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公開番号2023064298
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-11
出願番号2021174489
出願日2021-10-26
発明の名称苗移植機
出願人井関農機株式会社
代理人個人
主分類A01C 11/02 20060101AFI20230501BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】本発明は、苗植付装置を機体後部に備え、車体側部の予備苗載部に予備の苗箱を積載可能にした苗移植機において、使用済みの空苗箱を安定して走行車体上に搭載して移植作業を続けて苗補給地まで運び、畦際で空苗箱を取り出し易くすることを課題とする。
【解決手段】走行車体2の後部に苗植付部4を搭載し、左右側部に予備苗載せ台38,38を設けた苗移植機において、予備苗載せ台38に空苗箱を縦に並置する空苗箱枠80を設けたことを特徴とする苗移植機とする。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項１】
走行車体（２）の後部に苗植付部（４）を搭載し、左右側部に予備苗載せ台（３８，３８）を設けた苗移植機において、予備苗載せ台（３８）に空苗箱を縦に並置する空苗箱枠（８０）を設けたことを特徴とする苗移植機。
続きを表示（約 160 文字）【請求項２】
空苗箱枠（８０）を機体外側の底板付き枠レール（８０Ａ）と内側の底無し枠ラック（８０Ｂ）としたことを特徴とする請求項１に記載の苗移植機。
【請求項３】
空苗箱枠（８０）の囲い枠（８２）は左右横枠（８２ａ）を前後外枠（８２ｅ）よりも低くしたことを特徴とする請求項１に記載の苗移植機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、圃場に苗を植え付ける植付装置を走行車体の後部に連結した苗移植機に関するものであり、農業機械の技術分野に属する。
続きを表示（約 950 文字）【背景技術】
【０００２】
苗植付装置を機体後部に備えた苗移植機において、機体の側部に、複数の予備の苗載せ台からなる予備苗載部を備えた苗移植機が特許文献１に記載されている。
【０００３】
予備苗載部に補給苗箱を搭載して移植作業を行うことで、移植作業中の圃場内で苗を供給しながら長く移植作業が行え、苗補給のために畦際に戻る頻度が低下して効率の良い移植作業が行える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２１―８３４２３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかし、予備苗載部に補給苗箱を積載することで苗箱から苗を苗植付装置の苗タンクに補給しながら長く移植作業が行えるが、空苗箱が生じてその空苗箱を走行車体の空いている部分や予備苗載部に積載して移植作業を継続すると、空苗箱が軽いために滑り落ちたり風で飛ばされたりすることがある。
【０００６】
本発明は、苗植付装置を機体後部に備え、車体側部の予備苗載部に予備の苗箱を積載可能にした苗移植機において、使用済みの空苗箱を安定して走行車体上に搭載して移植作業を続けて苗補給地まで運び、畦際で空苗箱を取り出し易くすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
【０００８】
請求項１の発明は、走行車体２の後部に苗植付部４を搭載し、左右側部に予備苗載せ台３８，３８を設けた苗移植機において、予備苗載せ台３８に空苗箱を縦に並置する空苗箱枠８０を設けたことを特徴とする苗移植機とする。
【０００９】
請求項２の発明は、空苗箱枠８０を機体外側の底板付き枠レール８０Ａと内側の底無し枠ラック８０Ｂとしたことを特徴とする請求項１に記載の苗移植機とする。
【００１０】
請求項３の発明は、空苗箱枠８０の囲い枠８２は左右横枠８２ａを前後外枠８２ｅよりも低くしたことを特徴とする請求項１に記載の苗移植機とする。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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