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公開番号2023064914
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-12
出願番号2021175368
出願日2021-10-27
発明の名称根菜類収穫機
出願人井関農機株式会社
代理人個人
主分類A01D 27/00 20060101AFI20230502BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】引抜搬送装置で圃場から根菜類を引抜き搬送し、搬送終端部に設けたフレコンバッグに根菜類を収容する根菜類収穫機において、搬送終端部に設けたフレコンバッグの上部開口が内側に倒れ込んで、根菜類が搬送終端部からフレコンバッグ内に入らずに外にこぼれることがある。そこで、搬送終端部から収容部材内に落下する収穫物が外にこぼれることなく適切に収納される根菜類収穫機を提供する。
【解決手段】収穫した根菜類を搬送する搬送部Dにて搬送された根菜類を収容する収容部Eを装備した根菜類収穫機において、吊り下げハンガーの係止具25aを、搬送部Dの搬送終端部から下方に放出される根菜類を上部開口22aから収納する収容部材22の上部開口22aの吊り部22cに引っ掛けて吊下げ支持し、収容部材22の上部開口22aの搬送部Dの搬送終端部側に設けた補助吊り部22bを係止する補助係止具34を設ける。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
機体を走行させる走行部(A)と操縦部(B)と圃場から根菜類を収穫する収穫部(C)と収穫した根菜類を搬送する搬送部(D)と搬送部(D)にて搬送された根菜類を収容する収容部(E)を装備した根菜類収穫機において、吊り下げハンガー(25)の係止具(25a)を、搬送部(D)の搬送終端部から下方に放出される根菜類を上部開口(22a)から収納する収容部材(22)の上部開口(22a)の吊り部(22c)に引っ掛けて吊下げ支持すると共に、収容部材(22)の上部開口(22a)の搬送部(D)の搬送終端部側に設けた補助吊り部(22b)を係止する補助係止具(34)を設けたことを特徴とする根菜類収穫機。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
補助係止具(34)を搬送部(D)の搬送終端部の放出口(21e)と直交する状態または略直交する状態と、機体外側方に向く状態に切り換え自在に設けたことを特徴とする請求項1記載の根菜類収穫機。
【請求項3】
収容部材(22)が吊り下げハンガー(25)に吊り下げられたフレコンバッグ(22)であり、補助係止具(34)が搬送部(D)の搬送終端部の底面側に設けられた枢支軸(33)まわりに回動する係止フック(34)であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の根菜類収穫機。
【請求項4】
係止フック(34)が中途部を屈曲部(34b)で折り曲げて先端に直線部(34c)を有し、該直線部(34c)が補助吊り部(22b)に挿通して補助吊り部(22b)を係止することを特徴とする請求項3記載の根菜類収穫機。
【請求項5】
係止フック(34)を搬送部(D)の搬送終端部の放出口(21e)と直交する状態または略直交する状態に向けて付勢する付勢機構(36)を設けたことを特徴とする請求項3または請求項4記載の根菜類収穫機。
【請求項6】
搬送部(D)の搬送終端部の放出口(21e)と直交する状態または略直交する状態の係止フック(34)を支持するフック保持部(37)を設けたことを特徴とする請求項3~5のいずれか1項に記載の根菜類収穫機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、圃場から作物を採ってフレコンバッグ等の収容部材に収容する根菜類収穫機に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、引抜搬送装置で圃場から根菜類を引抜き搬送し、選別搬送装置の搬送終端部に設けたフレコンバッグに根菜類を収容する根菜類収穫機がある(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-115069号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、選別搬送装置の搬送終端部に設けたフレコンバッグの上部開口が内側に倒れ込んだりして開口が狭くなって、根菜類が搬送終端部からフレコンバッグ内に入らずに外にこぼれるような事態が発生する恐れがある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、搬送終端部から収容部材内に落下する根菜類が外にこぼれることなく適切に収納される根菜類収穫機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明は、機体を走行させる走行部Aと操縦部Bと圃場から根菜類を収穫する収穫部Cと収穫した根菜類を搬送する搬送部Dと搬送部Dにて搬送された根菜類を収容する収容部Eを装備した根菜類収穫機において、吊り下げハンガー25の係止具25aを、搬送部Dの搬送終端部から下方に放出される根菜類を上部開口22aから収納する収容部材22の上部開口22aの吊り部22cに引っ掛けて吊下げ支持すると共に、収容部材22の上部開口22aの搬送部Dの搬送終端部側に設けた補助吊り部22bを係止する補助係止具34を設けた根菜類収穫機である。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、吊り下げハンガー25の係止具25aを、搬送部Dの搬送終端部から下方に放出される根菜類を上部開口22aから収納する収容部材22の上部開口22aの吊り部22cに引っ掛けて吊下げ支持すると共に、収容部材22の上部開口22aの搬送部Dの搬送終端部側に設けた補助吊り部22bを係止する補助係止具34を設けたので、収容部材22の上部開口22aの搬送部Dの搬送終端部側に設けた補助吊り部22bを補助係止具34にて支持すると、搬送部Dの搬送終端部の下方に位置する上部開口22aが内側に倒れ込んだりして開口が狭くなることが防止され、搬送部Dの搬送終端部から下方に放出される根菜類が収容部材22の外にこぼれることなく適切に収容部材22内に収納することができる。
【0008】
請求項2記載の発明は、補助係止具34を搬送部Dの搬送終端部の放出口21eと直交する状態または略直交する状態と、機体外側方に向く状態に切り換え自在に設けた請求項1記載の根菜類収穫機である。
【0009】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の作用効果に加えて、補助係止具34を搬送部Dの搬送終端部の放出口21eと直交する状態または略直交する状態と、機体外側方に向く状態に切り換え自在に設けたので、補助係止具34を搬送部Dの搬送終端部の放出口21eと直交する状態または略直交する状態にて、補助係止具34にて収容部材22の上部開口22aの補助吊り部22bを係止して収容部材22の上部開口22aを補助係止具34にて適切に支持することができる。
【0010】
また、補助係止具34を機体外側方に向く状態に切り換えると、補助係止具34にて補助吊り部22bを係止したり外したりすることが容易に行える。
(【0011】以降は省略されています)

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