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公開番号2023055461
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-04-18
出願番号2021164863
出願日2021-10-06
発明の名称ポンプ装置
出願人花王株式会社
代理人個人,個人
主分類B65D 47/34 20060101AFI20230411BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】片手での操作性が向上されたポンプ装置を提供する。
【解決手段】筒形状を有し、液状物を収容する袋容器60の注出口部70の外周に係合する係合部310と、前記袋容器60から流入した液状物を貯留する液ポンプ室の一部を形成する凹部331を有する本体部330と、前記凹部331の開口339を覆い、前記凹部331と共に前記液ポンプ室を形成する弾性変形可能な蓋部360と、を備え、前記係合部310の中心軸L1と、前記液ポンプ室の深さ方向に沿う前記液ポンプ室の中心軸L2は、離隔している、ポンプ装置
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
筒形状を有し、液状物を収容する袋容器の注出口部の外周に係合する係合部と、
前記袋容器から流入した液状物を貯留する液ポンプ室の一部を形成する凹部を有する本体部と、
前記凹部の開口を覆い、前記凹部と共に前記液ポンプ室を形成する弾性変形可能な蓋部と、
を備え、
前記係合部の中心軸と、前記液ポンプ室の深さ方向に沿う前記液ポンプ室の中心軸は、離隔している、ポンプ装置。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記係合部の中心軸と前記液ポンプ室の中心軸は、前記ポンプ装置内で交わらない、請求項1に記載のポンプ装置。
【請求項3】
前記係合部の中心軸と前記液ポンプ室の中心軸は平行である、請求項2に記載のポンプ装置。
【請求項4】
前記本体部には、前記液ポンプ室から前記液状物が流出する流出路が形成されており、
前記液ポンプ室の中心軸は、前記係合部の中心軸よりも、前記係合部の中心軸から見て前記流出路が位置する側である第1の側に位置している、請求項1~3のいずれか一項に記載のポンプ装置。
【請求項5】
前記本体部は、前記流出路の下流側の開口を囲う領域から、前記第1の側に突出する突出部を有する、請求項4に記載のポンプ装置。
【請求項6】
前記突出部に係合し、前記流出路を介して前記液ポンプ室から流出した前記液状物を吐出する吐出口を有するノズル部をさらに備える、請求項5に記載のポンプ装置。
【請求項7】
前記液ポンプ室を形成する前記本体部の壁部の、前記第1の側と反対側である第2の側の端部から、前記第2の側に延設された取手部を有する、請求項4~6のいずれか一項に記載のポンプ装置。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか一項に記載の前記ポンプ装置と、
前記袋容器と、
を有する、吐出容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ポンプ装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、液状物を収容する容器本体、および容器本体から流入した液状物を吐出するポンプ装置を有する容器が広く普及している。ポンプ装置は、弾性変形可能な液ドームにより形成される液ポンプ室を有する。使用者が液ドームを押し込むと、液ポンプ室の体積が減少することで、液ポンプ室に一時的に収容されていた液状物が吐出される。使用者が液ドームの押し込みを解放すると、液ポンプ室の体積が増加することで、容器本体から液ポンプ室に液状物が流入する。
【0003】
このようなポンプ装置は、例えば以下の特許文献1に開示されている。使用者は、特許文献1に開示されたポンプ装置の後方から取手部を片手で把持しながら、当該片手の親指でレバーを介して蓋部30を押し込むことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-128234号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1に開示されたポンプ装置を前方から片手で使用することは困難であった。ポンプ装置の前方に、使用者が親指でレバーを押す際に他の指でポンプ装置を支えやすい部分が十分に確保されていないからである。
【0006】
本発明は、片手での操作性が向上されたポンプ装置に関する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のある観点は、筒形状を有し、液状物を収容する袋容器の注出口部の外周に係合する係合部と、前記袋容器から流入した液状物を貯留する液ポンプ室の一部を形成する凹部を有する本体部と、前記凹部の開口を覆い、前記凹部と共に前記液ポンプ室を形成する弾性変形可能な蓋部と、を備え、前記係合部の中心軸と、前記液ポンプ室の深さ方向に沿う前記液ポンプ室の中心軸は、離隔している、ポンプ装置に関する。
【発明の効果】
【0008】
以上説明したように本発明のポンプ装置によれば、片手での操作性を向上することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態による吐出容器10の外観構成を示す説明図である。
袋容器60の外観構成を示す説明図である。
注出口部70の構成を示す説明図である。
ポンプ装置30の側面図である。
ポンプ装置30の図1に示したI―I線断面を示す説明図である。
液ドーム360が外された状態のポンプ装置30の平面図である。
キャップ310の中心軸L1および液ポンプ室Pの中心軸L2の位置関係を示す説明図である。
ポンプ装置30の使用方法を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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