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公開番号2023054730
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-04-14
出願番号2021176958
出願日2021-10-04
発明の名称消毒液スタンド
出願人個人
代理人
主分類A61L 2/18 20060101AFI20230407BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】片手で操作できる消毒液スタンドを提供する。
【解決手段】消毒液ボトルを保持する台座の背面板上部に丁番を介してポンプを押す押し板を取り付け、その押し板の先端から下方にアームを介して手押しプレートを装着したことを特徴とする消毒液スタンド。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
消毒液ボトルを保持する台座の背面板上部に丁番を介してポンプを押す押し板を取り付け、その押し板の先端から下方にアームを介して手押しプレートを装着したことを特徴とする消毒液スタンド。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、片手で操作することができる消毒液スタンドに関するものである。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、消毒液はポンプを押した反対の手で消毒液を取っていた。
また、ペダルを踏んで消毒液を出す足踏み式消毒液スタンドがあった（特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１１―１８２８５９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
そのために次のような問題点があった。
（イ）杖を持っている高齢者や、ハンドバッグを持っている女性は、両手を使って消毒液を取るのが大変難しかった。
（ロ）足腰が弱っている高齢者や車いすを利用している方は、足踏み式消毒液スタンドは使用できなかった。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
消毒液ボトルを保持する台座の背面板上部に、丁番を介してポンプを押す押し板を取り付ける。
その押し板の先端から下方に、アームを介して手押しプレートを装着する。
以上を特徴とする消毒液スタンドである。
【発明の効果】
【０００６】
手の甲で手押しプレートを押し、押した手の平に消毒液が吐出される片手で操作できる消毒液スタンドである。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
本発明の側面図である。
本発明の斜視図である。
本発明の実施例を示した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
（イ）消毒液ボトル（８）を保持する台座の背面板（２）の上部に丁番（３）を介して押し板（４）を設ける。
（ロ）押し板（４）の先端から下方に、アーム（６）を介して手押しプレート（７）を設ける。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは、図３のように消毒液ボトル（８）を台座（１）に装着し手押しプレート（７）を手の甲で押し下げる。
手押しプレート（７）に連動して、丁番（３）を中心に押し板（４）が下がり消毒液ボトル（８）のポンプを押してノズル（９）から消毒液が吐出される。
吐出された消毒液は、押した手の平に落ちる。
丁番（３）の取り付け位置を変えれば、いろいろな高さのボトルに対応することができる。
押し板（４）の下面にポンプを押すピース（５）を設け、押し板の先端が下がったときにノズル（９）に押し板が接触しないようにクリアランスを作った。
アーム（６）は、押し板（４）の先端から下方にまっすぐまたは湾曲した形状で取り付けアームの下端は、手押しプレート（７）の幅に合わせて広くした。
手押しプレート（７）は、大人の手の甲とほぼ同じ大きさの正方形にし、前からでも横からでも押しやすくした。
本発明の消毒液スタンドは、手押しプレート（７）が力点、丁番（３）が支点、押し板（４）のピース（５）が作用点になり、てこの原理により少ない力で消毒液を吐出することができる。
本発明は、丁番（３）の取り付け位置を変えることでいろいろな高さのボトルに対応できるようにしたが、例えば背面板（２）を伸縮式にして対応しても良い。
【符号の説明】
【０００９】
１消毒液スタンド台座
２消毒液スタンド背面板
３丁番
４押し板
５ピース
６アーム
７手押しプレート
８消毒液ボトル
９消毒液ボトルノズル

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