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公開番号2023046856
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-04-05
出願番号2021155676
出願日2021-09-24
発明の名称投影装置
出願人エーシック株式会社
代理人個人
主分類G03B 21/10 20060101AFI20230329BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】光を当てても図柄(画像)が劣化し難く、製作工程で異物が混入する事態を回避して、精細度の高い図柄(画像)を投影することができ、不良の発生も防止・抑制可能な投影装置を提供する。
【解決手段】デザインシート3の画像33を投影面63に投影可能な投影装置Xであり、複数の光源1を実装した基板2と、光源1に対応する位置に画像33が描画されたデザインシート3と、基板2とデザインシート3の間に配置される集光レンズ部4と、基板2と集光レンズ部4との間に配置され且つ各光源1からの出射光の通過経路を対応する開口部71に制限する遮光部材7と、デザインシート3よりも投影面63に近い位置に配置される結像レンズ部5とを備え、デザインシート3として、光源1に対応する位置である画像描画エリア32にレーザ光で画像33を描画したフォトマスクフィルムを適用した。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
デザインシートに描画された画像を投影面に投影可能な投影装置であり、
複数のLED光源を実装した基板と、
前記各光源に対応する位置にそれぞれ画像が描画されたデザインシートと、
前記基板と前記デザインシートの間に配置され前記各光源及び前記各画像に対応して設けられた複数の集光レンズを有する集光レンズ部と、
前記基板と前記集光レンズ部との間に配置され前記各光源及び前記各画像に対応して設けられた複数の開口部を有し、且つ前記各光源からの出射光の通過経路を対応する前記開口部に制限する遮光部材と、
前記デザインシートよりも前記投影面に近い位置に配置され前記各光源及び前記各画像に対応して設けられた複数の結像レンズを有する結像レンズ部とを備え、
前記デザインシートが、前記光源に対応する位置である複数の画像描画エリアにレーザ光で前記各画像が描画されたフォトマスクフィルムであることを特徴とする投影装置。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
少なくとも前記基板、前記集光レンズ部、前記遮光部材、前記デザインシート、前記結像レンズ部をこの順で配置した光学系ユニットを内部空間に収容可能な遮光性のある筒状のケース本体を有するケースを備えている請求項1に記載の投影装置。
【請求項3】
前記ケースが、前記ケース本体における前記基板の反光源側に裏カバーを装着している請求項2に記載の投影装置。
【請求項4】
前記ケースが、前記ケース本体における前記基板からみて前記結像レンズ部よりも遠位側に前記画像を結像させる投影スクリーンを装着している請求項2又は3の何れかに記載の投影装置。
【請求項5】
前記光源が、白色LED、又はフルカラーLEDである請求項1乃至4の何れかに記載の投影装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、投影装置に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、例えば遊技機用演出装置として、簡素な構成で透過型スクリーンに投影される画像を変化させる投影装置として、投影用LED基板と、図柄が設けられたフィルムシートと、拡散レンズプレートとがこの順に配置され、フィルムシートの図柄を透過型のスクリーン部材の投影面に投影する装置が知られている(下記特許文献1)。このような投影装置は、簡素な構成でありながら、透過型スクリーンに図柄(画像)を投影面に投影することができ、フィルムシートに、種類の異なる複数の図柄を形成し、発光部が複数の識別情報のそれぞれに対応して複数設けられた構成にすれば、発光する発光部を選択することで、図柄を選択的に発光することが可能であり、スクリーン部材に多様な図柄を表示することができ、投影される図柄を容易に変化させることができる。
【0003】
同特許文献には、複数(例えば9個)の図柄が設けられるフィルムシートとして、リバーサルフィルム(カラーリバーサルフィルムとも称される)を用いる点が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-209369号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、リバーサルフィルムを用いた場合には、リバーサルフィルムの耐光性が低いため、光を当て続けるとリバーサルフィルムに印刷された図柄が薄れ、スクリーン等の投影面に投影される図柄の鮮明さが低下し易いという問題がある。図柄の鮮明さが低下すると、遊技者の興趣性を削いでしまうことになり、演出装置としての機能低下に直結する。その上、劣化したリバーサルフィルムの交換や、投影装置ごと交換することには、手間やコストが増大してしまう。
【0006】
また、リバーサルフィルムではなく、シルク印刷を使う方法も知られている。シルク印刷を用いた構成であれば、リバーサルフィルムと比較して耐光性に優れているため、光を当てても劣化し難く、長持ちするというメリットがある。
【0007】
しかしながら、シルク印刷したパーツを備えた投影装置を構成する場合、シルク印刷は一般的に手加工で行われるため、品質の均一化を図ることが困難であり、印刷を行うメッシュの精細さに依存し、精細性に欠ける。また、シルク印刷処理の工程で異物が混入する場合もあり、異物自体が投影面に映り込んでしまう不具合が発生し、異物の除去も困難である。
【0008】
このような課題は、遊技機用の演出装置に適用される投影装置に限らず、他の用途で利用される投影装置にも共通の課題である。
【0009】
本発明は、このような点に着目してなされたものであって、主たる目的は、光を当てても図柄(画像)が劣化し難く、製作工程で異物が混入する事態を回避して、精細度の高い図柄(画像)を投影することができ、不良の発生も防止・抑制可能な投影装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
すなわち、本発明は、デザインシートに描画された画像を投影面に投影可能な投影装置であり、複数のLED光源を実装した基板と、各光源に対応する位置にそれぞれ画像が描画されたデザインシートと、基板とデザインシートの間に配置され各光源及び各画像に対応して設けられた複数の集光レンズを有する集光レンズ部と、基板と集光レンズ部との間に配置され各光源及び各画像に対応して設けられた複数の開口部を有し、且つ各光源からの出射光の通過経路を対応する前記開口部に制限する遮光部材と、デザインシートよりも投影面に近い位置に配置され前記各光源及び前記各画像に対応して設けられた複数の結像レンズを有する結像レンズ部とを備え、デザインシートが、光源に対応する位置である複数の画像描画エリアにレーザ光で各画像が描画されたフォトマスクフィルムであることを特徴としている。ここで、本発明における「投影面」は、スクリーン等の専用のパーツで構成した投影面であってもよいし、専用品ではない壁面やボード面(ホワイトボード等)であってもよい。光源への電気の供給、点灯させる光源のON/OFFや選択的切り替え、切り替え速度の変更には、本発明の投影装置内に電源やコントローラを設けたり、投影装置が実装される遊技機等の電源やコントローラによって制御することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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