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公開番号2023063872
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-10
出願番号2021173928
出願日2021-10-25
発明の名称検査システム
出願人KYB株式会社
代理人個人
主分類G06Q 50/04 20120101AFI20230428BHJP(計算;計数)
要約【課題】検査作業者が検査に使用される機器の使用を失念するのを防止できる検査システムを提供する。
【解決手段】本実施の形態の検査システムSは、ダンパ(検体)Dを検査する検査装置1と、ダンパ(検体)Dの検査に使用されるとともに非検査時に待機場所3に保管される第2カメラ(機器)22の待機場所3での有無を検知する検知装置4と、検知装置4の検知結果に基づいて第2カメラ(機器)22が検査に使用されているか否かを判断し、第2カメラ(機器)22が検査に使用されていない場合には検査の実行を不能とし、第2カメラ(機器)22が検査に使用されている場合には検査の実行を可能とする制御盤(制御装置)13とを備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
検体を検査する検査装置と、
前記検体の検査に使用されるとともに非検査時に待機場所に保管される機器の前記待機場所での有無を検知する検知装置と、
前記検知装置の検知結果に基づいて前記機器が検査に使用されているか否かを判断し、前記機器が検査に使用されていない場合には検査の実行を不能とし、前記機器が検査に使用されている場合には検査の実行を可能とする制御装置とを備えた
ことを特徴とする検査システム。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記制御装置は、前記検査装置による前記検査の実行後に、前記待機場所に前記機器が無い場合、前記検査装置による前記検査の終了処理を不能とする
ことを特徴とする請求項1に記載の検査システム。
【請求項3】
検査作業者の操作を受け付ける検査開始ボタンを表示する操作部を備え、
前記制御装置は、前記検査装置による前記検査の実行前に、前記待機場所に前記機器が有る場合、前記検査開始ボタンの押下を不能とする
ことを特徴とする請求項1または2に記載の検査システム。
【請求項4】
検査作業者の操作を受け付ける検査終了ボタンを表示する操作部を備え、
前記制御装置は、前記検査装置による前記検査の実行後に、前記検知装置が前記待機場所に前記機器が無い場合、前記検査終了ボタンの押下を不能とする
ことを特徴とする請求項1または2に記載の検査システム。
【請求項5】
前記機器は、前記検体或いは前記検査装置に吸着可能な永久磁石を保持しており、
前記検知装置は、前記待機場所に設置されて前記永久磁石を検知可能な磁気センサである
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の検査システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、検査システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
免震ゴムや免震ゴムと一緒に利用されて構造物の免震に利用される油圧ダンパや、構造物の制振に利用される油圧ダンパ、粘弾性ダンパ、鋼材ダンパや摩擦ダンパの製造者は、製品性能が国土交通省大臣の認定基準や顧客要求仕様(以下、「認定基準等」という)を満たしているかを検査して、検査を通過した製品を需要者へ出荷する。また、製造者は、需要者に対する製品の出荷とともに、製品の性能が認定基準等を満たしていることを証明するための検査書を需要者に発行する。
【0003】
従来、製造者による検査書の発行業務において、検査書の改竄を難しくして製品の信頼性を高める試みとして、検査結果を記録しているデータベースから検査書に示すべき検査結果を抽出し、発行者が予め準備した署名画像情報と抽出した検査結果を含む検査書を表示させる検査書画像情報を生成し、検査書画像情報に製造品に関する索引情報を付加して得た検査書画像情報を発行する検査書発行システムの提案がある(たとえば、特許文献1参照)。
【0004】
前記提案の検査書発行システムは、検査書を画像情報として需要者へ発行するので、検査書の改竄が難しくなり、検査書の信頼性が向上する点で有用である。
【0005】
ところが、製品とともに発行される検査書が実際に検査を受けた製品の検査書ではなく他の製品の検査書であった場合には検査書の改竄が行われてはいないものの、そもそも実際に検査を受けた製品の性能を正しく示していないため、その製品が認定基準等を満足しているのか疑義が生じてしまう結果となる。
【0006】
従来の検査書発行システムでは、製品とその製品について得られた検査書とがデータベース上では紐づけされているが、製品の検査を行った際にその製品の検査で得られた検査書であることを証明するすべはなく、人為的なミスその他によって製品とその製品に紐づけされるべき検査書とが入れ違ってしまう可能性を否定できない。
【0007】
そこで、出願人は、特願2021-019430の出願において、検査装置に取り付けられた製品に付された製造番号をカメラで撮影し、カメラで得た画像データと製品を検査して得た検査書データとに証明情報を付与する処理を行うことで、検査書データとその検査書データが得られた製品とが同一であること証明する提案を行った。この提案によれば、検査書データが得られた検体と、画像データに撮影されている検体とが同一の検体であることを証明できるので、検査書データが実際に検査された検体について得られた検査書データであることを保証できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2002-132998号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
ところが、検査時にカメラの設置を行わずに検体の検査を行ってしまうと、検査書データが得られた検体と、実際に検査に供された検体とが同一であるのか疑義が生じる結果となる。また、カメラ以外にも検体の検査に使用する機器がある場合、当該機器を使用しないで検体の検査を行った場合に正しい検査書データが得られない可能性もある。
【0010】
このように、従来の検査システムでは、検体の検査に使用される機器がある場合に、当該機器を検体の検査に使用するのを検査作業者が失念したまま、検査が行われる可能性があって、これを防止する手立てもなく、前記機器を使用せずに検査を行った場合には検査を再度やり直す必要があり2度手間となっていた。
(【0011】以降は省略されています)

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