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公開番号2023056173
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-04-19
出願番号2021165346
出願日2021-10-07
発明の名称バンド、および、時計
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G04B 37/14 20060101AFI20230412BHJP(時計)
要約【課題】腕時計としても、置時計としても使い勝手の良い時計を提供すること。
【解決手段】時計は、バンドと、前記バンドと接続するかんを有する本体部と、を備え、前記本体部を立てた状態で、前記バンドを下にして置いたときに、前記バンドと前記かんとが係合する部位の近傍で載置面と接する脚部を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
バンドと、
前記バンドと接続するかんを有する本体部と、を備え、
前記本体部を立てた状態で、前記バンドを下にして置いたときに、
前記バンドと前記かんとが係合する部位の近傍で載置面と接する脚部を有する、
時計。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記バンドが前記脚部を有し、
前記脚部は、前記バンドの表面から突出した凸部である、
請求項1に記載の時計。
【請求項3】
前記脚部は、複数設けられる、
請求項2に記載の時計。
【請求項4】
前記本体部を立てた状態で、前記バンドを下にして置いたときに、
前記かんは、前記載置面と接しない、
請求項1~3のいずれか一項に記載の時計。
【請求項5】
前記バンドの前記脚部は、
前記バンドと同じ素材からなる、
請求項1~4のいずれか一項に記載の時計。
【請求項6】
前記バンドの前記脚部は、
前記バンドとは異なる素材からなる、
請求項1~4のいずれか一項に記載の時計。
【請求項7】
前記バンドは、エラストマー、レザー、ファブリック、メタルのいずれかから構成される、
請求項1~6のいずれか一項に記載の時計。
【請求項8】
前記かんが前記脚部を有する、
請求項1に記載の時計。
【請求項9】
かんを有する本体部に接続されるバンドであって、
前記本体部を立てた状態で、前記バンドを下にして置いたときに、
前記バンドと前記かんとが係合する部位の近傍で載置面と接する脚部を有する、
バンド。
【請求項10】
バンドを本体部の裏面側にもっていって載置面に置く際、前記バンドの幅方向に安定して置くことができる時計。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バンド、および当該バンドを備えた時計に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、腕時計でありながら、置時計としても使用可能な時計が開示されている。当該文献によれば、時計本体と、弾性を備えた1本のワイヤーバンドから構成されており、時計本体とワイヤーバンドを接続する2つの接続部が時計本体の対角部分に設けられ、ワイヤーバンドは各々の接続部から時計本体に沿って逆方向に伸びたメビウス曲線状に形成されている。装着時にはワイヤーバンドに腕を通すだけでよく、外したときにはそのままの状態で卓上に置けば置時計として使用できる、としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-334308号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の腕時計では、使い勝手が良くないという課題があった。詳しくは、1本のワイヤーをバンドとして用いているため、卓上などの平面に置時計として置く際に、ワイヤーの曲線部がぐらついてしまい安定して置くことが難しかった。また、腕時計として使用する際にも、ワイヤーによる装着感は好ましいものではなかった。
つまり、腕時計としても、置時計としても使い勝手の良い時計が求められていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願に係る一態様の時計は、バンドと、前記バンドと接続するかんを有する本体部と、を備え、前記本体部を立てた状態で、前記バンドを下にして置いたときに、前記バンドと前記かんとが係合する部位の近傍で載置面と接する脚部を有する。
【0006】
本願に係る一態様のバンドは、かんを有する本体部に接続されるバンドであって、前記本体部を立てた状態で、前記バンドを下にして置いたときに、前記バンドと前記かんとが係合する部位の近傍で載置面と接する脚部を有する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態1に係る時計の斜視図。
時計の正面図。
バンドの平面図。
実施形態2に係る時計の正面図。
実施形態3に係る時計の正面図。
載置面における脚部の配置態様図。
脚部の異なる態様図。
脚部の異なる態様図。
脚部の異なる態様図。
脚部の異なる態様図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
実施形態1
***時計の概要***
図1は、本実施形態に係る時計の斜視図である。図2は、置時計の状態における正面図である。
本実施形態の時計100は、3針式のアナログ時計であり、バンド10,20を用いて腕に装着すれば、腕時計として使用可能である。また、図1に示すように、本体部50を立てた状態で、バンド10を下にして机上などに置くと、置時計としても使用することができる。特に、バンド10の幅方向に一対の脚部11,12が設けられているため、本体部50を安定した状態で置くことができる。なお、アナログ時計に限定するものではなく、標準状態において時刻表示を行う時計であれば良く、例えば、デジタル時計であっても良いし、アナログとデジタルの混載時計や、ハイブリッド時計であっても良い。
【0009】
時計100は、時計の本体である本体部50と、6時側に取付けられたバンド10と、12時側に取付けられたバンド20などから構成される。
本体部50は、胴30、文字板5、秒針1、分針2、時針3、リュウズ40などから構成されている。時計100は、時針3、分針2、秒針1により時刻を示す。リュウズ40は、3時側に設けられており、1段引くと時刻修正を行うことができる。
胴30は、ケースであり、ステンレスや、チタンなどの硬質金属、またはプラスチック等の樹脂から構成されている。なお、胴30における文字板5の背面には、指針を駆動するためのムーブメント(図示せず)が収納されている。また、胴30には、風防ガラスや、裏蓋も取付けられているが図示を省略している。
【0010】
胴30には、バンド10を取付けるための一対のかん31,32、および、バンド20を取付けるための一対のかん33,34が設けられている。
かん31は、円形の胴30から突出した部位であり、概ね5時方向に設けられている。同様に、かん32は概ね7時方向、かん33は概ね11時方向、かん32は概ね1時方向に、それぞれ設けられている。
バンド10において、文字板5と同じ側の面を表面10a、表面10aの反対側で腕に接触する面を裏面10bとする。
(【0011】以降は省略されています)

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