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公開番号2023065216
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-12
出願番号2021175885
出願日2021-10-27
発明の名称移動電源装置
出願人大都技研株式会社
代理人個人
主分類F16M 11/20 20060101AFI20230502BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】通信機能、監視機能、送風機能、冷却機能、及び/又は照明等の多くの用途にも適用できる、太陽電池パネルの支持強度や安定性があり、太陽電池パネルの仰角等の調整機能を維持し全体構造をコンパクトにし、電気利用体の位置及び機能の及ぶ範囲を拡大する。
【解決手段】移動電源装置1は、車輪部2と、車輪部2に設けられ、取付部3を有する立体構造部と、立体構造部に仰角が変更可能に連結する太陽電池パネル5と、一端部6aと他端部を有し、該一端部6aが取付部3に回動可能に取り付けられ、取付部3に対して折畳状態と拡開状態のいずれかの状態を取るアーム6と、アーム6を所定の位置でロックするロック付き回動機構7と、太陽電池パネル5で発生した電気を蓄電する電源部とを備え、他端部が固定部9を有し、該固定部9と支持具が脱着可能に接続でき、支持具が起伏可能であり、電気利用体に電源部から電気を供給する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車輪部と、
前記車輪部に設けられ、取付部を有する立体構造部と、
前記立体構造部に、仰角が変更可能に連結する太陽電池パネルと、
一端部と他端部を有し、該一端部が前記取付部に回動可能に取り付けられ、前記取付部に対して、折畳状態と、拡開状態のいずれかの状態を取るアームと、
前記アームを所定の位置でロックするロック付き回動機構と、
前記太陽電池パネルで発生した電気を蓄電する電源部と、を備え、
前記他端部が固定部を有し、該固定部と支持具が脱着可能に接続でき、前記支持具に電気利用体を固定でき、前記電気利用体に前記電源部から電気を供給可能にしたこと、
を特徴とする移動電源装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記支持具の基部に磁性体を設け、被吸着体である前記固定部に対して吸着可能にした請求項1の移動電源装置。
【請求項3】
前記取付部が平面視でコ字形状であり、前記立体構造部に所定方向に取り付けられる第1部材、第2部材、及び前記第1部材と第2部材を連結する取手と、を有し、前記アームは、前記第1部材と第2部材にそれぞれ左右一対が設けられ、前記第1部材及び第2部材の側面に対して、外方向に回動する請求項1又は2の移動電源装置。
【請求項4】
前記立体構造部は側面視でトラス構造であり、底面部と、該底面部に連結する左右対称な傾斜部とを有し、前記傾斜部の上部を連結する横方向部と、を有し、前記太陽電池パネルが、収納状態において、前記支持具及び電気利用体を前記固定部から取り外し、前記太陽電池パネルを連結する伸縮機構を駆動し、前記伸縮機構をスライドさせて、前記太陽電池パネルを折り畳み、前記トラス構造の前記傾斜部の軸方向に沿って配置される請求項1~3いずれかの移動電源装置。
【請求項5】
前記電源部と電気的に接続し、出力端子を有する電源ボックスが、前記第1部材及び/又は第2部材に設けられる請求項3の移動電源装置。
【請求項6】
前記第1部材及び/又は第2部材に伸縮具の一端部が接続され、他端部が太陽電池パネルに接続されることにより、前記太陽電池パネルの仰角が変更可能である請求項5の移動電源装置。
【請求項7】
前記底面部が、前記車輪部を取り付ける基板を有し、前記立体構造部の内部空間に存するよう前記基板の上に、前記電源部が固定される請求項4~6のいずれかの移動電源装置。
【請求項8】
前記電源部の天面、正面、及び背面を覆う第1カバーと、前記電源部の側面を覆う一対の第2カバーとを備え、前記第2カバーが起伏可能に前記底面部にヒンジを介して取り付けられている請求項1~7いずれかの移動電源装置。
【請求項9】
前記支持具は、
電気の供給を受けて動作する前記電気利用体を取り付ける前記取付部を有する支柱と、
前記支柱を起伏可能に支持するとともに、前記支柱の起伏位置を維持できる固定支持部と、
前記固定支持部を介して前記支柱を支持する台座部と、
前記台座部の下面に固定されて、被吸着体を吸着する少なくとも一対の磁性体と、を備え、
前記磁性体を前記固定部から離脱させ、該磁性体を被吸着体に吸着させる請求項2の移動電源装置。
【請求項10】
前記台座部は、上板を有し、前記磁性体は前記上板の下面に固定されることを特徴とする請求項9に記載の移動電源装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、太陽電池パネルから電気利用体に電源を供給できる移動電源装置に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1の発明は、非常時、台車に設けた飲料水貯留タンクの飲料水及びソーラーパネルから得た電源を利用することができる水と電気の供給方法及び水と電気の供給装置を提供する。解決手段としては、飲料水貯留タンク5を室内又は室外のいずれかの水道水ラインに接続し、水道水を飲料水貯留タンク5を経て使用する水道水供給工程と、非常使用の時は、水道水ラインから飲料水貯留タンク5を取り外し、キャスター17を有する台車15に載せる飲料水貯留タンク搭載工程と、電源供給部21cを有するソーラーパネル21を台車15に脚状支持部材19を介して揺動自在に設置するソーラーパネル設置工程と、ソーラーパネル21設置後の台車15を、太陽光線が当たる室外の任意の場所まで移動させる台車移動工程と、太陽が出ている間に於いて、操作力により、ソーラーパネル21を少なくとも傾斜姿勢から略水平姿勢へと回動させるソーラーパネルの角度変更工程を含む。
【0003】
特許文献2の発明は、ソーラーパネル以外に蓄電池を充電するための補助電源が使用でき、ソーラーパネルの迎角を設定できる移動式太陽光発電装置を提供する。解決手段としては、複数のキャスタを備え、本体を構成するケーシング内に第1,第2の蓄電池16,17と、制御装置と、が配置され、ケーシングの上方にはソーラーパネル18と、このソーラーパネルの迎角を設定できるソーラーパネルの支持機構とが配置され、ケーシングには、ソーラーパネル18の直流電力接続部18aと、補助電源としての商用電源25に接続するための交流電力接続部27と、補助電源としての車のバッテリ26に接続するための直流電力接続部28と、第1,第2の交流負荷用コンセント29,29’と、が配置されている。制御装置は、インバータ12,12’と、充電コントローラ13と、充電整流コントローラ14と、DC,ACコントローラ15と、からなる。
【0004】
特許文献3の発明は、太陽光発電によって充電可能な背負い型携帯用投光器を提供する。解決手段としては、蓄電池、充放電制御回路、充電用コネクタ、電源供給用コネクタ等からなる電源装置2と、電源装置2を収納する筐体3と、筐体3に取り付けられて、上下方向に移動可能なポスト8と、ポスト8の先端部分に取り付けられて、電源装置2から供給される電源によって投光する照明器9と、を備えるものであって、特に、筐体3に太陽電池パネル7を取り付けることで、太陽光発電によって発生した電源を電源装置2内の蓄電池に充電するようにした投光器1である。
【0005】
特許文献4の発明は、移動可能なソーラーシステムを提供することである。解決手段としては、太陽光発電システムのソーラーパネル、そのコントローラやバッテリを被覆するカバー、ソーラーパネルで発電された電気をバッテリに充電する充電回路、バッテリから供給される電気を制御する制御機器、バッテリに充電された電気で点灯させる照明具、照明具を取り付ける支柱を移動車に取り付け可能にセットしておくか又は移動車に搭載した。
【0006】
特許文献5の発明は、停電に見舞われた様々な場所で、或は夜間の工事現場で、誰でもが容易に設置できた上で、操作し易く、手軽に発電効率を上げることができる、ソーラーパネルを用いた安価な移動式照明装置を提供する。解決手段として、それぞれ台車上に設置された1基又は2 基のソーラーパネル、蓄電池、照明灯から成り、1基又は2基のソーラーパネルは台車上へそれぞれ1本又は2本のソーラーパネル用支柱を介して縦方向及び又は水平方向へ回転調節可能に取り付け、1基又は2基の蓄電池はソーラーパネルで発電された電気を蓄電して1基又は2基の照明灯を点灯させると共に、照明灯は台車上へ取り付けた1本又は2本の照明灯用支柱に対して上下方向へスライド調節可能、或は縦方向及び又は水平方向へ回転調節可能に取り付けたことで解決した。
【0007】
特許文献6の発明は、燃料を必要とせず、ソーラーパネルから又は商用電源から充電ができ、且つ照明及び商用電力を供給ができ、更に移動が簡単に行えるソーラー発電照明装置を提供する。解決手段として、ソーラー発電照明装置100は、台車110に配置された筐体80と、柱部材160と、を備える。ソーラーパネル20と、照明器50とは柱部材160に配置され、筐体80内には、蓄電池10と、ソーラーパネル20の電量で蓄電池10を充電する充電コントローラ30と、蓄電池10を外部の商用電力から充電する充電器40と、蓄電池10の電力を商用電力に変換して外部に供給するインバータ60と、が配置される。
【0008】
特許文献7の発明は、突発的な事故や急な工事により発生する交通渋滞に対して、道路上に必要に応じて設置可能な渋滞警報装置を提供する。解決手段として、道路を走行する車両の速度を検知する速度センサと、交通の渋滞及び解消の状況を標示する標示機を備える。速度センサにより検知された車両の速度と、他の装置との無線通信を行う無線部により、交通渋滞の発生および解消の情報を基に、標示機の標示制御を行う制御部を備える。ソーラーパネルと、ソーラーパネルにより発電された電力を蓄積し、センサ、制御部、無線部、標示機を動作させるための電力を供給するバッテリと、バッテリ、速度センサ、制御部、無線部、標示機を載置した、移動設置可能な脚部と、を備える。
【0009】
特許文献8の発明は、工事不要で設置でき、作業性が良好で安価に運用可能な移動設置型監視カメラ装置を提供する。解決手段として、移動電源装置1は、フレーム構造体20と、太陽光を受光して発電するソーラーパネル30と、点灯条件を検知して点灯可能なセンサライト40と、撮影及び録画可能な監視カメラ50と、ソーラーパネルの電力を充電してセンサライト及び監視カメラへ電源を供給する蓄電池と、を具備し、ソーラーパネル、センサライト、監視カメラ及び蓄電池をフレーム構造体に装着して一体化してなる装置10と、設置面に載置される架台に一対の支柱72を立設してなる支柱架台ト70と、を備える。装置10は、フレーム構造体が支柱架台との一対の支柱に着脱自在に支持されている。
【0010】
特許文献9の発明は、施設内を走行移動し、作業を行う移動作業台車に送風ファンを設けて、主として作業者に向け直接送風するようにした送風ファンを備えた施設内移動作業台車を提供する。解決手段として、温室やビニールハウスなどの施設内を走行移動し、作業を行う移動作業台車1であって、移動作業台車1に、バッテリ13を電源として作動する送風ファン11を、上下高さ、水平角度、前後角度をそれぞれ調節可能に設け、主として作業者に向け送風するようにした。移動作業台車1にソーラーパネル16を、受光方向及び受光角度を調節可能に取付け、ソーラーパネル16により発電した電力をバッテリ13に充電する。そして、高温・多湿・無風状態の施設内においても、作業者は快適に作業することができる。また移動作業台車は、中山間地域の商業電気配線の整備されていない施設においても、適正に利用することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)

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