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公開番号2023056823
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-04-20
出願番号2021166261
出願日2021-10-08
発明の名称ブース
出願人株式会社オカムラ
代理人個人
主分類E04H 1/12 20060101AFI20230413BHJP(建築物)
要約【課題】天井面に少なくとも消火設備と通気口を適切な位置に配置することで、換気の効率化が図れ、使い勝手を良好にできるブースを提供する。
【解決手段】天井面33aと、内部空間K1と外部空間K2とを分けるとともに開閉可能に設けられたスライド扉4と、天井面33aに設けられ、スライド扉4を開閉移動可能に支持する案内レール51と、を備え、案内レール51は、天井面33aの幅方向の一方側に配置され、天井面33aには、幅方向の中央に配置された消火口71と、幅方向で消火口71を挟んで案内レール51の反対側に配置された通気口72と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
天井面と、
内部空間と外部空間とを分けるとともに開閉可能に設けられたスライド扉と、
前記天井面に設けられ、前記スライド扉を開閉移動可能に支持する案内レールと、
を備え、
前記案内レールは、前記天井面のブース前後方向に直交する幅方向の一方側に配置され、
前記天井面には、前記幅方向の中央に配置された消火口と、前記幅方向で前記消火口を挟んで前記案内レールの反対側に配置された通気口と、を備えるブース。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記天井面には、前後方向で前記消火口を挟んで、前記内部空間と前記外部空間との間の出入口開口と反対側に照明が配置されている請求項1に記載のブース。
【請求項3】
前記通気口が第一通気口であり、
前記内部空間の床部には、第二通気口が設けられ、
前記第二通気口は、上面視で、前記幅方向で前記消火口を挟んで前記第一通気口と反対側に配置されている請求項1又は2に記載のブース。
【請求項4】
前記スライド扉は、前記内部空間に位置する旋回軸心を中心とする円弧状に湾曲し、前記旋回軸心を中心に旋回移動可能に設けられ、
前記天井面には、前記消火口と前記案内レールとの間にスピーカーが配置され、
前記スピーカーは、前記天井面に形成された平面視で円形の開口部に設けられている請求項1乃至3のいずれか1項に記載のブース。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ブースに関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、オフィス、展示場及び公共施設等において、執務等を行うためのブースが設置されることがある(例えば、特許文献1参照)。特に、近年、オフィスのフリーアドレス化や携帯端末やパソコン等のICT(情報通信技術)を活用したモバイルワークが進展している。そのため、各種の移動先で小スペースのブースを利用して執務等を行う機会が増加している。
【0003】
このように近年では、ブースの需要が高まると共に、ブースの扉をよりコンパクトにした形態が求められている。例えば、特許文献2に示されるような開き扉のブースにおいては、扉の外側に扉が開くための空間が必要であるが、開き扉の代わりに横スライド扉を用いた場合には、扉の外側の空間は必要なくなるものの、扉を開ける際に扉が進入する空間が必要であり、そのために通常は扉と同じ幅の進入スペースが扉の横に必要となっている。
【0004】
これに対して、上述した特許文献1に記載のブースでは、旋回移動可能なスライド扉を用いることで、外側にも横側にも大きな空間を必要としない構成となっている。このような旋回移動可能なスライド扉を用いる場合は、ブース内部の床面にレールを設ける場合には、レールに物が挟まったり、さらにブースの利用者がレールに足を引っ掛けるおそれがある。そのため、近年では、上側にレールを設けた吊下式スライド扉が採用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-008783号公報
特開2020-204231号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、吊下式のスライド扉を使用したブースでは、扉の重量を天井面に設けられるレールで支持するため、天井面に設置するレールには扉の重量を支持できる剛性と大きさのものが必要である。
ところが、ブースの天井面には、レールの他に照明、消火口、スピーカー等のブース設備機器を設ける必要がある。一方で、上述したようにブースのコンパクト化も求められており、コンパクト化されたブースの天井面に吊下式のスライド扉を支持する大型のレールを設けた場合において、他のブース設備機器を好適な位置に配置することが必要であり、その点で改善の余地があった。とくに、ブースをコンパクト化したときに、通気口をより効率的に空気の換気を行うことができるように配置することが求められていた。
【0007】
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、天井面に少なくとも消火設備と通気口を適切な位置に配置することで、換気の効率化が図れ、使い勝手を良好にできるブースを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係るブースは、天井面と、内部空間と外部空間とを分けるとともに開閉可能に設けられたスライド扉と、前記天井面に設けられ、前記スライド扉を開閉移動可能に支持する案内レールと、を備え、前記案内レールは、前記天井面のブース前後方向に直交する幅方向の一方側に配置され、前記天井面には、前記幅方向の中央に配置された消火口と、前記幅方向で前記消火口を挟んで前記案内レールの反対側に配置された通気口と、を備える。
【0009】
本発明に係るブースでは、案内レールに干渉することなく消火口と通気口を設けることができる。すなわち、消火口を天井面の中心部に設置することができるので、火災検知および散水効率を低下させずに十分に発揮できる配置構成となる。また、通気口が幅方向で案内レールと反対側に配置されるので、案内レールに干渉することなく大きな形状の通気口を採用することができる。
このように、本発明では、ブースの天井面に少なくとも消火設備と通気口を適切な位置に配置することができ、換気の効率化が図れ、使い勝手を良好にできる。
【0010】
また、本発明に係るブースでは、前記天井面には、前後方向で前記消火口を挟んで、前記内部空間と前記外部空間との間の出入口開口と反対側に照明が配置されていることを特徴としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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