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公開番号2023057956
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-04-24
出願番号2021167720
出願日2021-10-12
発明の名称遠隔受発注システム
出願人長屋印刷株式会社
代理人個人
主分類G06Q 30/0601 20230101AFI20230417BHJP(計算;計数)
要約【課題】在庫リスクを発生させることなく、実店舗がオリジナリティの高い商品を販売することができる遠隔受注システム及び方法を提供する。
【解決手段】遠隔受注システム100は、顧客が店頭で操作する第1店舗端末110と、従業員が操作する第2店舗端末120と、サーバー装置140と、を備える。サーバー装置は、商品の製作者が操作する製作者端末130並びに商品、商品に形成するデザイン及び商品におけるデザインの配置位置を記憶する第1記憶手段150と、完成前の商品の在庫数を記憶する第2記憶手段160と、顧客の注文を識別する注文識別情報毎に、顧客が注文する商品・デザイン・配置位置夫々を特定する注文商品情報、顧客の連絡先情報、商品を実店舗で受け取るか否かの別を示す受取形態情報、商品代金の支払い状況に関する支払識別情報及び商品の製作過程の進捗状況を示す製作進捗情報を関連付けて記憶する第3記憶手段170と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
実店舗に訪れる顧客が店頭で操作する第1店舗端末、前記実店舗の従業員が操作する第2店舗端末、前記顧客が注文する商品を製作する製作者が操作する製作者端末、並びに前記第1店舗端末、前記第2店舗端末及び前記製作者端末と接続され、前記商品、前記商品に形成するデザイン及び前記商品における前記デザインの配置位置を記憶する第1記憶手段と、完成前の前記商品の在庫数を記憶する第2記憶手段と、前記顧客の注文を識別する注文識別情報毎に、前記顧客が注文する前記商品・前記デザイン・前記配置位置それぞれを特定する注文商品情報、前記顧客の連絡先情報、前記商品を前記実店舗で受け取るか否かの別を示す受取形態情報、前記商品代金の支払い状況に関する支払識別情報、及び前記商品の製作過程の進捗状況を示す製作進捗情報を関連付けて記憶する第3記憶手段と、を有するサーバー装置、を含む遠隔受発注システムであって、
前記第1店舗端末が、
前記顧客の操作に基づいて、一の前記商品の一の前記配置位置に一の前記デザインが施される商品画像を前記第1店舗端末の表示装置に表示させると共に、前記顧客の注文に応じ採番する前記注文識別情報、前記注文商品情報、前記連絡先情報、前記受取形態情報及び前記支払識別情報を受け付ける注文受付手段と、
前記従業員による承認操作に基づいて、前記注文受付手段によって受け付ける情報を前記サーバー装置へ通知する注文通知手段と、を有し、
前記サーバー装置が、
前記注文通知手段によって通知される情報を前記第3記憶手段に記憶させると共に、前記製作進捗情報として“受注済み”を表す情報を記憶させる受注情報設定手段と、
前記注文通知手段によって通知される情報に含まれる前記商品に関し、前記完成前の商品の在庫数を減じる完成前在庫管理手段と、を有し、
前記製作者端末が、
前記製作者の操作に基づいて、一の前記注文識別情報に関連付けられる前記商品、前記デザイン及び前記配置位置で特定される前記顧客が注文する商品の画像を前記製作者端末の表示装置に表示させると共に、画像形成装置に設置される前記一の注文識別情報に関連付けられる前記商品の、前記一の注文識別情報に関連付けられる配置位置に、前記一の注文識別情報に関連付けられる前記デザインの画像を形成させる画像形成手段と、
前記画像形成手段による処理が終わった後、前記一の注文識別情報に関連付けられる前記製作進捗情報を“製作済み”を表す情報に変更する受注情報変更手段と、
前記受取形態情報として前記実店舗で受け取る旨が記憶される場合、前記実店舗の住所が記載される配送伝票を作成し、前記受取形態情報として前記実店舗で受け取らない旨が記憶される場合、前記顧客の連絡先情報が記載される配送伝票を作成する配送伝票作成手段と、を有し、
前記第2店舗端末が、前記従業員の操作に基づいて、前記第3記憶手段から、一の前記注文識別情報又は一の前記支払識別情報に関連付けて記憶される情報を抽出し、抽出した情報を前記第2店舗端末の表示装置へ一覧表示させる注文情報閲覧手段を有することを特徴とする遠隔受発注システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
実店舗に訪れる顧客が店頭で操作する第1店舗端末、前記実店舗の従業員が操作する第2店舗端末、前記顧客が注文する商品を製作する製作者が操作する製作者端末、並びに前記第1店舗端末、前記第2店舗端末及び前記製作者端末と接続され、前記商品、前記商品に形成するデザイン及び前記商品における前記デザインの配置位置を記憶する第1記憶手段と、完成前の前記商品の在庫数を記憶する第2記憶手段と、前記顧客の注文を識別する注文識別情報毎に、前記顧客が注文する前記商品・前記デザイン・前記配置位置それぞれを特定する注文商品情報、前記顧客の連絡先情報、前記商品を前記実店舗で受け取るか否かの別を示す受取形態情報、前記商品代金の支払い状況に関する支払識別情報、及び前記商品の製作過程の進捗状況を示す製作進捗情報を関連付けて記憶する第3記憶手段と、を有するサーバー装置、を含む遠隔受発注システムにおける遠隔受発注方法であって、
前記第1店舗端末において、
注文受付手段が、前記顧客の操作に基づいて、一の前記商品の一の前記配置位置に一の前記デザインが施される商品画像を前記第1店舗端末の表示装置に表示させると共に、前記顧客の注文に応じ採番する前記注文識別情報、前記注文商品情報、前記連絡先情報、前記受取形態情報及び前記支払識別情報を受け付けるステップと、
注文通知手段が、前記従業員による承認操作に基づいて、前記注文受付手段によって受け付ける情報を前記サーバー装置へ通知するステップと、を含み、
前記サーバー装置において、
受注情報設定手段が、前記注文通知手段によって通知される情報を前記第3記憶手段に記憶させると共に、前記製作進捗情報として“受注済み”を表す情報を記憶させるステップと、
完成前在庫管理手段が、前記注文通知手段によって通知される情報に含まれる前記商品に関し、前記完成前の商品の在庫数を減じるステップと、を含み、
前記製作者端末におい、
画像形成手段が、前記製作者の操作に基づいて、一の前記注文識別情報に関連付けられる前記商品、前記デザイン及び前記配置位置で特定される前記顧客が注文する商品の画像を前記製作者端末の表示装置に表示させると共に、画像形成装置に設置される前記一の注文識別情報に関連付けられる前記商品の、前記一の注文識別情報に関連付けられる配置位置に、前記一の注文識別情報に関連付けられる前記デザインの画像を形成させるステップと、
受注情報変更手段が、前記画像形成手段による処理が終わった後、前記一の注文識別情報に関連付けられる前記製作進捗情報を“製作済み”を表す情報に変更するステップと、
配送伝票作成手段が、前記受取形態情報として前記実店舗で受け取る旨が記憶される場合、前記実店舗の住所が記載される配送伝票を作成し、前記受取形態情報として前記実店舗で受け取らない旨が記憶される場合、前記顧客の連絡先情報が記載される配送伝票を作成するステップと、を含み、
前記第2店舗端末において、
注文情報閲覧手段が、前記従業員の操作に基づいて、前記第3記憶手段から、一の前記注文識別情報又は一の前記支払識別情報に関連付けて記憶される情報を抽出し、抽出した情報を前記第2店舗端末の表示装置へ一覧表示させるステップを含むことを特徴とする遠隔受発注方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
実店舗においてオリジナルグッズを無在庫で販売する技術に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、インターネットやWi-Fi等の通信ネットワーク環境の整備が進んだり、ユーザーインターフェースの技術水準が向上したりしていることに伴い、一般消費者の間において、自宅で手軽に買い物ができる電子商取引が急速に拡大している。
【0003】
一方で、街中に店舗を構える実店舗は、電子商取引が拡大すると、従来の収益機会を奪われることになるため、顧客に対し独自(実店舗ならでは)の付加価値を提供し、新たな収益機会を開拓する必要性が生じる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そこで、実店舗において、オリジナリティの高い商品を販売する方策も考えられるが、顧客ニーズを予測して事前に商品を準備する場合、商品の売れ残りのリスク、つまり、実店舗が在庫リスクを抱えてしまうという問題点が有る。
【0005】
そこで本発明では、上記問題点に鑑み、在庫リスクを発生させることなく、実店舗がオリジナリティの高い商品を販売することができる環境を実現させる遠隔受発注システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
開示する遠隔受発注システムの一形態は、実店舗に訪れる顧客が店頭で操作する第1店舗端末、前記実店舗の従業員が操作する第2店舗端末、前記顧客が注文する商品を製作する製作者が操作する製作者端末、並びに前記第1店舗端末、前記第2店舗端末及び前記製作者端末と接続され、前記商品、前記商品に形成するデザイン及び前記商品における前記デザインの配置位置を記憶する第1記憶手段と、完成前の前記商品の在庫数を記憶する第2記憶手段と、前記顧客の注文を識別する注文識別情報毎に、前記顧客が注文する前記商品・前記デザイン・前記配置位置それぞれを特定する注文商品情報、前記顧客の連絡先情報、前記商品を前記実店舗で受け取るか否かの別を示す受取形態情報、前記商品代金の支払い状況に関する支払識別情報、及び前記商品の製作過程の進捗状況を示す製作進捗情報を関連付けて記憶する第3記憶手段と、を有するサーバー装置、を含む遠隔受発注システムであって、前記第1店舗端末が、前記顧客の操作に基づいて、一の前記商品の一の前記配置位置に一の前記デザインが施される商品画像を前記第1店舗端末の表示装置に表示させると共に、前記顧客の注文に応じ採番する前記注文識別情報、前記注文商品情報、前記連絡先情報、前記受取形態情報及び前記支払識別情報を受け付ける注文受付手段と、前記従業員による承認操作に基づいて、前記注文受付手段によって受け付ける情報を前記サーバー装置へ通知する注文通知手段と、を有し、前記サーバー装置が、前記注文通知手段によって通知される情報を前記第3記憶手段に記憶させると共に、前記製作進捗情報として“受注済み”を表す情報を記憶させる受注情報設定手段と、前記注文通知手段によって通知される情報に含まれる前記商品に関し、前記完成前の商品の在庫数を減じる完成前在庫管理手段と、を有し、前記製作者端末が、前記製作者の操作に基づいて、一の前記注文識別情報に関連付けられる前記商品、前記デザイン及び前記配置位置で特定される前記顧客が注文する商品の画像を前記製作者端末の表示装置に表示させると共に、画像形成装置に設置される前記一の注文識別情報に関連付けられる前記商品の、前記一の注文識別情報に関連付けられる配置位置に、前記一の注文識別情報に関連付けられる前記デザインの画像を形成させる画像形成手段と、前記画像形成手段による処理が終わった後、前記一の注文識別情報に関連付けられる前記製作進捗情報を“製作済み”を表す情報に変更する受注情報変更手段と、前記受取形態情報として前記実店舗で受け取る旨が記憶される場合、前記実店舗の住所が記載される配送伝票を作成し、前記受取形態情報として前記実店舗で受け取らない旨が記憶される場合、前記顧客の連絡先情報が記載される配送伝票を作成する配送伝票作成手段と、を有し、前記第2店舗端末が、前記従業員の操作に基づいて、前記第3記憶手段から、一の前記注文識別情報又は一の前記支払識別情報に関連付けて記憶される情報を抽出し、抽出した情報を前記第2店舗端末の表示装置へ一覧表示させる注文情報閲覧手段を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
開示する遠隔受発注システムは、在庫リスクを発生させることなく、実店舗がオリジナリティの高い商品を販売することができる環境を実現させる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施の形態に係る遠隔受発注システムの概要を示す図である。
本実施の形態に係る遠隔受発注システムの機能ブロック図である。
本実施の形態に係る第1記憶手段の一例を示す図である。
本実施の形態に係る商品の一例を示す図である。
本実施の形態に係る商品の一例を示す図である。
本実施の形態に係る商品の一例を示す図である。
本実施の形態に係る第2記憶手段の一例を示す図である。
本実施の形態に係る第3記憶手段の一例を示す図である。
本実施の形態に係る第3記憶手段の一例を示す図である。
本実施の形態に係る第1店舗端末のハードウエア構成例を示す図である。
本実施の形態に係る第2店舗端末のハードウエア構成例を示す図である。
本実施の形態に係る製作者端末のハードウエア構成例を示す図である。
本実施の形態に係るサーバー装置のハードウエア構成例を示す図である。
本実施の形態に係る遠隔受発注システムによる処理例の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について説明する。
(本実施の形態に係る遠隔受発注システムの動作原理)
【0010】
図1乃至9を用いて、本実施の形態に係る遠隔受発注システム(以下、単に「本システム」という。)100の動作原理について説明する。図1は、本システム100の接続関係を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)

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