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公開番号2023046595
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-04-05
出願番号2021155279
出願日2021-09-24
発明の名称車両
出願人株式会社SUBARU
代理人個人,個人
主分類B60T 7/12 20060101AFI20230329BHJP(車両一般)
要約【課題】乗員の乗り心地を向上させる。
【解決手段】車両は、凹凸のある路面への侵入を検出する凹凸検出部と、凹凸のある路面への侵入によりリヤサスペンションが最も収縮するタイミングを導出するタイミング導出部と、タイミングに合わせてブレーキ装置で制動させるブレーキ制御部と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
凹凸のある路面への侵入を検出する凹凸検出部と、
前記凹凸のある路面への侵入によりリヤサスペンションが最も収縮するタイミングを導出するタイミング導出部と、
前記タイミングに合わせてブレーキ装置に制動させるブレーキ制御部と、
を備える車両。
続きを表示（約 350 文字）【請求項２】
前記凹凸検出部は、
前輪に加えられる荷重に基づいて、前記凹凸のある路面への侵入を検出する
請求項１に記載の車両。
【請求項３】
前記タイミング導出部は、
車速、ホイールベース、車両ばね上ピッチング周波数特性に基づいて、前記タイミングを導出する
請求項１または２に記載の車両。
【請求項４】
前記ブレーキ制御部は、
前記タイミングよりも前から、前記タイミングの経過後にかけて、前記ブレーキ装置で制動させる
請求項１から３のいずれかに記載の車両。
【請求項５】
前記凹凸検出部は、
前記凹凸のある路面として、下り勾配の路面を検出する
請求項１から請求項４のいずれかに記載の車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、車両の技術分野に関する。
続きを表示（約 960 文字）【背景技術】
【０００２】
車両においては、車両速度が基準値以下になった後、ブレーキ装置を制御してブレーキ圧を自動的に低下させることで、停止時のゆれ戻りを低減させるものが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開平３－２１３４５４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、車両では、例えば４０ｋｍ／ｈ～７０ｋｍ／ｈ程度の比較的高速で凹凸のある路面を通過する際に、リヤサスペンションのストローク不足により、リヤサスペンションが所謂ボトミングショックを起こし、大きな振動を乗員に与えるおそれがある。
【０００５】
本発明は上記事情に鑑み為されたものであり、乗員の乗り心地を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一実施の形態に係る車両は、凹凸のある路面への侵入を検出する凹凸検出部と、前記凹凸のある路面への侵入によりリヤサスペンションが最も収縮するタイミングを導出するタイミング導出部と、前記タイミングに合わせてブレーキ装置に制動させるブレーキ制御部と、を備える。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、乗員の乗り心地を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
車両の構成を示した図である。
ボトミングショックの発生を説明する図である。
ボトミングショック抑制処理におけるタイミングチャートを示す図である。
ボトミングショック抑制処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
＜１．車両の構成＞
図１は、車両１の構成を示した図である。なお、図１では、車両１の構成のうち主に実施形態に係る要部の構成のみを抽出して示している。
【００１０】
図１に示すように、車両１は、車体２、フロントサスペンション３、前輪４、リヤサスペンション５、後輪６、ブレーキ装置７、制御装置８を備える。
（【００１１】以降は省略されています）

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