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公開番号2023064293
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-11
出願番号2021174479
出願日2021-10-26
発明の名称釣竿
出願人グローブライド株式会社
代理人個人,個人
主分類A01K 87/00 20060101AFI20230501BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】仕舞寸法を短くすることが可能な釣竿において、尻手ロープ等の補助部品の装着が容易かつ安定して行える釣竿を提供する。
【解決手段】本発明の釣竿1は、元竿杆3に収容された複数の竿杆が突出しないように被着される筒状のカバー部材20を備え、カバー部材20が元竿杆3の後端に着脱されるグリップを構成する。元竿杆3の後端には、元竿杆3の後端開口を閉塞する中下栓16が着脱可能であると共に、中下栓を覆うように下栓15が着脱可能に被着され、中下栓16には、補助部品が装着可能な装着部16aが設けられている。
【選択図】 図1

特許請求の範囲【請求項1】
複数の竿杆を収納する元竿杆に対して、前記複数の竿杆が突出しないように被着される筒状のカバー部材を備え、前記カバー部材は、前記元竿杆の後端に着脱されるグリップを構成することが可能な釣竿であって、
前記元竿杆の後端には、元竿杆の後端開口を閉塞する中下栓が着脱可能であると共に、前記中下栓を覆うように下栓が着脱可能に被着され、
前記中下栓には、補助部品が装着可能な装着部が設けられている、
ことを特徴とする釣竿。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記下栓には開口部が形成されており、前記装着部は下栓に形成された前記開口部を挿通して軸方向に突出していることを特徴とする請求項1に記載の釣竿。
【請求項3】
前記カバー部材は、先端部に着脱可能な蓋体が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の釣竿。
【請求項4】
前記蓋体には、雄螺子部が形成されて、前記カバー部材の先端部に形成された雌螺子部と螺合することで前記カバー部材に着脱可能となっており、
前記下栓には、雌螺子部が形成されて、前記元竿杆の基端部に形成された雄螺子部と螺合することで、前記元竿杆に着脱可能となっており、
前記カバー部材の先端部に形成された雌螺子部を、前記元竿杆の基端部に形成された雄螺子部に螺合結合することで、前記カバー部材はグリップを構成することを特徴とする請求項3に記載の釣竿。
【請求項5】
前記蓋体は、前記下栓の雌螺子部と螺合して下栓と一体化されることを特徴とする請求項4に記載の釣竿。
【請求項6】
前記下栓は、グリップを構成するカバー部材の後端に圧入可能であることを特徴とする請求項4又は5に記載の釣竿。
【請求項7】
前記装着部は、リング状に形成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の釣竿。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、釣竿に関し、詳細には、仕舞寸法を短くすることが可能な釣竿に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年の魚釣りでは、長尺竿の持ち運びが大変なことや、運搬が運送会社の制限によって運送できない、更には、運送費が高騰している等の理由から、運搬時に短い仕舞寸法にできる釣竿(モバイルロッドとも称する)が注目を浴びている。このようなモバイルロッドとして、多数本の竿杆を収納する元竿杆を短くすると共に、この元竿杆に筒状のカバー部材を被着し、使用時には、カバー部材を取り外して元竿杆の後端に接続してグリップにすることが可能な構成が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-101687号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した特許文献に開示されている釣竿(モバイルロッド)は、置き竿にした状態で魚が掛かると、釣竿を持って行かれることがある。また、船釣り等で使用した際、誤って海面に落下することも考えられる。通常、このような不都合が無いように、釣竿に尻手ロープと称される紐状部材の一端を取り付け、他端を固定部材に取り付けておくことが行なわれている。上記したモバイルロッドは、そのような尻手ロープを取り付けることは意図されておらず、したがって、尻手環を備えたベルトを前記カバー部材に巻き付ける等が必要とされる。
【0005】
しかし、このようなベルトをカバー部材に巻き付ける構成では、仕掛けを投げ入れる際や魚を掛けてやり取りする際、ベルトがずれたり外れることがあり、釣りに集中し難いことが想定される。
【0006】
本発明は、上記した問題に着目してなされたものであり、仕舞寸法を短くすることが可能な釣竿において、尻手ロープ等の補助部品の装着が容易かつ安定して行える釣竿を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した目的を達成するために、本発明に係る釣竿は、複数の竿杆を収納する元竿杆に対して、前記複数の竿杆が突出しないように被着される筒状のカバー部材を備え、前記カバー部材は、前記元竿杆の後端に着脱されるグリップを構成することが可能であり、前記元竿杆の後端には、元竿杆の後端開口を閉塞する中下栓が着脱可能であると共に、前記中下栓を覆うように下栓が着脱可能に被着され、前記中下栓には、補助部品が装着可能な装着部が設けられていることを特徴とする。
【0008】
上記した構成の釣竿によれば、筒状のカバー部材を、元竿杆に対して装着することで、元竿杆に収納されている複数本の竿杆の突出を防止すると共に、使用時には、カバー部材を取り外して元竿杆の後端に装着してグリップにすることができるので、使用時の操作性の向上及び仕舞寸法を短くすることが可能となる。また、前記中下栓に設けられた装着部には、各種の補助部品が装着可能であり、実釣時では、尻手ロープを取り付けることが可能なため、尻手ロープの取り付け部分が変動することはなく、安定して釣竿を保持することが可能となる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、仕舞寸法を短くすることが可能であり、尻手ロープ等の補助部品の装着が容易かつ安定して行える釣竿が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係る釣竿の一実施形態を示す図であり、(a)は複数の竿杆の収納状態を示す部分断面図、(b)は収納状態の斜視図。
図1に示す釣竿の複数の竿杆の一部を振り出した状態(使用状態)を示す斜視図。
(a)~(c)は、順に、カバー部材を元竿杆から取り外して使用状態にする工程を示す図。
図3(c)の状態を示しており、下栓を元竿杆から取り外す状態を示す斜視図。
カバー部材から蓋体を取り外した状態を示す図。
下栓に蓋体を一体化する状態を示す斜視図。
(a)は蓋体を一体化した下栓をカバー部材に取り付ける状態を示す斜視図、(b)は後端側から見た斜視図。
(a)及び(b)は、カバー部材を元竿杆の後端に取り付ける工程を順に示した斜視図。
装着部に尻手ロープを取り付けた使用状態を示す図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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