TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2023063803
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-10
出願番号2021173825
出願日2021-10-25
発明の名称画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類G03G 15/00 20060101AFI20230428BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】全階調について、主走査方向の濃度ムラを良好に抑えることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】ユーザーが操作パネルを操作することで、主走査方向の濃度調整制御が実行されると、まず、高階調の帯状パターンを形成し、検出手段たる濃度センサで高階調の帯状パターンの主走査方向の濃度ムラを得る(S1,S2)。次に、主走査方向の濃度ムラに基づいて、露光手段たる光書込ユニットなどの露光量たるレーザー光量を補正する露光量補正データとしてのシェーディング補正量を求める(S3)。次に、シェーディング補正量で補正したレーザー光量で中階調以下の複数の帯状パターンを形成し、濃度センサでこれら帯状パターンの主走査方向の濃度ムラを得る(S4,S5)。そして、これらの主走査方向の濃度ムラに基づいて、画像補正データとしての階調補正量を取得する(S6)。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
潜像担持体と、
画像データに基づいて、前記潜像担持体を露光して潜像を形成する露光手段と、
前記潜像を現像して得られるトナー画像の主走査方向の濃度ムラを検出する検出手段とを備え、
前記検出手段により検出された主走査方向の濃度ムラに基づいて、前記露光手段の露光量と、前記画像データとを補正することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記濃度ムラに基づき前記露光量のみを補正して高階調の画像部を形成し、
前記濃度ムラに基づき前記露光量と前記画像データとを補正して前記高階調以下の階調の画像部を形成することを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項2に記載の画像形成装置において、
前記検出手段により検出された高階調トナー画像の主走査方向の濃度ムラに基づいて、前記露光手段の露光量を補正する露光量補正データを取得し、
前記露光量補正データにより補正された露光量を用いて得られた高階調以下の階調のトナー画像の主走査方向の濃度ムラに基づいて画像データを補正する画像補正データを取得することを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
請求項1乃至3いずれか一項に記載の画像形成装置において、
複数のドットで構成された画素のドットパターンを階調に応じて設定することを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
請求項4に記載の画像形成装置において、
前記濃度ムラに基づく前記画像データの補正は、前記ドットパターンの補正であることを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、潜像担持体と、画像データに基づき潜像担持体を露光して潜像を形成する露光手段と、潜像を現像して得られるトナー画像の主走査方向の濃度ムラを検出する検出手段とを備え、検出手段により検出された主走査方向の濃度ムラに基づいて、露光手段の露光量を補正する画像形成装置が知られている。
【0003】
特許文献1には、上記画像形成装置として、検出手段であるカラーセンサによって主走査方向の濃度ムラが検出される上記トナー画像を、画像濃度100%の主走査方向に長い帯状のテストパターンにしたものが記載されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、階調によっては、主走査方向の濃度ムラが残る場合があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、潜像担持体と、画像データに基づき前記潜像担持体を露光して潜像を形成する露光手段と、前記潜像を現像して得られるトナー画像の主走査方向の濃度ムラを検出する検出手段とを備え、前記検出手段により検出された主走査方向の濃度ムラに基づいて、前記露光手段の露光量と前記画像データとを補正することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、全階調について、主走査方向の濃度ムラを良好に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係るプリンタを示す概略構成図。
濃度センサの斜視図。
濃度センサが有する画像素子の概略構成図。
濃度センサの主走査方向に垂直な断面図。
(a)は、低階調画像の主走査方向の画像濃度ムラを示しており、(b)は、中階調画像の主走査方向の画像濃度ムラを示しており、(c)は、高階調画像の主走査方向の画像濃度ムラを示している。
従来の主査方向の濃度ムラの補正について説明する図。
階調補正の一例を示す図。
(a)は、低階調について階調補正した後の主走査方向の濃度ムラを示す図であり、(b)は、中階調ついて階調補正した後の主走査方向の濃度ムラを示す図であり、(c)は、高階調について階調補正した後の主走査方向の濃度ムラを示す図である。
本実施形態の主走査方向の濃度調整制御の制御ブロック図。
本実施形態の主走査方向の濃度調整制御のフロー図。
記録紙に形成される高階調の帯状パターンの一例を示す図。
本実施形態のシェーディング補正についての説明する図。
画像データ補正用の帯状パターンの一例を示す図。
画像濃度と階調の相関関係を示すグラフ。
階調補正テーブルの一例を示す図。
本実施形態の階調補正についての説明する図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式によって画像を形成するプリンタの実施形態について説明する。まず、実施形態に係るプリンタの基本的な構成について説明する。
【0009】
図1は、実施形態に係るプリンタを示す概略構成図である。このプリンタは、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)のトナー像を形成するための4つのプロセスユニット2Y,2M,2C,2Kを備えている。また、このプリンタは、給紙路30、転写前搬送路31、手差し給紙路32、手差しトレイ33、レジストローラ対34、搬送ベルトユニット35を備えている。さらに、このプリンタは、定着装置40、搬送切替装置50、排紙ローラ対52、排紙トレイ53、第1給紙カセット101、第2給紙カセット102、再送装置等も備えている。また、2つの光書込ユニット1YM、1CKも備えている。なお、プロセスユニット2Y,2M,2C,2Kは、潜像担持体たるドラム状の感光体3Y,3M,3C,3Kを有している。
【0010】
第1給紙カセット101,第2給紙カセット102は、それぞれ内部に記録紙Pの束を収容している。そして、給紙ローラ101a,102aの回転駆動により、紙束における一番上の記録紙Pを給紙路30に向けて送り出す。この給紙路30には、後述する2次転写ニップの直前で記録紙を搬送するための転写前搬送路31が続いている。給紙カセット(101,102)から送り出された記録部材としての記録紙Pは、給紙路30を経へて転写前搬送路31に進入する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
三菱製紙株式会社
感光性樹脂組成物
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
9日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
3日前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
16日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
22日前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
11日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
トナー
11日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
25日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
25日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
25日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
25日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
25日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
24日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
続きを見る