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公開番号2023057895
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-04-24
出願番号2021167644
出願日2021-10-12
発明の名称錠の制御システム
出願人ブロックチェーンロック株式会社
代理人個人
主分類E05B 49/00 20060101AFI20230417BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】通信の安定性、通信の秘匿性、及び/又は電力の供給が制限されている場所の設備に後付け可能な、予約に応じた錠の制御を実現可能な錠の制御システムを提供すること。
【解決手段】本発明の錠の制御システムSは、ロック装置4、二次元コードBを読み取り可能な読取装置5、及びロック装置4及び読取装置5を制御可能な制御装置6を含んで構成される、電気式及び/又は電子式の錠3と、錠3とネットワークNを介して接続されており、利用者が予約した予約時間帯にロック装置4を解錠可能とする予約時間帯を管理可能な予約管理装置2と、を備え、予約管理装置2は、大容量予約情報をまとめて制御装置6に送信可能な大容量予約情報送信部212と、識別情報を含み予約時間帯情報を含まない小容量情報が公開暗号鍵方式の秘密鍵222で暗号化されている暗号化小容量情報を含む二次元コードBを利用者に発行可能な二次元コード発行部213と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
施錠状態と解錠状態との間で切り換え可能なロック装置、二次元コードを読み取り可能な読取装置、及び前記ロック装置及び前記読取装置を制御可能な制御装置を含んで構成される、電気式及び/又は電子式の錠と、
前記錠とネットワークを介して接続されており、利用者が予約した予約時間帯に前記ロック装置を解錠可能とする予約時間帯を管理可能な予約管理装置と、
を備え、
前記予約管理装置は、
前記予約時間帯に関する予約時間帯情報、及び前記予約時間帯情報よりもデータ量が小さい識別情報を少なくとも含む大容量予約情報を生成可能な大容量予約情報生成部と、
1以上の前記大容量予約情報を、0.5時間以上の間隔を空けたタイミングでまとめて前記制御装置に送信可能な大容量予約情報送信部と、
前記識別情報を含み、前記予約時間帯情報を含まない小容量情報が公開暗号鍵方式の秘密鍵で暗号化されている暗号化小容量情報を含む二次元コードを前記利用者に発行可能な二次元コード発行部と、
を有し、
前記錠の前記制御装置は、
前記1以上の大容量予約情報を前記予約管理装置から受信可能な大容量予約情報受信部と、
前記読取部によって読み取られた前記二次元コードに含まれる前記暗号化小容量情報を前記秘密鍵に対応する公開鍵を用いて復号し、復号後小容量情報を得る復号部と、
前記復号後小容量情報に対応する対応大容量予約情報を用いて、現在時刻が前記予約時間帯に該当するかを判別可能な判別部と、
現在時刻が前記予約時間帯に該当する場合に、前記ロック装置に前記解錠状態への切り換えを指令可能な解錠指令部と、
を有し、
前記大容量予約情報受信部は、前記復号後小容量情報に対応する前記対応大容量予約情報が前記予約情報受信部によって受信された前記1以上の前記大容量予約情報に含まれていない場合に、前記対応大容量予約情報に相当する特定大容量予約情報を前記予約管理装置から受信可能である、錠の制御システム。
続きを表示(約 100 文字)【請求項2】
前記錠は、前記ロック装置、前記読取装置及び前記制御装置に、商用電源が供給可能な電力より小さな電力を供給可能な電源部をさらに含んで構成される、請求項1に記載の制御システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、錠の制御システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
貸会議室、貸倉庫、ホテル等において、利用者の予約に応じて鍵を利用者に提供し、鍵に対応する錠を用いて管理される場所等を利用可能とするサービスが行われている。このようなサービスとして、例えば、部屋の貸し出しや、隠れ家店舗の入退店管理等のサービス等がある。
【0003】
このようなサービスでは、利用者が紛失等した鍵の不正利用を防ぐために、鍵を予約ごとに使い捨てとすることが好ましい。しかし、ディンプル鍵、電子鍵、カードキー等によって例示される物理鍵の場合、予約ごとに鍵を使い捨てとすると、使い捨ての物理鍵を用意するための労力及び/又は費用が多大なものとなり得る。
【0004】
鍵に関し、印刷されたバーコードを用いる鍵及び/又は端末に表示されたバーコードを用いる鍵等によって例示される、光学的な手段で読み取り可能な情報を用いる鍵が利用されている。このような鍵を使い捨ての鍵として利用することにより、使い捨ての鍵を用意するための労力及び/又は費用が使い捨ての物理鍵を用いる場合より軽減され得る。
【0005】
錠で管理される場所等を、予約に応じて発行されたバーコード等を用いて利用可能とする技術に関し、特許文献1は、バーコード符号化が設けられたバーコード搭乗券を乗客に発行し、乗客が提示したバーコード搭乗券を読み取って中央データベースの航空便に関するデータと突合せ、データの突合せが上手くいった場合に通過場所の施錠手段を一時的に開放してバーコード搭乗券を提示した乗客が所定の通過場所を通過可能とする技術を開示している。特許文献1の技術によれば、搭乗券の確認を自動化し、偽造された搭乗券の利用を防ぎ得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特表2010-506316号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、予約に応じた貸し出しを管理可能な錠を既存の設備に後付けすることで、錠を後付けした設備を利用者の予約に応じて利用可能とするサービスを提供するという要望がある。既存の設備に錠を後付けする場合、設備の場所において、通信の安定性、通信の秘匿性、及び/又は電力の供給が制限されている場合があり得る。
【0008】
特許文献1の技術は、バーコード搭乗券を読み取って中央データベースの航空便に関するデータと逐一突合せることで、バーコード搭乗券を提示した乗客が所定の通過場所を通過可能となる。したがって、特許文献1の技術は、中央データベースと安定した通信を行うことが可能な通信の安定性を確保することに困難がある場所の設備に後付け可能な、予約に応じた錠の制御を実現可能な手段を提供する点において、改善の余地がある。
【0009】
無線通信である場合等の通信の秘匿性が制限されている場合、予約が行われるごとに逐一情報が錠へ送信されると、送信される情報が傍受等されて不正に利用され得る。特許文献1の技術は、通信の秘匿性が制限されている場所の設備に後付けした錠へ送信される情報が傍受等されて不正に利用されるリスクを軽減する点において、なおいっそう改良の余地がある。
【0010】
電力の供給が制限されている場合、錠は、電池等の小電力を提供可能な電源によって動作可能であることが求められる。錠の制御を行う手段は、より少ない電力で動作可能であることにより、電源の保守(例えば、電池の交換)の頻度を低減できる。これにより、ほぼ無人の管理で錠の制御を行うことが可能となり、予約を管理する管理者は、錠の制御にかかる労力及び/又は負担を少なくし得る。
(【0011】以降は省略されています)

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