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公開番号2023062713
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-09
出願番号2021172761
出願日2021-10-22
発明の名称棒材の検出方法
出願人大同特殊鋼株式会社
代理人個人
主分類G06M 7/00 20060101AFI20230427BHJP(計算;計数)
要約【課題】横断輪郭線の輝度変化や「途切れ」、「かすれ」があっても確実かつ迅速に棒材を検出でき、棒材を計数することが可能な棒材の検出方法を提供する。
【解決手段】長手方向へ並列して搬送される複数の同形断面の棒材P1~P3に対し、これら棒材P1~P3を横断するようにライン光L1を照射して、各棒材P1~P3の外周頂部形状に沿った部分を含む横断輪郭線Fを取得し、棒材P1~P3と同形断面の基準図形Scを、横断輪郭線Fの延びる方向で一方から他方へ当該横断輪郭線Fと交差するように移動させ、各移動位置における基準図形Scと横断輪郭線Fのずれ量を算出して、ずれ量が局所的に最少となる位置に各棒材P1~P3が存在するものとする。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
長手方向へ並列して搬送される複数の同形断面の棒材に対し、これら棒材を横断するようにライン光を照射して、前記各棒材の外周頂部形状に沿った部分を含む横断輪郭線を取得し、前記棒材と同形断面の基準図形を、前記横断輪郭線の延びる方向で一方から他方へ当該横断輪郭線と交差するように移動させ、各移動位置における基準図形と横断輪郭線のずれ量を算出して、ずれ量が局所的に最少となる位置に各棒材が存在するものとする棒材の検出方法。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記ずれ量の算出を、前記横断輪郭線と基準図形の頂部範囲との間でのみ行う請求項1に記載の棒材の検出方法。
【請求項3】
前記ずれ量を、前記基準図形の各移動位置で得られる前記横断輪郭線との間の複数の誤差絶対値を平均した誤差平均値で表わし、前記誤差絶対値のうち所定値より大きいものを前記誤差平均値の算出から除外する請求項1又は2に記載の棒材の検出方法。
【請求項4】
前記誤差平均値の算出に使用される誤差絶対値が少なくなるのに応じて大きくなる係数を前記誤差平均値に乗じる請求項3に記載の棒材の検出方法。
【請求項5】
前記基準図形の移動方向で前記ずれ量の最初の最少を検出した後、当該最少となる位置の前後で、前記棒材の直径に応じて定めた領域をマスキングし、続いてマスキングから除かれた領域で、前記移動方向で前記ずれ量の最初の最少を検出することを繰り返すことによって、前記ずれ量の局所的な最少を検出する請求項1ないし4のいずれかに記載の棒材の検出方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は棒材の検出方法に関し、特に並列して複数の棒材が搬送される際に所要本数の棒材が搬送されているか否かを確認するのに適した棒材の検出方法に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
この種の棒材の検出方法として例えば特許文献1では、搬送される棒材を横切るように線状レーザ光を照射し、照射された線状レーザ光が棒材の外周頂部の形状に沿ってほぼ同形状に繰り返されるレーザ軌跡(横断輪郭線)、例えば棒材が丸棒材である場合には円弧状に繰り返される横断輪郭線を撮像して画像処理することによって棒材の存在を検出し、その本数を計数している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-305737
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、棒材に生じる横断輪郭線は、搬送される棒材と撮像装置の相対位置が変化し、あるいは棒材の材質に応じて表面反射率が変化することによって、その輝度が変化しあるいは「途切れ」や「かすれ」を生じるために画像処理が困難になり、あるいは補正処理等によってラインのサイクルタイムに画像処理が間に合わないという問題があった。
【0005】
そこで、本発明はこのような課題を解決するもので、横断輪郭線の輝度変化や「途切れ」、「かすれ」があっても確実かつ迅速に棒材を検出でき、棒材を計数することが可能な棒材の検出方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本第1発明では、長手方向へ並列して搬送される複数の同形断面の棒材(P1~P3)に対し、これら棒材(P1~P3)を横断するようにライン光(L1)を照射して、前記各棒材(P1~P3)の外周頂部形状に沿った部分を含む横断輪郭線(F)を取得し、前記棒材(P1~P3)と同形断面の基準図形(Sc)を、前記横断輪郭線(F)の延びる方向で一方から他方へ当該横断輪郭線(F)と交差するように移動させ、各移動位置における基準図形(Sc)と横断輪郭線(F)のずれ量を算出して、ずれ量が局所的に最少となる位置に各棒材(P1~P3)が存在するものとする。
【0007】
本第1発明においては、基準図形と横断輪郭線のずれ量を算出して、ずれ量が局所的に最少となる位置に各棒材が存在するものとすることによって、横断輪郭線の輝度変化や「途切れ」、「かすれ」があっても確実かつ迅速に棒材を検出して棒材を計数することができる。
【0008】
本第2発明では、前記ずれ量の算出を、前記横断輪郭線(F)と基準図形(Sc)の頂部範囲(Tp)との間でのみ行う。
【0009】
本第2発明において、ライン光の照射範囲は棒材の頂部付近が殆どで、横断輪郭線はその殆どが棒材の外周頂部形状に沿った部分に現れるから、基準図形の頂部範囲でのみ、横断輪郭線とのずれ量の算出を行うことで、より迅速な棒材検出が行われる。
【0010】
本第3発明では、前記ずれ量を、前記基準図形(Sc)の各移動位置で得られる前記横断輪郭線(F)との間の複数の誤差絶対値(Ea)を平均した誤差平均値(Ev)で表わし、前記誤差絶対値(Ev)のうち所定値より大きいものを前記誤差平均値(Ev)の算出から除外する。
(【0011】以降は省略されています)

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