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公開番号
2023043108
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-03-28
出願番号
2021150649
出願日
2021-09-15
発明の名称
原料粉末供給装置、原料粉末調合装置、ガラス製品製造装置、原料粉末供給方法、原料粉末調合方法及びガラス製品製造方法
出願人
AGC株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C03B
1/00 20060101AFI20230320BHJP(ガラス;鉱物またはスラグウール)
要約
【課題】原料粉末の吸湿を低減できる原料粉末供給装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る原料粉末供給装置は、吸湿性を有する原料粉末を貯蔵する原料粉末貯蔵部と、前記原料粉末貯蔵部から供給される前記原料粉末を計量する計量部と、前記原料粉末貯蔵部と前記計量部とを連結し、前記原料粉末貯蔵部から前記計量部に前記原料粉末を移動させる第1供給路と、前記計量部に連結され、前記計量部から前記原料粉末を外部に移動させる第2供給路とを備え、前記第1供給路及び前記第2供給路の少なくとも一方に、加熱部を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
吸湿性を有する原料粉末を貯蔵する原料粉末貯蔵部と、
前記原料粉末貯蔵部から供給される前記原料粉末を計量する計量部と、
前記原料粉末貯蔵部と前記計量部とを連結し、前記原料粉末貯蔵部から前記計量部に前記原料粉末を移動させる第1供給路と、
前記計量部に連結され、前記計量部から前記原料粉末を外部に移動させる第2供給路とを備え、
前記第1供給路及び前記第2供給路の少なくとも一方に、加熱部を備える原料粉末供給装置。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
前記原料粉末貯蔵部に前記原料粉末を投入する原料粉末投入部と、
前記原料粉末貯蔵部又は前記原料粉末投入部に連結され、前記原料粉末貯蔵部に乾燥ガスを導入する乾燥ガス導入部とを備える請求項1に記載の原料粉末供給装置。
【請求項3】
前記乾燥ガスは、乾燥空気、窒素ガス及び酸素ガスの少なくとも1種を含む請求項2に記載の原料粉末供給装置。
【請求項4】
前記原料粉末投入部は、
筒状に形成され、前記原料粉末を保管する保管部と、
前記保管部の上端の開口を塞ぐ蓋部と、
前記保管部内に設けられ、前記原料粉末の落下量を調整するダンパと、
前記保管部の側面に設けられ、前記保管部の内部に乾燥ガスを供給するガス導入孔と、
とを備える請求項2又は3に記載の原料粉末供給装置。
【請求項5】
前記原料粉末貯蔵部内の相対湿度が30%以下である、請求項1~4の何れか一項に記載の原料粉末供給装置。
【請求項6】
前記加熱部は、リボンヒータを含む請求項1~5の何れか一項に記載の原料粉末供給装置。
【請求項7】
前記加熱部を覆う保温材を備える請求項1~6の何れか一項に記載の原料粉末供給装置。
【請求項8】
前記原料粉末が、溶融ガラス原料である請求項1~7の何れか一項に記載の原料粉末供給装置。
【請求項9】
原料粉末を供給する、複数の原料粉末供給部と、
複数の前記原料粉末供給部により供給される複数の前記原料粉末を混合して調合し、調合粉末を得る調合部と、
を備え、
複数の前記原料粉末供給部のうちの少なくとも1つは、請求項1~8の何れか一項に記載の原料粉末供給装置である原料粉末調合装置。
【請求項10】
請求項9に記載の原料粉末調合装置と、
前記原料粉末調合装置によって得られた調合粉末を溶解して溶融ガラスを作製する溶融部と、
前記溶融ガラスを成形してガラス製品を得る成形部とを備えるガラス製品製造装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、原料粉末供給装置、原料粉末調合装置、ガラス製品製造装置、原料粉末供給方法、原料粉末調合方法及びガラス製品製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
複数種類の原料粉末を予め定められた混合割合で調合等する際、複数種類の原料粉末を搬送する原料粉末供給装置が用いられている。原料粉末は、例えば、溶融ガラス原料等として用いられる。原料粉末供給装置により搬送された複数種類の原料粉末を混合した調合粉末を溶融炉で溶融した後、得られた溶融ガラスを所定形状に成形しながら冷却することで、ガラス基板等の各種ガラス製品が製造される。
【0003】
原料粉末供給装置として、例えば、カレットを貯蔵する第1の貯蔵容器と、原料バッチを貯蔵する第2の貯蔵容器と、第2の貯蔵容器内の原料バッチを第1の貯蔵容器内に調量する調量装置と、カレットと原料バッチとからなる混合物をガラス溶融設備に搬送する取出し装置とを備える装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
この装置では、第2の貯蔵容器内で調量装置に落下した原料バッチはスクリュによって第1の貯蔵容器の取出しホッパ内に搬送され、第1の貯蔵容器内の原料バッチとカレットとの混合物はスクリュによってガラス溶融設備内に搬送される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-30721号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の装置は、カレット及び原料バッチ等の原料粉末が搬送される通路等内の湿度を管理していない。そのため、特許文献1の装置では、原料粉末が吸湿性を有する場合、調量装置及び取出し装置内で原料粉末の少なくとも一部が空気中の水分と反応して溶解することで、原料粉末同士が固結する可能性がある。原料粉末同士が固結すると、調量装置及び取出し装置内の壁面及びスクリュ等に固着して原料粉末の搬送が困難となり、故障の原因となるという問題があった。
【0007】
本発明の一態様は、原料粉末の吸湿を低減できる原料粉末供給装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る原料粉末供給装置の一態様は、吸湿性を有する原料粉末を貯蔵する原料粉末貯蔵部と、前記原料粉末貯蔵部から供給される前記原料粉末を計量する計量部と、前記原料粉末貯蔵部と前記計量部とを連結し、前記原料粉末貯蔵部から前記計量部に前記原料粉末を移動させる第1供給路と、前記計量部に連結され、前記計量部から前記原料粉末を外部に移動させる第2供給路とを備え、前記第1供給路及び前記第2供給路の少なくとも一方に、加熱部を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る原料粉末供給装置の一態様は、原料粉末の吸湿を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る原料粉末供給装置の構成を示す図である。
図1の原料粉末供給装置の内部の構成を模式的に示す部分断面図である。
ダンパを開放した状態を示す説明図である。
加熱部の他の構成の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係る原料粉末供給方法のフローチャートである。
原料粉末調合装置の一例を示す図である。
図6の平面図である。
本実施形態に係る原料粉末調合方法のフローチャートである。
ガラス製品製造装置の一例を示す図である。
図9の平面図である。
本実施形態に係るガラス製品製造方法のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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