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公開番号2023064463
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-11
出願番号2021174763
出願日2021-10-26
発明の名称散布作業車
出願人井関農機株式会社
代理人個人
主分類A01M 7/00 20060101AFI20230501BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】
散布作業で運転座席に座る作業者がブームから噴霧する薬液に曝されることを防ぎ、冷たい季節でも薬液の散布作業が良好に出来る散布作業車を提供すること。
【解決手段】
走行車体1上の運転座席10を囲む薬液被爆防御体を設けた散布作業車において、運転座席10の前側は透明な防護プレート35を立設し、運転座席10の左右には後側に設ける巻取り筒36から透明フィルム39を防護プレート35の側部に引き出して固定可能に設けると共に、運転座席10の後部に安全フレーム38を立設し、該安全フレーム38と防護プレート35の上部にサンバイザー37を設け、安全フレーム38の側部に設ける巻取り筒36から透明フィルム39を引き出して防護プレート35に取付け可能に構成する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
走行車体(1)上の運転座席(10)を囲む薬液被爆防御体を設けた散布作業車において、
運転座席(10)の前側は透明な防護プレート(35)を立設し、運転座席(10)の左右には後側に設ける巻取り筒(36)から透明フィルム(39)を前記防護プレート(35)の側部に引き出して固定可能に設けたことを特徴とする散布作業車。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
運転座席(10)の後部に安全フレーム(38)を立設し、該安全フレーム(38)と防護プレート(35)の上部にサンバイザー(37)を設け、安全フレーム(38)の側部に設ける巻取り筒(36)から透明フィルム(39)を引き出して防護プレート(35)に取付け可能にした請求項1に記載の散布作業車。
【請求項3】
ボンネット(7)を枢支軸(40)で開閉可能に枢支し、ボンネット(7)の底面側にスタンド(41)の先端係合ピン(41a)をスライドさせるガイド溝(42a)を有するガイドプレート(42)を、前記枢支軸(40)と対抗する走行車体(1)の枢支軸(43)に設け、スタンド(41)とガイドプレート(42)のどちらかをボンネット(7)の裏面に取り付け、ボンネット(7)を開くとスタンド(41)の先端係合ピン(41a)がガイドプレート(42)のガイド溝(42a)をスライドして端部に係合してボンネット(7)を開口状態に支持することを特徴とすると請求項1に記載の散布作業車。
【請求項4】
薬液タンク(2)からブーム(3)への給水経路に薬液を加熱するヒーター管(51)を設けた請求項1に記載の散布作業車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、圃場で栽培する作物に肥料や農薬等の液体を散布する散布作業車に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
散布作業車は、特開2019-81120号公報に記載されるように散布ブームを機体の左右に展開してその散布ブームに設ける散布ノズルから薬液を噴霧しながら圃場内を走行する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019‐81120号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
散布作業車は、機体の運転座席に座った作業者が操縦するが、作業者の周囲が開放されているので、噴霧した薬液が風の影響で作業者に降りかかることがある。そのために作業者がマスクやタオル、或いはゴーグル等で身を守るが、充分でなく健康への悪影響が心配される。
【0005】
また、気温が低い季節には、薬液を散布ブームに供給する配管内で薬液が凍結することがあり、散布作業が行えなくなったり配管の圧力が異常に高くなって故障したりすることがある。
【0006】
本発明は、散布作業で運転座席に座る作業者がブームから噴霧する薬液に曝されることを防ぎ、冷たい季節でも薬液の散布作業が良好に出来るようにすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
【0008】
請求項1の発明は、走行車体1上の運転座席10を囲む薬液被爆防御体を設けた散布作業車において、運転座席10の前側は透明な防護プレート35を立設し、運転座席10の左右には後側に設ける巻取り筒36から透明フィルム39を前記防護プレート35の側部に引き出して固定可能に設けたことを特徴とする散布作業車とする。
【0009】
請求項2の発明は、運転座席10の後部に安全フレーム38を立設し、該安全フレーム38と防護プレート35の上部にサンバイザー37を設け、安全フレーム38の側部に設ける巻取り筒36から透明フィルム39を引き出して防護プレート35に取付け可能にした請求項1に記載の散布作業車とする。
【0010】
請求項3の発明は、ボンネット7を枢支軸40で開閉可能に枢支し、ボンネット7の底面側にスタンド41の先端係合ピン41aをスライドさせるガイド溝42aを有するガイドプレート42を前記枢支軸40と対抗する走行車体1の枢支軸43に設け、スタンド41とガイドプレート42の何れかをボンネット7の裏面に取り付け、ボンネット7を開くとスタンド41の先端係合ピン41aがガイドプレート42のガイド溝42aをスライドして端部に係合してボンネット7を開口状態に支持することを特徴とすると請求項1に記載の散布作業車とする。
(【0011】以降は省略されています)

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