れか1項に記載のコンバインである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
井関農機株式会社
農作業機
今日
井関農機株式会社
農作業機
今日
井関農機株式会社
作業車両
5日前
井関農機株式会社
根菜類収穫機
7日前
井関農機株式会社
作業車両
5日前
井関農機株式会社
作業車両
7日前
井関農機株式会社
自走式薬剤散布機
5日前
個人
苔の種紙
26日前
個人
釣り針外し具
1か月前
個人
犬用衣服
29日前
個人
ペット用トイレ
1か月前
個人
水槽保持装置
13日前
井関農機株式会社
管理機
20日前
井関農機株式会社
育苗培土
1か月前
井関農機株式会社
育苗培土
20日前
井関農機株式会社
作業車両
21日前
個人
連結式植物支持具
13日前
個人
釣糸を結ぶための補助具
13日前
井関農機株式会社
コンバイン
1か月前
大栄工業株式会社
捕獲器
5日前
個人
二酸化炭素を削減する方法
1か月前
株式会社アテックス
草刈作業機
20日前
個人
段付容器型パーテーション
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
5日前
井関農機株式会社
農作業機
今日
井関農機株式会社
農作業機
今日
佐賀県
タマネギの栽培方法
5日前
井関農機株式会社
農作業機
1か月前
井関農機株式会社
農作業機
1か月前
日本化薬株式会社
農薬乳化性組成物
今日
三菱マヒンドラ農機株式会社
移植機
20日前
井関農機株式会社
乗用芝刈機
14日前
井関農機株式会社
乗用芝刈機
20日前
井関農機株式会社
乗用芝刈機
20日前
個人
釣り用浮き
5日前
井関農機株式会社
根菜類収穫機
7日前
続きを見る
他の特許を見る