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公開番号2023061024
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-01
出願番号2021170770
出願日2021-10-19
発明の名称壁押さえカバー材
出願人アイジー工業株式会社
代理人
主分類E04D 3/40 20060101AFI20230424BHJP(建築物)
要約【目的】本発明は、屋根と壁間の取り合い部分に使用する壁押さえカバー材に関するものである。
【構成】既存の乾式外装材Gと新規屋根材A間に施工する防水カバー材であり、垂直平面状のカバー化粧片K1と、カバー化粧片K1の上端を屋内方向に屈曲した底辺K2と、底辺K2の先端を上方に屈曲したシーリング受片K3と、カバー化粧片K1の下端を屋内方向に屈曲した下カバー片K5とから長尺状に形成した壁押さえカバー材Kである。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
既存の乾式外装材と新規屋根材間に施工する防水カバー材であり、垂直平面状のカバー化粧片と、カバー化粧片の上端を屋内方向に屈曲した底辺と、底辺の先端を上方に屈曲したシーリング受片と、シーリング受片と、カバー化粧片の下端を屋内方向に屈曲した下カバー片とから長尺状に形成したことを特徴とする壁押さえカバー材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、屋根と壁間の取り合い部分に使用する壁押さえカバー材に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
屋根と壁間の取り合い部分を改修する際に使用する壁押さえカバー材は略L字状に成形した金属製の板材にて屋根材の上端と壁材の下端を覆って施工するのが一般的である。(例えば、特許文献1、2参照)。
【0003】
特開平8-35297号公報
特開平10-8645号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1は既存の屋根の水上部を改修する構造に関するものである。特許文献2は下屋の防水構造に関するものである。しかしながら、既存の乾式外装材の下端部から新規屋根材の水上端までに大きな段差が形成された場合には対応が出来なかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明はこのような欠点を解決するために、既存の乾式外装材と新規屋根材間に施工する防水カバー材であり、垂直平面状のカバー化粧片と、カバー化粧片の上端を屋内方向に屈曲した底辺と、底辺の先端を上方に屈曲したシーリング受片と、シーリング受片と、カバー化粧片の下端を屋内方向に屈曲した下カバー片とから長尺状に形成した壁押さえカバー材を提供するものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明に係る壁押さえカバー材によれば、(1)既存の乾式外装材の下端部から新規屋根材の水上端までに大きな段差が形成された場合でも施工が可能である。(2)瓦屋根の改修などで形成される大きな段差にでも対応出来る。(3)シーリング材を形成するシーリングポケットが形成され、シーリングが打ちやすくなった。等の特徴、効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明に係る壁押さえカバー材の代表的一例を示す斜視
本発明に係る壁押さえカバー材の施工状態の代表的一例を示す断面図である。図と断面図である。
本発明に係る壁押さえカバー材を使用する新規屋根材の代表的一例を示す正面図と斜視図である。
本発明に係る壁押さえカバー材を使用する新規屋根材の代表的一例を示す断面図である。
本発明に係る壁押さえカバー材を使用する新規屋根材の施工状態を示す断面図である。
本発明に係る壁押さえカバー材を使用する新規屋根材の施工状態を示す断面図である。
本発明に係る壁押さえカバー材を使用するその他施工状態示す断面図である。
本発明に係る壁押さえカバー材に使用する壁押さえカバー材のその他の実施例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に図面を用いて本発明に係る壁押さえカバー材について詳細に説明する。壁押さえカバー材Kは図1(a)、(b)に示すように、垂直平面状のカバー化粧片K1と、カバー化粧片K1の上端を屋内方向に屈曲した底辺K2と、底辺K2の先端を上方に屈曲したシーリング受片K3と、シーリング受片K3の上端を屋内側に折り返した舌片K4と、カバー化粧片K1の下端を屋内方向に屈曲した下カバー片K5とから長尺状に形成したものである。
【0009】
図2は本発明に係る図1に示す壁押さえカバー材の施工状態の代表的一例を示す断面図である。αは既存屋根下地であり、垂木α1、野地板α2、既存下葺き材α3、既存雨押えα4よりなり、既存の屋根材を除去したものである。
【0010】
Aは新規屋根材であり、金属製外装材1の裏面材3間に断熱材2を形成した乾式壁材である。Bは耐水合板、Cは下葺き材、Mは平型面戸、Sはシーリング材、Dは受木、Eは改修用壁押え、Fは受木、Gは既存の乾式外装材である。なお、既存下葺き材α3と下葺き材Cは、ルーフィングシート等の防水シートである。
(【0011】以降は省略されています)

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