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公開番号
2023055292
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-04-18
出願番号
2021164502
出願日
2021-10-06
発明の名称
自動ドア
出願人
日東電工株式会社
代理人
個人
主分類
E05F
15/73 20150101AFI20230411BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】開状態において所定の意匠を発現し得る自動ドアを提供すること。
【解決手段】本発明の実施形態による自動ドアは、ドアと、ドアを開閉させる駆動装置と、不動に固定されたフィックスと、を備え、ドアの開状態において、所定の意匠が発現するよう構成されている。1つの実施形態においては、上記ドアは第1の偏光板を有し、上記フィックスは第2の偏光板および位相差板を有する。ドアの開状態において、位相差板は、第1の偏光板と第2の偏光板との間に配置されており;第1の偏光板および第2の偏光板は、第1の偏光板に含まれる第1の偏光子の吸収軸と第2の偏光板に含まれる第2の偏光子の吸収軸とが実質的に直交または平行となるようにして配置されており;位相差板は、位相差板の遅相軸と第1の偏光子の吸収軸との吸収軸とのなす角度が40°~50°または130°~140°となるようにして配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ドアと、該ドアを開閉させる駆動装置と、不動に固定されたフィックスと、を備え、
該ドアの開状態において、所定の意匠が発現するよう構成されている、
自動ドア。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記ドアが第1の偏光板を有し、
前記フィックスが第2の偏光板および位相差板を有し、
該ドアの開状態において、該位相差板が、該第1の偏光板と該第2の偏光板との間に配置されており、
該第1の偏光板および該第2の偏光板が、該第1の偏光板に含まれる第1の偏光子の吸収軸と該第2の偏光板に含まれる第2の偏光子の吸収軸とが実質的に直交または平行となるようにして配置されており、
該位相差板が、該位相差板の遅相軸と該第1の偏光子の吸収軸との吸収軸とのなす角度が40°~50°または130°~140°となるようにして配置されている、
請求項1に記載の自動ドア。
【請求項3】
前記ドアが、左方向に開く左ドアと右方向に開く右ドアとを有し、
前記フィックスが、左側に不動に固定された左フィックスと右側に不動に固定された右フィックスとを有し、
該ドアの開状態において、該左ドアおよび該左フィックスの位置に発現する意匠と該右ドアおよび該右フィックスの位置に発現する意匠とが異なる意匠である、
請求項2に記載の自動ドア。
【請求項4】
前記左フィックスまたは前記右フィックスの一方に含まれる位相差板のRe(550)が220nm~320nmであり、該左フィックスまたは該右フィックスの他方に含まれる位相差板のRe(550)が1200nm~1600nmである、請求項3に記載の自動ドア。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動ドアに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
現在、多くの建造物および当該建造物内の施設(例えば、店舗、トイレ)において、自動ドアが広く用いられている。自動ドアの種々の性能および問題等について、継続的な改善が進められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-162580号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の主たる目的は、開状態において所定の意匠を発現し得る自動ドアを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施形態による自動ドアは、ドアと、該ドアを開閉させる駆動装置と、不動に固定されたフィックスと、を備え、該ドアの開状態において、所定の意匠が発現するよう構成されている。
1つの実施形態においては、上記ドアは第1の偏光板を有し、上記フィックスは第2の偏光板および位相差板を有する。該ドアの開状態において、該位相差板は、該第1の偏光板と該第2の偏光板との間に配置されており;該第1の偏光板および該第2の偏光板は、該第1の偏光板に含まれる第1の偏光子の吸収軸と該第2の偏光板に含まれる第2の偏光子の吸収軸とが実質的に直交または平行となるようにして配置されており;該位相差板は、該位相差板の遅相軸と該第1の偏光子の吸収軸との吸収軸とのなす角度が40°~50°または130°~140°となるようにして配置されている。
1つの実施形態においては、上記ドアは、左方向に開く左ドアと右方向に開く右ドアとを有し;上記フィックスは、左側に不動に固定された左フィックスと右側に不動に固定された右フィックスとを有し;該ドアの開状態において、該左ドアおよび該左フィックスの位置に発現する意匠と該右ドアおよび該右フィックスの位置に発現する意匠とは異なる意匠である。この場合、上記左フィックスまたは上記右フィックスの一方に含まれる位相差板のRe(550)は220nm~320nmであり、該左フィックスまたは該右フィックスの他方に含まれる位相差板のRe(550)は1200nm~1600nmである。
【発明の効果】
【0006】
本発明の実施形態によれば、自動ドアにおいて、ドアおよびフィックスのそれぞれに所定の構成の偏光板および/または位相差板を所定の位置関係で貼り合わせることにより、開状態において所定の意匠を発現し得る自動ドアを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の1つの実施形態による自動ドアの閉状態における正面図である。
図1の自動ドアの無目のカバーが開かれた状態における正面図である。
図1の自動ドアの開状態における正面図である。
図1の自動ドアの閉状態および開状態を上から見た時のドアおよびフィックスの状態を説明する概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。なお、見やすくするために図面は模式的に表されており、さらに、図面における長さ、幅、厚み等の比率は、実際とは異なっている。
【0009】
A.自動ドアの全体構成
本発明の実施形態による自動ドアは、ドアと、ドアを開閉させる駆動装置と、不動に固定されたフィックスと、を備える。自動ドアの構成としては、任意の適切な構成が採用され得る。以下、代表的な例を簡単に説明する。本明細書に記載されていない事項については、業界で周知の構成が採用され得る。
【0010】
図1は、本発明の1つの実施形態による自動ドアの閉状態における正面図であり;図2は、図1の自動ドアの無目のカバーが開かれた状態における正面図であり;図3は、図1の自動ドアの開状態における正面図であり;図4は、図1の自動ドアの閉状態および開状態を上から見た時のドアおよびフィックスの状態を説明する概略断面図である。なお、図示例は、左右一対のドアが開閉する両引きの構成を示しているが、本発明の実施形態による自動ドアは1つのドアのみが開閉する片引きの構成であってもよいことは当業者に自明である。図示例の自動ドア100は、引き戸である左右1枚ずつのドア10a、10bと、ドア10a、10bを駆動させる駆動装置20と、不動に固定された建具である左右1枚ずつのフィックス30a、30bと、を備える。自動ドア100においては、代表的には、ドア10a、10bの下部に、ドア10a、10bに取り付けられた振れ止め11a、11bが案内されるガイドレール13が設けられている。実用的には、自動ドア100は、ドア10a、10bおよびフィックス30a、30bの上部に設けられた無目40と、無目40に取り付けられていてドア10a、10bの厚み方向の一方の側で近傍の通行者などの物体を検知するための起動センサー50と、無目40に取り付けられていてドア10a、10bの厚み方向のもう一方の側で近傍の通行者などの物体を検知するための起動センサー(図示せず)と、フィックス30a、30bに取り付けられておりドア10a、10bの開口を通過する通行者などの物体を検知するための補助光電センサー(図示せず)と、をさらに備えていてもよい。ドア10a、10bは、フィックス30a、30bに対してドアの厚み方向にずれた位置に設けられ、フィックス30a、30bに重なり合うようにしてフィックス30a、30bの側方(図示例においては、2つのフィックス30a、30bの間)の開口部を開放する位置と、当該開口部を閉鎖する位置との間で、幅方向(左右方向)へスライドする。図示例においては、左ドア10aはスライドして左方向に開き、右ドア10bはスライドして右方向に開く。
(【0011】以降は省略されています)
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