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公開番号2023061454
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-02
出願番号2021171346
出願日2021-10-20
発明の名称フェンス
出願人積水樹脂株式会社
代理人
主分類E04H 17/20 20060101AFI20230425BHJP(建築物)
要約【課題】取付部材の種類を少なくしつつ、柵に固定したフェンス用支柱を介してフェンス体を固定することができるフェンスを提供する。
【解決手段】設置面に立設した柵用支柱11と、柵用支柱11の上部の上横材12と、上横材12の下方の下横材13とを有する柵10と、上横材12に取付けられる上取付部材20と、下横材13に取付けられる下取付部材30と、上取付部材20及び下取付部材30に固定されるフェンス用支柱40と、フェンス用支柱40に固定されるフェンス体50とを備え、下取付部材30は、フェンス用支柱40を間にして左右両側に固定される縦板部31、31を有し、縦板部31は、その下端から上方に向けて形成されて下横材13が配置可能な切り欠き部34、35を備え、該切り欠き部34、35は、下横材13が柵用支柱11の前側、後側及び同一面内に配置されている場合に対応する切り欠きをそれぞれ異なる位置に備えるように構成する。
【選択図】 図2

特許請求の範囲【請求項1】
設置面に立設して左右に間隔をあけて配置された柵用支柱と、
前記柵用支柱の上部に架設された上横材と、
前記上横材の下方であって、前記柵用支柱の前側、後側、又は該柵用支柱と同一面内のいずれかに架設され下横材とを有する柵と、
前記上横材に取付けられる上取付部材と、
前記下横材に取付けられる下取付部材と、
前記上取付部材及び下取付部材に固定されて上下方向に配置されるフェンス用支柱と、
前記フェンス用支柱に固定されるフェンス体と、
を備えたフェンスであって、
前記下取付部材は、前記フェンス用支柱を間にして左右両側に固定される二個一対の縦板部を有し、
前記縦板部は、その下端から上方に向けて形成されて前記下横材が配置可能な切り欠き部を備え、
前記切り欠き部は、前記下横材の架設位置に対応して、前記下横材が前記柵用支柱の前側に配置されている場合に、該下横材が配置される第一の切り欠きと、
前記中横材及び下横材が、前記柵用支柱と同一面内に配置されている場合、又は、前記柵用支柱の後側に配置されている場合に、該下横材が配置される第二の切り欠き及び第三の切り欠きと、をそれぞれ異なる位置に備えている
ことを特徴とするフェンス。
続きを表示(約 170 文字)【請求項2】
前記下取付部材の二個の縦板部、及び前記フェンス用支柱は、それぞれ左右方向に貫通する貫通孔を有し、
前記貫通孔に挿通されたボルト部材を介して該縦板部が該フェンス用支柱に固定されるとともに、
前記フェンス用支柱の貫通孔は、上下方向に長い長孔となされている
ことを特徴とする請求項1に記載のフェンス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、柵にフェンス体を取付けたフェンスに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、道路において、車両と歩行者の通路を分離するためや、工場や倉庫で歩行者が設備等に近づかないようにするためにバリケードや門型の防護柵が利用されている。この防護柵等の横ビーム材を利用してフェンス体を固定する形態が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、バリケードの横設単管を利用してこのバリケードにフェンス体を固定したり、並設するフェンス体に対して補強用の単管などを固定して、フェンス体の設置状態を簡単に補強したりすることのできるフェンス固定具が開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、フェンス設置側の片側からの既設の柵や自動倉庫などの柱や梁に対して設置作業を行うことができる脱着可能な安全フェンスが開示されている。
【0005】
特開2003-293333号公報
特開2011-001699号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、既設の柵としては、門型の防護柵を挙げることができる。この種の防護柵は、鋼管をU字状に曲げてU字状の両端部の設置面に埋設することによって、逆U字状に配置される。更に、防護柵を補強するために両側の鋼管の間に別の小径の鋼管を架設することによって、上下二段の横材が配置された形態となるものが多く用いられている。また、この種の防護柵は横方向に沿って複数個配置した形態で用いられることが多い。
【0007】
このような防護柵にフェンス体を取付ける場合、上下の横材にそれぞれ取付金具を配置して、この取付金具を利用して上下方向にフェンス用支柱を固定する。更に、同じ防護柵の異なる位置に固定したフェンス用支柱、又は、隣接する他の防護柵に固定されたフェンス用支柱との間にフェンス体を固定することができる。
【0008】
下側の横材は、両側の鋼管の間であって、同一面内に位置する場合と、鋼管の前側又は後側である一側面上に位置する場合がある。フェンス体は、設置現場の状況に応じて、防護柵の前側に取付ける場合と、後側に取付ける場合が生じるので、下側の横材の位置を考慮すると、防護柵とフェンス体との位置関係としては3パターン生じることとなる。
【0009】
横材の取付金具とフェンス用支柱とを長さ調整が可能な形態とすれば、上記位置関係が3パターンあっても、上下それぞれ1種類の取付金具で対応することができるが、フェンス体の取付作業時において、都度長さ調整する必要があるし、また、長さ調整可能な形態とすると、所定の長さは確保する必要があるので、フェンス用支柱を上下方向に配置するための調整が都度必要となり、施工性の点に加えて、外観上にも問題が生じてしまうおそれがある。
【0010】
本発明は、前記の如き問題点を解消し、取付部材の種類を少なくしつつ、柵に固定したフェンス用支柱を介してフェンス体を固定することができるフェンスを提供せんとするものである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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