TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2023056063
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-04-19
出願番号2021165135
出願日2021-10-07
発明の名称車両用表示装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類B60K 35/00 20060101AFI20230412BHJP(車両一般)
要約【課題】 歪が少ない虚像を表示できる車両用表示装置を提供する。
【解決手段】 第一の表示器15は、第一の表示光L1を発する。第二の表示器51,52は、第二の表示光L2を発する。車両用表示装置10は、第一の表示光L1及び第二の表示光L2をウィンドシールド13に投影することによって虚像V1,V2,V3を表示する。制御手段180は、ウィンドシールド13の湾曲による虚像V1,V2,V3の歪を低減するように、第一の表示器15に表示させる第一の画像G1及び第二の表示器51,52に表示させる第二の画像G2,G3を予め歪ませる。制御手段180は、第一のパラメータ211にて第一の画像G1を生成すると共に、第二のパラメータ212,213にて第二の画像G2,G3を生成する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
第一の表示光を発する第一の表示器と、第二の表示光を発する第二の表示器と、を備え、前記第一の表示光及び前記第二の表示光をウィンドシールドに投影することによって虚像を表示する車両用表示装置であって、
前記ウィンドシールドの湾曲による前記虚像の歪を低減するように、前記第一の表示器に表示させる第一の画像及び前記第二の表示器に表示させる第二の画像を予め歪ませる制御手段を更に備え、
前記制御手段は、第一のパラメータにて前記第一の画像を生成すると共に、第二のパラメータにて前記第二の画像を生成することを特徴とする車両用表示装置。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記第一のパラメータ及び前記第二のパラメータを記憶した不揮発性メモリを更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
【請求項3】
前記第一の表示器が発した第一の表示光を前記ウィンドシールドに向けて反射させる投射光学系を更に備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用表示装置。
【請求項4】
前記第一の表示器は、液晶表示パネルと、前記液晶表示パネルを照明する発光素子と、を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の車両用表示装置。
【請求項5】
前記第一の表示光によって第一の虚像が表示されると共に、前記第二の表示光によって前記第一の虚像の左右に複数の第二の虚像が表示されることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の車両用表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、虚像を表示する車両用表示装置に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、車両のウィンドシールドに表示光を投影して、虚像を表示するヘッドアップディスプレイ装置が種々提案されており、例えば特許文献1に開示されている。斯かるヘッドアップディスプレイ装置は、表示器が発した表示光を、凹面鏡等の投射光学系を介して、ウィンドシールドに投影して、車両情報を虚像にて表示するものである。車両運転者は、車両前方の実景に重畳させて、虚像を視認することができる。
【0003】
上述したヘッドアップディスプレイ装置は、表示器に表示する画像を予め歪ませることにより、ウィンドシールドの湾曲に起因する虚像の歪みを補正している。斯かる歪み補正は、プレディストーション或いは前置歪みと称されている。ヘッドアップディスプレイ装置は、車両速度だけでなく、ナビゲーション情報等の種々の情報を表示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-103274号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、多くの情報を虚像にて表示するには、虚像の画角を大きくしなければならなくなり、ウィンドシールドの表示光が投影される位置によって、表示される虚像が歪んでしまうという問題を有していた。本発明は、この問題に鑑みなされたものであり、歪が少ない虚像を表示できる車両用表示装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、第一の表示光L1を発する第一の表示器15と、第二の表示光L2を発する第二の表示器51,52と、を備え、前記第一の表示光L1及び前記第二の表示光L2,L3をウィンドシールド13に投影することによって虚像V1,V2,V3を表示する車両用表示装置10であって、前記ウィンドシールド13の湾曲による前記虚像V1,V2,V3の歪を低減するように、前記第一の表示器15に表示させる第一の画像G1及び前記第二の表示器51,52に表示させる第二の画像G2,G3を予め歪ませる制御手段180を更に備え、前記制御手段180は、第一のパラメータ211にて前記第一の画像G1を生成すると共に、第二のパラメータ212,213にて前記第二の画像G2,G3を生成することを特徴とする。
【0007】
また、本発明は、前記第一のパラメータ211及び前記第二のパラメータ212,213を記憶した不揮発性メモリ210を更に備えたことを特徴とする。
【0008】
また、本発明は、前記第一の表示器15が発した第一の表示光L1を前記ウィンドシールド13に向けて反射させる投射光学系30を更に備えたことを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、前記第一の表示器15は、液晶表示パネル19と、前記液晶表示パネル19を照明する発光素子20と、を有することを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、前記第一の表示光L1によって第一の虚像V1が表示されると共に、前記第二の表示光L2,L3によって前記第一の虚像V1の左右に複数の第二の虚像V2,V3が表示されることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

日本精機株式会社
投影装置
4日前
日本精機株式会社
空気除菌装置
3日前
日本精機株式会社
投影システム
5日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
4日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
11日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
2日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
4日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
9日前
日本精機株式会社
ミラー及びヘッドアップディスプレイ装置
4日前
個人
スーパーEV
1か月前
個人
揺動照射照明装置
3か月前
株式会社コーワ
清掃装置
2か月前
個人
自動車暴走抑制装置
2日前
個人
脱輪防止装置
4か月前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
個人
自動車の駆動システム
4か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
4か月前
日本精機株式会社
表示装置
4か月前
個人
自動車のヘッドライト
4か月前
日本精機株式会社
表示装置
4か月前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
東レ株式会社
フロントグリル
2日前
井関農機株式会社
水田作業機
4か月前
株式会社リアル
荷物台
3か月前
株式会社ユピテル
電子装置等
4か月前
個人
ワイパーアームリフト装置
3か月前
個人
断熱構造体とその製造方法
2か月前
日本精機株式会社
表示システム
3か月前
井関農機株式会社
作業車両
18日前
井関農機株式会社
作業車両
18日前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
4か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
4か月前
井関農機株式会社
作業車両
4か月前
株式会社SUBARU
車両
2か月前
続きを見る