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公開番号2023062735
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-09
出願番号2021172797
出願日2021-10-22
発明の名称走行体
出願人株式会社豊田自動織機
代理人
主分類B60S 1/62 20060101AFI20230427BHJP(車両一般)
要約【課題】走行時における障害物検出器への水分の付着を抑制可能とする走行体の提供にある。
【解決手段】車体と、車体の前部に搭載され、車体の前方の障害物を検出する障害物検出器と、を備える走行体において、障害物検出器に向けて空気を送り出す送風機34と、車体の前部に設けられ、空気を導入する空気導入口94と、空気導入口94と送風機34との間に形成される給気通路と、障害物検出器と送風機34との間に形成される排気通路と、給気通路に設けられ、空気導入口94から導入された空気に含まれる水分を付着させる仕掛板97と、を備えた。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
車体と、
前記車体の前部に搭載され、前記車体の前方の障害物を検出する障害物検出器と、を備える走行体において、
前記障害物検出器に向けて空気を送り出す送風機と、
前記車体の前部に設けられ、空気を導入する空気導入口と、
前記空気導入口と前記送風機との間に形成される給気通路と、
前記障害物検出器と前記送風機との間に形成される排気通路と、
前記給気通路に設けられ、前記空気導入口から導入された空気に含まれる水分を付着させる仕掛部材と、を備えることを特徴とする走行体。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記仕掛部材は、前記空気導入口の後方に設けられることを特徴とする請求項1記載の走行体。
【請求項3】
前記給気通路に、前記空気導入口から導入された空気に含まれる水分を吸収する水分吸収部材を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の走行体。
【請求項4】
前記給気通路は、前記空気導入口から導入された空気が前記仕掛部材によって下方へ流れる下降通路部を有することを特徴とする請求項1~3のいずれか一項記載の走行体。
【請求項5】
前記障害物検出器の前方に備えられ、開口部を有する前部カバー体と、
前記障害物検出器の後方に備えられ、前記障害物検出器の後方を閉塞する閉塞部材と、を備えることを特徴とする請求項1~4のいずれか一項記載の走行体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、走行体に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
走行体に関連する従来技術としては、例えば、特許文献1に開示された車間距離警報装置が知られている。特許文献1に開示された車間距離警報装置では、車両前方に開口するエア導入口と、レーダ部の前面外周縁部に開口するエア吹出口と、を有するエアダクトが車両の前面に設けられている。また、エア導入口から吸い込んだエアをエア吹出口から噴射せしめるファンがエアダクト内に設けられている。
【0003】
特許文献1に開示された車間距離警報装置によれば、車両の運転時に、ファンが駆動されると、車両前方に開口するエア導入口からエアが吸い込まれてレーダ部前面外周縁部に開口するエア吹出口から噴射される。この結果、レーダ部の前面にエアカーテンが形成される形となり、レーダ部前面に泥水等が付着しなくなるとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開平5-87580号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示された車間距離警報装置では、エア導入口から吸い込んだエアに雨水が含まれていると、エア吹出口から噴射されるエアにも水分が残留するので、レーダ部前面への水分が付着するという問題がある。ところで、自律的に走行することが可能な自律走行体は、車体の前方の障害物を検出する障害物検出器を備える場合がある。この種の自律走行体では、車体の前部に備えられる障害物検出器に水分が付着すると、自己位置が推定できなくなるため、障害物検出器への水分の付着を可及的に抑制することが望まれている。
【0006】
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、走行時における障害物検出器への水分の付着を抑制可能とする走行体の提供にある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本発明は、車体と、前記車体の前部に搭載され、前記車体の前方の障害物を検出する障害物検出器と、を備える走行体において、前記障害物検出器に向けて空気を送り出す送風機と、前記車体の前部に設けられ、空気を導入する空気導入口と、前記空気導入口と前記送風機との間に形成される給気通路と、前記障害物検出器と送風機との間に形成される排気通路と、前記給気通路に設けられ、前記空気導入口から導入された空気に含まれる水分を付着させる仕掛部材と、を備えることを特徴とする。
【0008】
本発明では、走行体が走行すると、空気が空気導入口から導入され、導入された空気は給気通路を通り送風機に供給される。送風機は、供給された空気を障害物検出器に吹き付ける。給気通路に仕掛部材が備えられているので、例えば、雨天時に空気導入口から導入される空気に含まれる水分は、仕掛部材に付着する。このため、空気導入口から導入される空気に含まれる水分は低減され、送風機から吹き出される空気による障害物検出器への水分の付着を抑制することができる。
【0009】
また、上記の走行体において、前記仕掛部材は、前記空気導入口の後方に設けられる構成としてもよい。
この場合、空気導入口から導入された空気は直ちに仕掛部材に当たるので、仕掛部材に直ぐに水分が付着する。このため、仕掛部材から離れた位置となる送風機には水分が到達し難くなる。
【0010】
また、上記の走行体において、前記給気通路に、前記空気導入口から導入された空気に含まれる水分を吸収する水分吸収部材を設けた構成としてもよい。
この場合、水分吸収部材が空気導入口から導入される空気に含まれる水分を吸収する。したがって、空気導入口から導入される空気に含まれる水分は、仕掛部材による水分の低減に加え、水分吸収部材により低減され、送風機から吹き出される空気による障害物検出器への水分の付着をより抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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