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公開番号2023065091
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-12
出願番号2021175693
出願日2021-10-27
発明の名称通信装置
出願人林テレンプ株式会社
代理人個人,個人
主分類H04Q 9/00 20060101AFI20230502BHJP(電気通信技術)
要約【課題】無線信号を用いた接続確立の失敗の頻度を低減させることで接続が確立するまでの時間を短縮させる。
【解決手段】近距離無線通信を行う通信装置100であって、通信装置100とは別の通信装置から送信されてきた所定のブロードキャスト信号を受信した場合、ブロードキャスト信号に対して接続を要求するリクエスト信号を送信する複数の通信モジュール110-1,110-2と、複数の通信モジュール110-1,110-2のうち、第1の通信モジュールと別の通信装置との間で接続が確立した場合、第1の通信モジュール以外の通信モジュールからのリクエスト信号の送信を停止させる送信制御部120とを有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
近距離無線通信を行う通信装置であって、
当該通信装置とは別の通信装置から送信されてきた所定のブロードキャスト信号を受信した場合、該ブロードキャスト信号に対して接続を要求するリクエスト信号を送信する複数の通信モジュールと、
前記複数の通信モジュールのうち、第1の通信モジュールと前記別の通信装置との間で接続が確立した場合、前記第1の通信モジュール以外の通信モジュールからの前記リクエスト信号の送信を停止させる送信制御部とを有する通信装置。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
請求項1に記載の通信装置において、
前記複数の通信モジュールは、前記ブロードキャスト信号を受信してから前記リクエスト信号を送信するまでの時間が互いに異なる通信装置。
【請求項3】
請求項2に記載の通信装置において、
前記複数の通信モジュールは、前記リクエスト信号を送信する時間間隔が互いに異なる通信装置。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1項に記載の通信装置において、
前記複数の通信モジュールは、指向性が互いに異なり、互いに異なる向きに配置される通信装置。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか1項に記載の通信装置において、
前記近距離無線通信は、Bluetooth(登録商標)を用いた通信である通信装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通信装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、コインパーキング等の駐車スペースに設置された、駐車スペースへの駐車を抑制可能な駐車規制装置へ、送信装置から無線通信を用いて駐車を制御する信号を送信する技術が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。このような駐車規制装置と送信装置との間に限らず、駐車規制装置のような装置(以下、駐車制御装置と称する。)と、通信ネットワークを介して駐車スペースにおける駐車の予約や駐車時間、駐車料金等を管理するサーバとの間で信号のやり取りを行う装置(以下、ゲートウェイ装置と称する。)との間の通信においても、無線信号の送受信が行われることが考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-12397号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
無線通信を行う通信装置において、周囲の環境に影響されて、送信されてきた無線信号を良好に受信できない場合がある。例えば、上述した駐車制御装置とゲートウェイ装置との間の無線通信では、駐車スペースの様々な位置に車両が存在し、その車両が無線信号の受信を妨げるおそれがある。その結果、無線信号を用いた接続確立の失敗が生じてしまい、接続が確立されるまで時間を要してしまうという問題点がある。
【0005】
本発明の目的は、無線信号を用いた接続確立の失敗の頻度を低減させることで接続が確立するまでの時間を短縮させることができる通信装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の通信装置は、
近距離無線通信を行う通信装置であって、
当該通信装置とは別の通信装置から送信されてきた所定のブロードキャスト信号を受信した場合、該ブロードキャスト信号に対して接続を要求するリクエスト信号を送信する複数の通信モジュールと、
前記複数の通信モジュールのうち、第1の通信モジュールと前記別の通信装置との間で接続が確立した場合、前記第1の通信モジュール以外の通信モジュールからの前記リクエスト信号の送信を停止させる送信制御部とを有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明において、無線信号を用いた接続確立の失敗の頻度を低減させることで接続が確立するまでの時間を短縮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の通信装置の第1の実施の形態を示す図である。
図1に示した通信装置の内部構成の一例を示す図である。
図2に示した通信装置の構成部材の配置の一例を示す図である。
図2に示した送信制御部の動作の一例を説明するための図である。
図1に示した駐車制御装置の外観の一例を示す図である。
図1に示した形態における処理の一例を説明するためのシーケンス図である。
図1に示した形態における処理の他の例を説明するためのシーケンス図である。
本発明の通信装置の第2の実施の形態を示す図である。
図8に示した通信装置の内部構成の一例を示す図である。
図9に示した通信モジュールからのリクエスト信号の送信タイミングの一例を示す図である。
図8に示した形態における処理の一例を説明するためのシーケンス図である。
図8に示した形態における処理の他の例を説明するためのシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
【0010】
図1は、本発明の通信装置の第1の実施の形態を示す図である。本形態における通信装置100は図1に示すように、駐車制御装置200との間で無線を介して接続されている。通信装置100と駐車制御装置200との間では、例えば、Bluetooth(登録商標)を用いた近距離無線通信で信号の送受信を行う。駐車制御装置200は、駐車場等の駐車スペースに設置された、駐車を制御する通信装置である。駐車制御装置200は、1台の車両が駐車するスペースごとに設置されている。通信装置100は、駐車制御装置200が設置された駐車スペース(駐車場)を管理する管理サーバ(不図示)と、駐車制御装置200との間の通信を仲介するゲートウェイ装置である。通信装置100は、駐車場ごとに設置される。例えば、5台の車両が駐車可能である駐車場がある場合、その駐車場に1つの通信装置100が設けられ、その通信装置100が5つの駐車制御装置200と通信可能となる。管理サーバは、駐車スペースへの駐車の利用(使用)状況や、予約状況、利用料金、利用者の情報等を管理する。また、管理サーバは、通信装置100を介して駐車制御装置200を制御する。通信装置100と管理サーバとの間の通信は、無線を用いても良いし、有線を用いても良い。また、通信装置100は通信ネットワークを介して管理サーバと接続されていても良いし、1対1で接続されていても良い。
(【0011】以降は省略されています)

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