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公開番号2023057294
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-04-21
出願番号2021166728
出願日2021-10-11
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 21/16 20060101AFI20230414BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 開閉部を付勢する付勢部材の付勢力を大きくすると、開閉部を開閉するための操作力が増大する。
【解決手段】 画像形成装置は、開閉部と受け面を有した装置本体とを連結するリンク部を有する。リンク部は開閉部が開位置と閉位置の間の位置で受け面と当接する当接部を有している。当接部は、開閉部が閉位置にあるときは受け面と離れており、開閉部が開状態と閉状態の間の状態では受け面と当接をする。
【選択図】 図18
特許請求の範囲【請求項1】
シートに画像を形成する画像形成装置であって、
受け面と、第一部と、を有した装置本体と、
開位置と閉位置との間で遷移するように、前記装置本体に対して回動可能な開閉部と、
前記装置本体と前記開閉部とに連結し、前記第一部と係合する第二部と、当接部と、を有するリンク部と、
前記リンク部と前記装置本体に連結し、前記リンク部を付勢する付勢部材と、
を有し、
前記リンク部は前記装置本体に対して前記第二部を中心に回転可能であり、
前記開閉部が前記開位置と前記閉位置の間で移動するとき、前記第二部が前記第一部に対して前記リンク部の回転軸方向と垂直な方向に移動することで、前記当接部と前記受け面が当接し、前記付勢部材で付勢される前記当接部が前記受け面に受けられ、
前記当接部と前記受け面が当接した状態で前記開閉部は移動可能であって、
前記開閉部が前記閉位置にあるとき、前記当接部と前記受け面は離れており、前記開閉部は前記付勢部材で付勢される前記リンク部によって前記装置本体に向けて付勢されることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記第一部と前記第二部は、前記開閉部が開位置にあるときに当接し、前記開位置と前記閉位置の間で移動するときは離れることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記受け面の一部は、前記開閉部が前記開位置にあるときの前記第一部を中心とした円弧に沿って形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記付勢部材は、前記装置本体の支持部と連結しており、
前記受け面の一部は、前記支持部を中心とした円弧に沿って形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記リンク部は前記付勢部材から受ける力を前記開閉部に伝えるためのリンク穴を有し、前記開閉部は前記リンク穴に挿入された突起部を有し、
前記リンク穴は第一方向に延びる第一領域、第二方向に延びる第二領域、第三方向に延びる第三領域を有し、
前記第二方向は、前記第一方向および前記第二方向に交差する方向であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記開閉部が前記開位置にあるとき、前記突起部は前記第一領域に位置され、前記開閉部が前記閉位置にあるとき、前記突起部は前記第三領域に位置されることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記第二領域は前記開閉部の回動中心を中心とする円弧形状を形成するように延びていることを特徴とする請求項5または6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記第二部は軸であって、前記第一部は前記第二部を受ける受け穴であることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記開閉部はトナー像をシートに転写する転写ローラを有することを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記装置本体は、画像情報に応じた静電潜像を形成する像担持体を有することを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、電子写真方式の画像形成装置は、感光ドラムの表面に形成したトナー像を、記録材に転写することで、画像を形成する。画像形成装置は、ジャムした記録材を処理するため、また、プロセスユニットのメンテナンスのなどのために開閉可能な開閉部を設けたものがある。さらにこの開閉部が、バネ等の付勢部材を用いて装置本体に付勢されているものがある(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-244410号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら特許文献1において、開閉部を装置本体に対して安定させるためには、開閉部を付勢する付勢部材の付勢力を大きくする必要がある。付勢力を大きくすると、開閉部を開閉するための操作力が増大し、ユーザやサービスマンにとって、ユーザビリティが低下する。
【0005】
本発明は上記課題を解決するものであり、本出願に係る発明の目的は、開閉部を付勢する付勢部材の付勢力が、開閉部を開閉するための操作力に与える影響を低減することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するための本発明の画像形成装置は、
シートに画像を形成する画像形成装置であって、
受け面と、第一部と、を有した装置本体と、
開位置と閉位置との間で遷移するように、前記装置本体に対して回動可能な開閉部と、
前記装置本体と前記開閉部とに連結し、前記第一部と係合する第二部と、当接部と、を有するリンク部と、
前記リンク部と前記装置本体に連結し、前記リンク部を付勢する付勢部材と、
を有し、
前記リンク部は前記装置本体に対して前記第二部を中心に回転可能であり、
前記開閉部が前記開位置と前記閉位置の間で移動するとき、前記第二部が前記第一部に対して前記リンク部の回転軸方向と垂直な方向に移動することで、前記当接部と前記受け面が当接し、前記付勢部材で付勢される前記当接部が前記受け面に受けられ、
前記当接部と前記受け面が当接した状態で前記開閉部は移動可能であって、
前記開閉部が前記閉位置にあるとき、前記当接部と前記受け面は離れており、前記開閉部は前記付勢部材で付勢される前記リンク部によって前記装置本体に向けて付勢されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、開閉部を付勢する付勢部材の付勢力が、開閉部を開閉するための操作力に与える影響を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る画像形成装置を示す斜視図
画像形成装置を示す全体概略図
スキャナユニットの保持部を示す斜視図
電源基板の機能を説明するためのブロック図
プロセスユニットを装着前の斜視図
位置決め部と回転規制部を示す左側板フレームと右側板フレームの背面図
プロセスユニットとフレームの位置決め部を示す斜視図
現像容器を示す斜視図
補給部及び現像容器を示す断面図
画像形成装置を上方向から見た斜視図
補給部近傍の斜視図
補給部の配置構成を示す断面図
補給部の配置構成を示す上面図
シャッタが閉じた補給パックを示す斜視図
シャッタが開いた補給パックを示す斜視図
補給パックを示す分解斜視図
背面カバーと転写部の開閉動作を示す斜視図
背面カバーと転写部の開閉動作と搬送経路の関係を示す断面図
プロセスユニットの着脱方法を示す斜視図
プロセスユニットの着脱方法を示す断面図
転写部と、転写部を閉方向に回動させるリンクを示す斜視図
転写部が閉じた状態での転写部とリンクとリンクホルダと引っ張りバネの拡大図
転写部が開いた状態での転写部とリンクとリンクホルダと引っ張りバネの拡大図
転写部の開閉動作を示す断面図
転写部の開閉動作を示す断面図(図24から転写部を少し閉める動作)
転写部の開閉動作を示す断面図(図25から転写部を少し閉める動作)
転写部の開閉動作を示す断面図(図26から転写部が閉まりきるまで)
転写部の開閉動作を示す断面図(転写部が閉まりきった状態から、少し開く動作)
変形例に係る当接部の形状を示す断面図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
【0010】
<第一の実施例>
図1は、第一の実施例に係る画像形成装置1を示す斜視図である。図2は、画像形成装置1の構成を示す概略図である。画像形成装置1は、外部機器から入力される画像情報に基づいて記録材に画像を形成するモノクロプリンタである。記録材には、普通紙及び厚紙等の紙、オーバーヘッドプロジェクタ用シート等のプラスチックフィルム、封筒やインデックス紙等の特殊形状のシート、並びに布等の、材質の異なる様々なシート材が含まれる。
(【0011】以降は省略されています)

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