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公開番号2023058847
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-04-26
出願番号2021168606
出願日2021-10-14
発明の名称外装容器
出願人花王株式会社
代理人個人,個人
主分類B65D 77/04 20060101AFI20230419BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】使用者が位置合わせを意識することなく袋容器を所定の姿勢に誘導する外装容器を提供する。
【解決手段】内容物を注出する注出口部を有する袋容器を収容する収容空間を形成する外装容器であって、筒形状を有する胴部と、前記注出口部が挿入される挿入口が形成されている天面部と、を備え、前記胴部は、前記胴部の軸方向上の少なくとも一範囲において、第1領域、および内径が前記第1領域よりも小さい第2領域を周方向上に有し、前記第1領域と前記第2領域の境界線は、前記軸方向に対して傾きを有する、外装容器。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
内容物を注出する注出口部を有する袋容器を収容する収容空間を形成する外装容器であって、
筒形状を有する胴部と、
前記注出口部が挿入される挿入口が形成されている天面部と、
を備え、
前記胴部は、前記胴部の軸方向上の少なくとも一範囲において、第1領域、および内径が前記第1領域よりも小さい第2領域を周方向上に有し、
前記第1領域と前記第2領域の境界線は、前記軸方向に対して傾きを有する、外装容器。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記第2領域は、前記胴部の内周面から突出するリブである、請求項1に記載の外装容器。
【請求項3】
前記胴部は、前記天面部に向かうにつれて前記胴部の周方向における第1の側に向かう第1のリブ、および、前記天面部に向かうにつれて前記胴部の周方向における前記第1の側と反対側である第2の側に向かう第2のリブを有する、請求項2に記載の外装容器。
【請求項4】
前記第1のリブおよび前記第2のリブは、前記天面部が位置する側と反対側の端部において結合している、請求項3に記載の外装容器。
【請求項5】
前記胴部は、前記第1のリブおよび前記第2のリブからなる組を複数有する、請求項3または4に記載の外装容器。
【請求項6】
前記胴部は、前記第1のリブおよび前記第2のリブの間に、前記第1のリブおよび前記第2のリブよりも高さが大きい第3のリブを有する、請求項3~5のいずれか一項に記載の外装容器。
【請求項7】
前記第2領域は、2つの前記第1領域の間に位置する面領域であり、
前記第2領域から見て前記胴部の周方向における第1の側に位置する第1領域と前記第2領域との境界線は、前記天面部に向かうにつれて前記第1の側に向かい、
前記第2領域から見て前記胴部の周方向における前記第1の側と反対側である第2の側に位置する第1領域と前記第2領域との境界線は、前記天面部に向かうにつれて前記第2の側に向かう、請求項1に記載の外装容器。
【請求項8】
前記胴部は、複数の前記第2領域を有する、請求項7に記載の外装容器。
【請求項9】
前記天面部の外縁から突出する外周側環状部、および前記外周側環状部の内周側に位置する内周側環状部をさらに備え、
前記外周側環状部および前記内周側環状部の間に前記胴部が嵌合することにより、前記胴部に前記天面部が取り付けられ、
前記内周側環状部は、周方向上で不連続に形成されている、請求項1~8のいずれか一項に記載の外装容器。
【請求項10】
前記袋容器と、
前記袋容器を収容する請求項1~9のいずれか一項に記載の外装容器と、
を有する、容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、外装容器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
シャンプー液、リンス液、化粧液または薬液などの液剤を収容するフィルム製の袋容器が広く普及している。袋容器に収容された液剤は硬質な容器に詰め替えて使用されることが多かったが、近年では、袋容器の注出口部に、袋容器から液剤を吸引して当該液剤を吐出するポンプ装置を取り付けることも行われている。
【0003】
上記の袋容器は単体で立位することが難しいので、袋容器を立位状態で支持する外装容器の開発が行われている。例えば、以下の特許文献1には、袋状の内部容器に被さる外装容器が開示されている。具体的には、当該外装容器は、無底筒状の胴部、胴部の上端から延設された錐台形状からなる肩部、および案内溝が形成されている頂壁を有し、肩部には案内溝に繋がる孔が形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-313477号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された外装容器の胴部の断面形状は長方形であるので、使用者は、袋容器の長手方向と胴部の長手方向に合わせた上で外装容器を袋容器に被せると考えられる。この場合、軸方向周りでの外装容器に対する袋容器の姿勢を一定の姿勢とすることができるが、袋容器に外装容器を装着する際に使用者が両者の位置合わせをする手間が生じる。
【0006】
本発明は、使用者が位置合わせを意識することなく袋容器を所定の姿勢に誘導する外装容器に関する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のある観点は、内容物を注出する注出口部を有する袋容器を収容する収容空間を形成する外装容器であって、筒形状を有する胴部と、前記注出口部が挿入される挿入口が形成されている天面部と、を備え、前記胴部は、前記胴部の軸方向上の少なくとも一範囲において、第1領域、および内径が前記第1領域よりも小さい第2領域を周方向上に有し、前記第1領域と前記第2領域の境界線は、前記軸方向に対して傾きを有する、外装容器に関する。
【発明の効果】
【0008】
以上説明したように本発明の外装容器によれば、使用者が位置合わせを意識することなく袋容器を所定の姿勢に誘導することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態による容器10の外観構成を示す説明図である。
袋容器60の外観構成を示す説明図である。
注出口部70の構成を示す説明図である。
蓋部250の斜視図である。
蓋部250の図4に示したI-I線断面を示す説明図である。
蓋部250、注出口部70およびポンプ装置30の係合部32が取り付けられた状態の断面図である。
本発明の一実施形態による胴部220の斜視図である。
蓋部250が装着された胴部220の図7におけるII-II線断面を示す説明図である。
袋容器60および袋容器ホルダー20の平面視を模式的に示す説明図である。
袋容器ホルダー20の内周に形成されている斜行リブ231および中央リブ233を模式的に示す説明図である。
袋容器60が胴部220に収納された状態における袋容器60および胴部220の平面視を示す説明図である。
第1の変形例による袋容器ホルダー420を示す説明図である。
第2の変形例による袋容器ホルダー422を示す説明図である。
第3の変形例による袋容器ホルダー424を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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