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公開番号2023053840
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-04-13
出願番号2021163143
出願日2021-10-01
発明の名称被膜形成方法
出願人ベック株式会社
代理人
主分類E04F 13/02 20060101AFI20230406BHJP(建築物)
要約【課題】質感に優れ、自然な彩りを有する美観性の高い装飾被膜面を得る。
【解決手段】
本発明は、少なくとも2種以上の着色領域が混在する装飾被膜面を形成する被膜形成方法であって、被塗面に被覆材(p)を塗付して着色被膜(P)を形成する工程、上記着色被膜(P)が非流動状態となった後に、塗付具を用い被覆材(q)を塗付して模様被膜(Q)を形成する工程を含み、上記被覆材(p)及び被覆材(q)は、異色であり、いずれも加熱残分が25重量%以上であり、上記塗付具は、硬度及び/または密度が異なる少なくとも2種以上の吸液材が混在する吸液材層を有し、当該吸液材層は、塗付面外周縁のエッジ部が除去加工された形状であることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも2種以上の着色領域が混在する装飾被膜面を形成する被膜形成方法であって、
被塗面に被覆材(p)を塗付して着色被膜(P)を形成する工程、
上記着色被膜(P)が非流動状態となった後に、塗付具を用い被覆材(q)を塗付して模様被膜(Q)を形成する工程を含み、
上記被覆材(p)及び被覆材(q)は、異色であり、いずれも加熱残分が25重量%以上であり、
上記塗付具は、硬度及び/または密度が異なる少なくとも2種以上の吸液材が混在する吸液材層を有し、当該吸液材層は、塗付面外周縁のエッジ部が除去加工された形状であることを特徴とする被膜形成方法。
続きを表示(約 67 文字)【請求項2】
上記吸液材層は、塗付面外周縁のエッジ部に凹凸形状を有することを特徴とする請求項1に記載の被膜形成方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、新規な装飾被膜面が形成できる被膜形成方法に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、建築物、土木構造物等の壁面に対し、種々の模様を有する装飾被膜を形成することが行われている。このような装飾被膜の一例として、複数の被覆材を部分的に塗り重ねて模様を形成した装飾被膜が挙げられる。
【0003】
例えば、特許文献1には、下塗り塗料を全面に塗付し、下塗り塗料の乾燥前に、下塗り塗料より濃い色の塗料(模様付け塗料)を模様付けする方法が記載されている。しかしながら、上記特許文献1では、下塗り塗料が乾燥する前に、模様付け塗料を塗付するため、被塗面において下塗り塗料と模様付け塗料が混ざりやすく、色、質感等のコントラストが減殺されるおそれがある。また、上記特許文献1では、平面的な模様しか得ることができない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-266911号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、質感に優れ、自然な彩りを有する美観性の高い装飾被膜面の形成方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
このような課題を解決するため、本発明者は鋭意検討の結果、被塗面に、特定の複数の被覆材を特定の塗付具を用いて塗付する被膜形成方法に想到し、本発明を完成させるに至った。
【0007】
すなわち、本発明は、以下の特徴を有するものである。
【0008】
1.少なくとも2種以上の着色領域が混在する装飾被膜面を形成する被膜形成方法であって、
被塗面に被覆材(p)を塗付して着色被膜(P)を形成する工程、
上記着色被膜(P)が非流動状態となった後に、塗付具を用い被覆材(q)を塗付して模様被膜(Q)を形成する工程を含み、
上記被覆材(p)及び被覆材(q)は、異色であり、いずれも加熱残分が25重量%以上であり、
上記塗付具は、硬度及び/または密度が異なる少なくとも2種以上の吸液材が混在する吸液材層を有し、当該吸液材層は、塗付面外周縁のエッジ部が除去加工された形状であることを特徴とする被膜形成方法。
2.上記吸液材層は、塗付面外周縁のエッジ部に凹凸形状を有することを特徴とする1.に記載の被膜形成方法。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、質感に優れ、自然な彩りを有する美観性の高い装飾被膜面を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明により形成される装飾被膜面の一例を示す正面図である。
図2は、本発明の塗付具の一例である。
図3は、本発明の塗付具の一例である。
図4は、従来の塗付具の一例である。
図5は、本発明の塗付具の一例である。
図6は、本発明の塗付具の一例である。
【符号の説明】
(【0011】以降は省略されています)

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