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公開番号2023056765
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-04-20
出願番号2021166170
出願日2021-10-08
発明の名称水性化粧料
出願人花王株式会社
代理人弁理士法人アルガ特許事務所
主分類A61K 8/39 20060101AFI20230413BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】塗布乾燥後の肌になめらかさ、潤い感、やわらかさを与える水性化粧料を提供する。
【解決手段】次の成分(A)、(B)、(C)及び(D):
(A)シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、
(B)多糖類、
(C)多価アルコール、
(D)水
を含有し、成分(A)に対する成分(C)の質量割合(C)/(A)が18~90である、水性化粧料。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
次の成分(A)、(B)、(C)及び(D):
(A)シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、
(B)多糖類、
(C)多価アルコール、
(D)水
を含有し、成分(A)に対する成分(C)の質量割合(C)/(A)が18~90である、水性化粧料。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
成分(B)の含有量が、0.02~0.5質量%である請求項1記載の水性化粧料。
【請求項3】
成分(B)が、少なくともキサンタンガムを含む請求項1又は2記載の水性化粧料。
【請求項4】
成分(A)に対する成分(B)の質量割合(B)/(A)が、0.01~1である請求項1~3のいずれか1項記載の水性化粧料。
【請求項5】
成分(C)が、少なくとも2価ポリオール及び3価ポリオールを含む請求項1~4のいずれか1項記載の水性化粧料。
【請求項6】
さらに、(E)アスコルビン酸及びアスコルビン酸エーテルから選ばれるアスコルビン酸類を含有する、請求項1~5のいずれか1項記載の水性化粧料。
【請求項7】
成分(A)の含有量が、0.1~2質量%である請求項1~6のいずれか1項記載の水性化粧料。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水性化粧料に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、みずみずしい使用感で、保湿効果、小じわ改善、美白などを目的とした有効成分を含有する様々な化粧料が検討されている。
例えば、特許文献1には、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、トリプロピレングリコール、比重0.80~0.95の油剤を含有する化粧料が、肌に塗布した際にみずみずしい使用感で、肌に対する浸透感や、肌に対する保湿感の持続性に優れ、塗布後のべたつき感が少ないことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-39789号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の化粧料は、みずみずしさやべたつきのなさは良好であるものの、塗布乾燥後の肌のなめらかさや、やわらかさにおいて、十分満足できるものではなかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者らは、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールと、多糖類及び多価アルコールを組合わせて用いることにより、連続的かつ伸長性を有する塗膜が形成され、塗布乾燥後の肌になめらかさ、潤い感、やわらかさを与える水性化粧料が得られることを見出した。
【0006】
本発明は、次の成分(A)、(B)、(C)及び(D):
(A)シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、
(B)多糖類、
(C)多価アルコール、
(D)水
を含有し、成分(A)に対する成分(C)の質量割合(C)/(A)が18~90である、水性化粧料に関する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の水性化粧料は、連続的かつ伸長性を有する塗膜が形成され、塗布乾燥後の肌になめらかさ、潤い感、やわらかさを与えることができる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明で用いる成分(A)のシクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールは、ジカルボン酸とポリオキシエチレンモノアルキルエーテルとのジエステル体であり、本発明においては、ジカルボン酸が1,4-シクロヘキサンジカルボン酸であり、ポリオキシエチレンモノアルキルエーテルがジエチレングリコールモノエチルエーテルのものである。
成分(A)は、形成した塗膜の伸長性、塗布乾燥後の肌のなめらかさ、やわらかさを向上させることができる。
市販品としては、例えば、Neosolue-Aqulio(日本精化社製)等を用いることができる。
【0009】
成分(A)の含有量は、形成した塗膜の伸長性、塗布乾燥後の肌のなめらかさ、潤い感、やわらかさを向上させる観点から、全組成中に0.1~2質量%であるのが好ましく、0.15~1.5質量%がより好ましく、0.2~1.3質量%がさらに好ましく、0.4~0.8質量%がよりさらに好ましい。
【0010】
成分(B)の多糖類としては、通常の化粧料に用いられるものであれば限定されず、天然物由来のものであっても、化学合成により得られたものであっても良い。
(【0011】以降は省略されています)

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