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公開番号2023050560
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-04-11
出願番号2021160725
出願日2021-09-30
発明の名称クレセント錠
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人
主分類E05B 9/08 20060101AFI20230404BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】一対のネジ取付部材の位置合わせを容易に行うことができる。
【解決手段】框に固定される台座部3と、それぞれ台座部3に対して移動可能であり台座部3の所望の位置に配置されて台座部3を框に固定するネジが取り付けられる第1ネジ取付部材6および第2ネジ取付部材7(一対のネジ取付部材)と、第1ネジ取付部材6および第2ネジ取付部材7それぞれの台座部3に対する移動を相反する方向にリンクさせるリンク部8と、を有する。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項1】
框に固定される台座部と、
それぞれ前記台座部に対して移動可能であり前記台座部の所望の位置に配置されて前記台座部を前記框に固定するネジが取り付けられる一対のネジ取付部材と、
前記一対のネジ取付部材それぞれの前記台座部に対する移動を相反する方向にリンクさせるリンク部と、を有するクレセント錠。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記台座部は、クレセント本体を回転可能に支持する回転軸部を有し、
前記一対のネジ取付部材は、前記回転軸部が前記一対のネジ取付部材の間の中央に位置するように配置され、
前記リンク部は、前記一対のネジ取付部材を相反する方向に等量移動させる請求項1に記載のクレセント錠。
【請求項3】
前記リンク部は、
前記一対のネジ取付部材の一方のネジ取付部材に設けられ前記一方のネジ取付部材の移動方向に延びる第1ラック部と、
前記一対のネジ取付部材の他方のネジ取付部材に設けられ前記他方のネジ取付部材の移動方向に延び、前記ネジ取付部材の移動方向と交差する方向に前記第1ラック部と対向して配置される第2ラック部と、
前記第1ラック部と前記第2ラック部との間に配置され、前記第1ラック部および前記第2ラック部の移動方向に交差する軸線回りに回転可能なゴムリングと、を有し、
前記ゴムリングは、前記第1ラック部および前記第2ラック部それぞれと接触し、
前記第1ラック部および前記第2ラック部のいずれか一方のラック部が前記移動方向に移動すると前記ゴムリングが前記軸線回りに回転し、その回転力によって他方のラック部が前記一方のラック部と背反する方向に移動する請求項1又は2に記載のクレセント錠。
【請求項4】
前記リンク部は、
前記一対のネジ取付部材の一方のネジ取付部材に設けられ前記一方のネジ取付部材の移動方向に延びる第1ラック部と、
前記一対のネジ取付部材の他方のネジ取付部材に設けられ前記他方のネジ取付部材の移動方向に延び、前記ネジ取付部材の移動方向と交差する方向に前記第1ラック部と対向して配置される第2ラック部と、
前記第1ラック部と前記第2ラック部との間に配置され、前記第1ラック部および前記第2ラック部の移動方向に交差する軸線回りに回転可能なギアと、を有し、
前記ギアは、前記第1ラック部および前記第2ラック部それぞれと噛み合い、
前記第1ラック部および前記第2ラック部のいずれか一方のラック部が前記移動方向に移動すると前記ギアが前記軸線回りに回転し、その回転力によって他方のラック部が前記一方のラック部と背反する方向に移動する請求項1又は2に記載のクレセント錠。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、クレセント錠に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
引き違いサッシなどに使用されるクレセント錠は、框に固定される台座部にハンドルおよびスプーンが回転可能に取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。一般的に、ハンドルおよびスプーンを回転可能に支持する回転軸部は、台座部の長さ方向の中央に設けられている。台座部は、回転軸部を挟んだ長さ方向に間隔をあけた2箇所で框にネジ固定される。
【0003】
クレセント錠を交換する際に使用されるクレセント錠として、既設のクレセント錠が固定されていた框の2つのネジ孔の位置それぞれにネジ固定位置を対応させることができる交換用のクレセント錠が知られている。このようなクレセント錠の台座部には、ネジの径よりも大きい孔部が形成されるとともに、それぞれ台座部とは別部材となる一対のネジ取付部材を有している。一対のネジ取付部材それぞれには、ネジを挿入可能な孔部が形成されている。台座部を框に固定するには、台座部を框の取り付け位置に配置し、一対のネジ取付部材をそれぞれの孔部が框のネジ孔と重なる位置に移動させて台座部に重ねて、一対のネジ取付部材で台座部を押さえる。一対のネジ取付部材のそれぞれ孔部、台座部の孔部に挿入されたネジを框のネジ孔に固定することで、台座部が框に固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-070826号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のような交換用のクレセント錠では、一対のネジ取付部材それぞれが台座部に対して移動するため、一対のネジ取付部材の一方を押さえながら他方の位置を調整すると、一方のネジ取付部材がずれてしまい、一対のネジ取付部材の位置合わせに手間がかかることがある。
【0006】
本開示は、一対のネジ取付部材の位置合わせを容易に行うことができるクレセント錠を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本開示に係るクレセント錠は、框に固定される台座部と、それぞれ前記台座部に対して移動可能であり前記台座部の所望の位置に配置されて前記台座部を前記框に固定するネジが取り付けられる一対のネジ取付部材と、前記一対のネジ取付部材それぞれの前記台座部に対する移動を相反する方向にリンクさせるリンク部と、を有する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態のクレセント錠の正面図である。
クレセント錠の側面図である。
クレセント錠の分解斜視図である。
図2のA-A線断面図である。
図4に対応する斜視図である。
第1実施形態のリンク部の斜視図である。
ネジ取付部材が移動した様子を示す断面図である。
ネジ取付部材が移動した他の様子を示す断面図である。
第2実施形態によるクレセント錠の断面図である。
第2実施形態のリンク部の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
図1、図2に示すように、クレセント錠1は、例えば、内障子の召合せ框11と外障子の召合せ框とが室内外方向に重なる引き違いサッシの召合せ部に取り付けられる。クレセント錠1は、内障子の召合せ框11の側面12に取り付けられている。内障子の召合せ框11の側面12とは、内障子が開口部を開口した際に縦枠と対向する面である。クレセント錠1の受け部材は、外障子の召合せ框に取り付けられる。以下では、内障子の召合せ框11を框11と表記する。
【0010】
クレセント錠1は、既設のクレセント錠を交換する際に、新設されるクレセント錠である。既設のクレセント錠1は、框11に2つのネジで取り付けられている。框11には、ネジを固定する2つのネジ孔13,14が設けられている。新設のクレセント錠1は、2つのネジ21,22で框11に固定される。この2つのネジ21,22は、既設のクレセント錠を固定するネジが固定されていたネジ孔13,14に固定される。2つのネジ孔13,14のうちの一方を第1ネジ孔13と表記し、他方を第2ネジ孔14と表記する。
(【0011】以降は省略されています)

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