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公開番号2023062904
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-09
出願番号2021173080
出願日2021-10-22
発明の名称透明ヒーター
出願人藤森工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H05B 3/84 20060101AFI20230427BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】透明性に優れた透明ヒーターを提供する。
【解決手段】長さ方向にそれぞれ第1の端部14aおよび第2の端部14bを有し、幅方向にそれぞれ第1の側縁部15aおよび第2の側縁部15bを有する透明基材11と、透明基材11の片面に積層された透明導電層12と、を有し、透明導電層12は、長さ方向に沿って少なくとも2本が互いに平行に形成された帯状領域12a,12bを有し、帯状領域12a,12bは、長さ方向に沿う全長にわたって互いに分離されているか、または、第1の端部14aまたは第2の端部14bのいずれかにおいて幅方向に接続されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
長さ方向にそれぞれ第1の端部および第2の端部を有し、幅方向にそれぞれ第1の側縁部および第2の側縁部を有する透明基材と、
前記透明基材の片面に積層された透明導電層と、を有し、
前記透明導電層は、前記長さ方向に沿って少なくとも2本が互いに平行に形成された帯状領域を有し、
前記帯状領域は、前記長さ方向に沿う全長にわたって互いに分離されているか、または、前記第1の端部または前記第2の端部のいずれかにおいて幅方向に接続されている、透明ヒーター。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記透明導電層が前記透明基材の片面に積層された領域における光線透過率が60~90%である、請求項1に記載の透明ヒーター。
【請求項3】
前記透明導電層の表面抵抗が10Ω/□以下である、請求項1または2に記載の透明ヒーター。
【請求項4】
前記第1の端部または前記第2の端部のうち少なくとも一方に、前記透明導電層と接続された端子を有する、請求項1~3のいずれか1項に記載の透明ヒーター。
【請求項5】
前記帯状領域は、前記第1の端部または前記第2の端部のいずれかにおいて幅方向に接続されており、
前記第1の端部または前記第2の端部のうち、いずれか一方のみに、前記透明導電層と接続された端子を有する、請求項1~4のいずれか1項に記載の透明ヒーター。
【請求項6】
前記透明基材は、前記第1の側縁部および前記第2の側縁部に沿って、前記片面上に前記透明導電層を有しない領域を有する、請求項1~5のいずれか1項に記載の透明ヒーター。
【請求項7】
前記透明基材が、直径15~40mmの間で螺旋状に形成されている、請求項1~6のいずれか1項に記載の透明ヒーター。
【請求項8】
前記透明基材および前記透明導電層が、巻き付け自在な可撓性を有する、請求項1~7のいずれか1項に記載の透明ヒーター。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、透明ヒーターに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、物品の加熱、保温等を目的として電気抵抗による発熱を利用した面状ヒーターが提案されている。また、特許文献2および特許文献3には、透明基材に透明導電体を形成して透明発熱体とすることが記載されている。また、特許文献4には、ITOを主材料とする透明導電膜を、透明発熱体として用いることが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-168225号公報
国際公開第2019/167900号
特開2020-82513号公報
特開2014-7100号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のヒーターは、透明な発熱体と不透明の発熱体のいずれも知られているが、従来の透明ヒーターは、透明基材上に不透明な金属線を配置するか、表面抵抗の大きい透明導電体を全面に形成することが多い。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、透明性に優れた透明ヒーターを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するため、本発明は、長さ方向にそれぞれ第1の端部および第2の端部を有し、幅方向にそれぞれ第1の側縁部および第2の側縁部を有する透明基材と、前記透明基材の片面に積層された透明導電層と、を有し、前記透明導電層は、前記長さ方向に沿って少なくとも2本が互いに平行に形成された帯状領域を有し、前記帯状領域は、前記長さ方向に沿う全長にわたって互いに分離されているか、または、前記第1の端部または前記第2の端部のいずれかにおいて幅方向に接続されている、透明ヒーターを提供する。
【0007】
前記透明導電層が前記透明基材の片面に積層された領域における光線透過率が60~90%であってもよい。
前記透明導電層の表面抵抗が10Ω/□以下であってもよい。
前記第1の端部または前記第2の端部のうち少なくとも一方に、前記透明導電層と接続された端子を有してもよい。
【0008】
前記帯状領域は、前記第1の端部または前記第2の端部のいずれかにおいて幅方向に接続されており、前記第1の端部または前記第2の端部のうち、いずれか一方のみに、前記透明導電層と接続された端子を有してもよい。
【0009】
前記透明基材は、前記第1の側縁部および前記第2の側縁部に沿って、前記片面上に前記透明導電層を有しない領域を有してもよい。
前記透明基材が、直径15~40mmの間で螺旋状に形成されていてもよい。
前記透明基材および前記透明導電層が、巻き付け自在な可撓性を有してもよい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、透明性に優れた透明ヒーターを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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