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公開番号2023064935
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-12
出願番号2021175404
出願日2021-10-27
発明の名称トノカバー装置
出願人芦森工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B60R 5/04 20060101AFI20230502BHJP(車両一般)
要約【課題】巻取機構とホルダとの間で、がたつきによる異音の発生を抑制することを目的とする。
【解決手段】トノカバー装置20は、車両の荷室を覆うトノカバーと、トノカバーの基端部が取付けられた巻取シャフトと、トノカバーを巻取及び引出し可能なように、巻取シャフトをトノカバーの巻取り方向に付勢した状態で、巻取シャフトの両端部を回転可能に支持する巻取機構40と、巻取機構40の少なくとも一方の端部に、その長手方向に沿ってスライド可能に外装され、巻取機構40の長手方向外側に向けて付勢されているホルダ60と、ホルダ60の内周面と巻取機構40の前記少なくとも一方の端部の外周面との間に介在し、内周面と外周面とを互いに離反する方向に付勢する付勢部材70とを備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
車両の荷室を覆うトノカバーと、
前記トノカバーの基端部が取付けられた巻取シャフトと、
前記トノカバーを巻取及び引出し可能なように、前記巻取シャフトを前記トノカバーの巻取り方向に付勢した状態で、前記巻取シャフトの両端部を回転可能に支持する巻取機構と、
前記巻取機構の少なくとも一方の端部に、その長手方向に沿ってスライド可能に外装され、前記巻取機構の長手方向外側に向けて付勢されているホルダと、
前記ホルダの内周面と前記巻取機構の前記少なくとも一方の端部の外周面との間に介在し、前記内周面と前記外周面とを互いに離反する方向に付勢する付勢部材と、
を備えるトノカバー装置。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
請求項1記載のトノカバー装置であって、
前記付勢部材は、前記巻取機構の前記少なくとも一方の端部の前記外周面における一定位置に支持された基端を有するバネ部を含み、
前記バネ部は、前記基端から前記巻取機構の長手方向中央に向うにつれて前記外周面から離れる形状に形成されている、トノカバー装置。
【請求項3】
請求項2記載のトノカバー装置であって、
前記ホルダの前記内周面が、当接面と突出面とを有する段差形成面を含み、
前記当接面は、前記ホルダの奥と開口との間に位置し前記奥側に向く面であり、
前記突出面は、前記当接面よりも前記開口側に広がり、前記当接面よりも前記奥側に広がる面よりも前記外周面に向って突出している面である、トノカバー装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1つに記載のトノカバー装置であって、
前記巻取機構は、前記巻取シャフト及び前記巻取シャフトに巻取られた前記トノカバーを収容可能な筒状のケーシングを含み、
前記ケーシングには、前記トノカバーの引出し及び巻取を可能にするカバー用開口が前記ケーシングの長手方向に沿って形成され、
前記付勢部材は、前記巻取機構の前記少なくとも一方の端部の外周面において、前記カバー用開口を避けて設けられている、トノカバー装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この開示は、車両の荷室を覆うためのトノカバー装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、トノカバーを巻取る巻取軸と、前記巻取軸を内部に収容する長尺状のケースと、前記ケースの一端部及び他端部に設けられ、前記巻取軸を回転可能に支持する支持部材と、前記ケースの一端部及び他端部の少なくとも何れか一方に設けられると共に、前記支持部材を覆う外壁部を有し、組付位置から前記巻取軸の軸線方向内側へ移動可能に保持された保持部材と、前記支持部材及び前記保持部材に設けられると共に、前記外壁部に対して内側に配置され、前記組付位置において互いに当接することで前記保持部材の前記組付位置から前記巻取軸の軸線方向外側への移動を阻止する阻止部と、を備えたトノカバー装置を開示している。
【0003】
阻止部の例として、支持部材としての内カバーに形成された長孔の側面と、保持部材としての外カバーに形成されたフックとが記載されている。特許文献1では、フックが長孔内に収容されており、フックが長孔の側面に当接することで、保持部材の移動が阻止される。
【0004】
特許文献2には、巻取シャフトのための支持部材と、その支持部材の少なくとも一端部に支持部材の軸線方向へ移動可能に保持されるエンドキャップと、支持部材に対するエンドキャップの軸方向への移動を制限する制限装置とを備えた装置を開示している。制限装置は、エンドキャップに設けられた第1の制限要素と、支持部材に設けられた第2の制限要素とが相互に作用することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2012-148614号公報
DE102018209413A1
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1において、阻止部は、保持部材が組付位置から巻取軸の軸線方向外側へ移動することを阻止する。特許文献1において、阻止部は、巻取軸に直交する方向における保持部材の移動を規制しない。
【0007】
このため、特許文献1において、保持部材と支持部材との間に隙間が生じた場合、保持部材が支持部材の長手方向に直交する方向にがたつき、振動による異音が発生する可能性がある。
【0008】
特許文献2においても、制限装置は、支持部材に対するエンドキャップの軸方向への移動を制限するだけであり、特許文献1と同様に、支持部材とエンドキャップとの間で振動による異音が発生する可能性がある。
【0009】
そこで、本開示は、巻取機構とホルダとの間で、がたつきによる異音の発生を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するため、トノカバー装置は、車両の荷室を覆うトノカバーと、前記トノカバーの基端部が取付けられた巻取シャフトと、前記トノカバーを巻取及び引出し可能なように、前記巻取シャフトを前記トノカバーの巻取り方向に付勢した状態で、前記巻取シャフトの両端部を回転可能に支持する巻取機構と、前記巻取機構の少なくとも一方の端部に、その長手方向に沿ってスライド可能に外装され、前記巻取機構の長手方向外側に向けて付勢されているホルダと、前記ホルダの内周面と前記巻取機構の前記少なくとも一方の端部の外周面との間に介在し、前記内周面と前記外周面とを互いに離反する方向に付勢する付勢部材と、を備える。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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