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公開番号
2023064319
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-05-11
出願番号
2021174529
出願日
2021-10-26
発明の名称
樹木処理装置
出願人
イワフジ工業株式会社
代理人
個人
主分類
A01G
23/00 20060101AFI20230501BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】ソーチェーンの張力とガイドバーの挟持を自動的に調整できるようにして、ソーチェーンの張力の点検や調整に掛かる手数を削減するとともに、ソーチェーンとガイドバーの脱着を工具不要で可能とし、ソーチェーンの張力とガイドバーの挟持を常に適切な状態にすることにより、チェーンソーの故障を防止する。
【解決手段】樹木Wを切断する切断部50を備えた樹木処理装置100であって、切断部50は、ガイドバー55と、ガイドバー55の周囲に掛け回されるソーチェーン56と、ソーチェーン56を駆動させる駆動スプロケット59と、ガイドバー55を保持する保持部60とを備え、保持部60は、油圧力を用いてガイドバー55を挟持するとともに、油圧力を用いてソーチェーン56の張力を調整する、張力調整部80を有する。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
樹木を切断する切断部を備えた樹木処理装置であって、
前記切断部は、
ガイドバーと、
前記ガイドバーの周囲に掛け回されるソーチェーンと、
前記ソーチェーンを駆動させる駆動スプロケットと、
前記ガイドバーを保持する保持部とを備え、
前記保持部は、
油圧力を用いて前記ガイドバーを挟持するとともに、油圧力を用いて前記ソーチェーンの張力を調整する、張力調整部を有する、
樹木処理装置。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
前記張力調整部は、
前記駆動スプロケットを支持する保持部本体と、
前記駆動スプロケットから離れる方向に移動可能となるように前記保持部本体に取り付けられるとともに、前記保持部本体との間で前記ガイドバーの一端部を挟持し、かつ、前記ガイドバーに係合する、挟持部と、
油圧により、前記挟持部を前記駆動スプロケットから離れる方向に押圧する張力押圧部と、を有する、
請求項1に記載の樹木処理装置。
【請求項3】
前記張力調整部は、
前記保持部本体と前記挟持部との間で前記ガイドバーの一端部を挟持する挟持力を生じさせるように、油圧によって前記挟持部を押圧する挟持押圧部をさらに有する、
請求項2に記載の樹木処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、造材作業を行う樹木処理装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ハーベスタまたはプロセッサ等の樹木処理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。樹木処理装置は、油圧ショベル等のベースマシンに設けられた作業アームに取り付けられて造材作業に用いられる。樹木処理装置のうちプロセッサを用いた造材作業では、伐採された樹木の枝払い作業と、枝払いされた樹木(材)を任意の長さに切断して丸太を形成する切断作業が連続して行われる。ハーベスタを用いた造材作業では、立木の伐倒作業を行うこともできる。
【0003】
樹木処理装置は、主に把持部、送材部、測長部、枝払い部、および切断部を有している。把持部は、造材作業の対象となる樹木に複数の送材部を押し付けて樹木を把持する。送材部は、樹木に押し付けられた状態でクローラチェーンを駆動走行させることにより、樹木を材長方向に送出する。
【0004】
測長部は、樹木(材)を送出させた長さ、つまり材の長さを計測(測長)する。測長部によって材の長さを計測し、予め設定した長さまで材を送出したところで送材部は材の送出を停止する。
【0005】
枝払い部は、送材部によって勢いよく送出される樹木の枝にカッタを当接させて枝払いを行う。切断部は、設定された長さまで送出された樹木(材)をチェーンソーで切断することにより、所望の長さの丸太を形成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2000-157075号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、切断部に設けられているチェーンソーは、ガイドバーの周囲にソーチェーンが掛け回されている。ソーチェーンは使用に伴う磨耗等により伸びを生じるため、張力が低下してガイドバーに対して緩んだ状態になる場合がある。ソーチェーンが緩んだ状態のまま樹木処理装置を使用するとチェーンソーに故障が生じるおそれがある。このため、ソーチェーンの張力の点検や、張力の調整を行う必要があった。
【0008】
しかしながら、ソーチェーンの張力の点検は作業者が手作業で行っており、点検に手数を要していた。また、ソーチェーンの張力の調整も、作業者が手作業でガイドバーの位置を調整することによって行われており、張力の調整にも手数を要していた。さらに、ソーチェーンの点検や調整に手数が掛かるため省いてしまい、点検や調整が不十分になる場合があり、チェーンソーに故障が生じる場合があった。
【0009】
本発明の目的は、切断部のソーチェーンの張力とガイドバーの挟持を自動的に調整できるようにして、ソーチェーンの張力の点検や調整に掛かる手数を削減するとともに、ソーチェーンとガイドバーの脱着を工具不要で可能とし、ソーチェーンの張力とガイドバーの挟持を常に適切な状態にすることにより、チェーンソーの故障を防止することができる樹木処理装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の樹木処理装置は、
樹木を切断する切断部を備えた樹木処理装置であって、
前記切断部は、
ガイドバーと、
前記ガイドバーの周囲に掛け回されるソーチェーンと、
前記ソーチェーンを駆動させる駆動スプロケットと、
前記ガイドバーを保持する保持部とを備え、
前記保持部は、
油圧力を用いて前記ガイドバーを挟持するとともに、油圧力を用いて前記ソーチェーンの張力を調整する、張力調整部を有する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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