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公開番号2023058195
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-04-25
出願番号2021168038
出願日2021-10-13
発明の名称包装体
出願人凸版印刷株式会社
代理人
主分類B65D 81/34 20060101AFI20230418BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】本発明の解決しようとする課題は、開封後にも再封止が可能な包装体において、容器ごと電子レンジによる加熱を可能とする包装体を提案するものである。
【解決手段】いずれも電子レンジ加熱が可能な容器本体2と、容器本体の開口部を封止する蓋材3とを有する包装体1であって、蓋材は内容物の取出口となるU字形の切込み4と、前記U字形の底部5から離開した部分に設けられた貫通孔7とを有し、蓋材には、前記U字形の切込みと前記貫通孔全体を覆う再封止用粘着シート部材6が貼り付けられており、前記U字形の切込みの底部から上方に向かって、前記再封止用粘着シート部材を引き剥がした後に再封止することにより、包装体を電子レンジ加熱した際に、前記貫通孔が蒸気抜き孔として作用することを特徴とする包装体である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
いずれも電子レンジ加熱が可能な容器本体と、容器本体の開口部を封止する蓋材とを有する包装体であって、
蓋材は内容物の取出口となるU字形の切込みと、前記U字形の底部から離開した部分に設けられた貫通孔とを有し、
蓋材には、前記U字形の切込みと前記貫通孔全体を覆う再封止用粘着シート部材が貼り付けられており、
前記U字形の切込みの底部から上方に向かって、前記再封止用粘着シート部材を引き剥がした後に再封止することにより、
包装体を電子レンジ加熱した際に、前記貫通孔が蒸気抜き孔として作用することを特徴とする包装体。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
前記再封止用粘着シート部材の粘着開始部から、蓋材の前記貫通孔までの距離が、5mm以上35mm以下であることを特徴とする請求項1に記載の包装体。
【請求項3】
前記再封止用粘着シート部材の粘着強度は、剥離速度300mm/分、180°剥離において、5N/15mm以上、15N/15mm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の包装体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、主に食品を収納した包装体に関し、開口部が再封止可能であり、かつ電子レンジでそのまま加熱することができる包装体に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
食品を収納した包装体においては、冷蔵庫から取り出した後に、容器ごと電子レンジで加熱して調理することができる包装体が種々提案されている。特許文献1に記載された蓋材は、容器ごと電子レンジで加熱した場合に、自動的に蒸気が抜ける機能を有する密封蓋材である。
【0003】
特許文献1に記載された蓋材は、蒸気抜き孔と、これを封止する蒸気抜きラベルとを有し、蒸気抜きラベルは、蒸気抜き孔を覆う非粘着領域と、非粘着領域からラベル端部に達する蒸気通路を形成する弱粘着領域と、前記非粘着領域と弱粘着領域の外側に隣接する強粘着領域とを有し、前記非粘着領域は、蒸気抜きラベルの全面に塗工した強粘着層の上に非粘着コート層を塗工面積率100%で塗工したものであり、前記弱粘着領域は、全面に塗工した強粘着領域の上に非粘着コート層を塗工面積率10%以上90%以下で塗工したものであることを特徴とする蓋材である。
【0004】
特許文献2に記載されたマイクロ波処理用包装体、及び通蒸ラベルは、マイクロ波処理(電子レンジ加熱)前には通蒸ラベルによって容器の密封性が担保され、マイクロ波処理時には内圧が非常に高くなる前に容器内の蒸気を逃がすことができる包装体である。
【0005】
特許文献2に記載された包装体は、蒸気抜き用開口部を有するマイクロ波処理用容器と、非貼着面及び非貼着面を取り囲む貼着面がラベル基材に設けられた通蒸ラベルとを有し、前記通蒸ラベルが前記非貼着面にて前記蒸気抜き用開口部を覆うようにして、前記貼着面を介して前記容器に貼付されている包装体において、前記貼着面が、ラベル基材の裏面側に設けられた貼着剤層の裏面から構成されており、前記貼着剤層の一部分または全部に熱膨張性微粒子が含有されていることを特徴とするマイクロ波処理用包装体である。
【0006】
特許文献1に記載された蓋材も、特許文献2に記載された包装体も、いずれも容器ごと電子レンジで加熱することができる包装体に関するものである。しかし一方、一度に使い切らないような食品類を収納する包装容器においては、開封後にも再封止ができると利便性が高いが、特許文献1および2に記載された包装体においては、再封止に関する記述が見当たらない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2015-20781号公報
特開2018-52513号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の解決しようとする課題は、開封後にも再封止が可能な包装体において、容器ごと電子レンジによる加熱を可能とする包装体を提案するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、いずれも電子レン
ジ加熱が可能な容器本体と、容器本体の開口部を封止する蓋材とを有する包装体であって、蓋材は内容物の取出口となるU字形の切込みと、前記U字形の底部から離開した部分に設けられた貫通孔とを有し、蓋材には、前記U字形の切込みと前記貫通孔全体を覆う再封止用粘着シート部材が貼り付けられており、前記U字形の切込みの底部から上方に向かって、前記再封止用粘着シート部材を引き剥がした後に再封止することにより、包装体を電子レンジ加熱した際に、前記貫通孔が蒸気抜き孔として作用することを特徴とする包装体である。
【0010】
本発明に係る包装体は、開封後の再封止が可能であり、再封止後に容器ごと電子レンジで加熱することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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