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公開番号2023043037
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-03-28
出願番号2021150515
出願日2021-09-15
発明の名称超音波モータ
出願人エスゼット ディージェイアイ テクノロジー カンパニー リミテッド,SZ DJI TECHNOLOGY CO.,LTD
代理人弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類H02N 2/12 20060101AFI20230320BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】多方向に変位可能な機構を簡素な構成で実現することができる超音波モータを提供する。
【解決手段】超音波モータ10は弾性体100を備え、弾性体は支持部101と、第1乃至第4部分111~114を有する。各部分は、支持部に対して外側に向かう第1乃至第4の方向に延びた形状を有する。第1面151と反対側の第2面、第3面153と反対側の第4面、第5面155と反対側の第6面、第7面157と反対側の第8面に、それぞれ第1乃至第4突起が設けられる。また、各部に第1乃至第4電気機械変換素子131~134を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
弾性体と、
第1の電気機械変換素子と、
第2の電気機械変換素子と、
第3の電気機械変換素子と、
第4の電気機械変換素子と
を備え、
前記弾性体は、
前記弾性体が支持される支持部と、
前記支持部に対して外側に向かう第1の方向に延びた形状を有し、第1の面と前記第1の面と反対側の第2の面とを有し、前記第2の面に第1の突起が設けられた第1の部分と、
前記支持部に対して外側に向かう、前記第1の方向とは反対の方向に延びた形状を有し、前記第1の面と同じ側の第3の面と前記第3の面と反対側の第4の面とを有し、前記第4の面に第2の突起が設けられた第2の部分と、
前記支持部に対して外側に向かう前記第1の方向と交差する第2の方向に延びた形状を有し、前記第1の面と同じ側の第5の面と前記第5の面と反対側の第6の面とを有し、前記第6の面に第3の突起が設けられた第3の部分と、
前記支持部に対して外側に向かう前記第2の方向と反対の方向に延びた形状を有し、前記第1の面と同じ側の第7の面と前記第7の面と反対側の第8の面とを有し、前記第8の面に第4の突起が設けられた第4の部分と
を備え、
前記第1の電気機械変換素子は、前記第1の部分に設けられ、
前記第2の電気機械変換素子は、前記第2の部分に設けられ、
前記第3の電気機械変換素子は、前記第3の部分に設けられ、
前記第4の電気機械変換素子は、前記第4の部分に設けられる
超音波モータ。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記第1の電気機械変換素子は、前記第1の面に設けられ、
前記第2の電気機械変換素子は、前記第3の面に設けられ、
前記第3の電気機械変換素子は、前記第5の面に設けられ、
前記第4の電気機械変換素子は、前記第7の面に設けられる
請求項1に記載の超音波モータ。
【請求項3】
前記弾性体は、
前記支持部と前記第1の部分との間に、前記第1の部分の幅より狭い第1の狭部を有し、
前記支持部と前記第2の部分との間に、前記第2の部分の幅より狭い第2の狭部を有し、
前記支持部と前記第3の部分との間に、前記第3の部分の幅より狭い第3の狭部を有し、
前記支持部と前記第4の部分との間に、前記第4の部分の幅より狭い第4の狭部を有する
請求項1又は2に記載の超音波モータ。
【請求項4】
前記第1の突起は、前記第1の電気機械変換素子が設けられた位置より前記第1の部分の先端側に設けられ、
前記第2の突起は、前記第2の電気機械変換素子が設けられた位置より前記第2の部分の先端側に設けられ、
前記第3の突起は、前記第3の電気機械変換素子が設けられた位置より前記第3の部分の先端側に設けられ、
前記第4の突起は、前記第4の電気機械変換素子が設けられた位置より前記第4の部分の先端側に設けられる
請求項1又は2に記載の超音波モータ。
【請求項5】
前記支持部は、前記弾性体を固定するための穴を有する
請求項1又は2に記載の超音波モータ。
【請求項6】
第1の部分、第2の部分、第3の部分及び第4の部分は、それぞれの先端部に狭部を有する
請求項1又は2に記載の超音波モータ。
【請求項7】
前記支持部は、前記第1の部分、前記第2の部分、前記第3の部分及び前記第4の部分の材料とは異なる材料である
請求項1又は2に記載の超音波モータ。
【請求項8】
前記弾性体は、前記支持部を中心として対称な形状を有し、
前記第1の電気機械変換素子、前記第2の電気機械変換素子、前記第3の電気機械変換素子及び前記第4の電気機械変換素子は、前記支持部を中心として対称な位置に設けられ、
前記弾性体は、前記第1の電気機械変換素子、前記第2の電気機械変換素子、前記第3の電気機械変換素子及び前記第4の電気機械変換素子によって、平面曲げ共振モード、第5の方向の第1の屈曲共振モード、及び第5の方向に直交する第6の方向の第2の屈曲共振モードで振動可能であり、
前記弾性体は、前記平面曲げ共振モード、前記第1の屈曲共振モード、及び前記第2の屈曲共振モードのうちの少なくとも2つの共振モードの合成振動によって前記第1の突起、前記第2の突起、前記第3の突起及び前記第4の突起が楕円運動を行うことによって、前記第1の突起、前記第2の突起、前記第3の突起及び前記第4の突起に接触する相対運動部材と前記弾性体との間に相対運動を生じさせる
請求項1又は2に記載の超音波モータ。
【請求項9】
前記第1の電気機械変換素子に第1の電気信号を入力し、前記第2の電気機械変換素子に第2の電気信号を入力し、前記第3の電気機械変換素子に第3の電気信号を入力し、前記第4の電気機械変換素子に第4の電気信号を入力するよう構成された回路
をさらに備える請求項8に記載の超音波モータ。
【請求項10】
前記平面曲げ共振モードの共振周波数と、前記第1の屈曲共振モードの共振周波数及び前記第2の屈曲共振モードの共振周波数とが一致し、
前記第1の電気信号、前記第2の電気信号、前記第3の電気信号及び前記第4の電気信号は同一周波数の電気信号であり、
前記第1の電気信号、前記第2の電気信号、前記第3の電気信号及び前記第4の電気信号のうちの少なくとも1つの電気信号の位相は他の電気信号とは位相が異なる
請求項9に記載の超音波モータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、超音波モータに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、2次元方向への駆動が可能な音波モータが記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開平8-23686号公報
【発明の概要】
【0003】
本発明の一態様に係る超音波モータは、弾性体を備える。超音波モータは、第1の電気機械変換素子を備える。超音波モータは、第2の電気機械変換素子を備える。超音波モータは、第3の電気機械変換素子を備える。超音波モータは、第4の電気機械変換素子を備える。弾性体は、弾性体が支持される支持部を備える。弾性体は、支持部に対して外側に向かう第1の方向に延びた形状を有し、第1の面と第1の面と反対側の第2の面とを有し、第2の面に第1の突起が設けられた第1の部分を備える。弾性体は、支持部に対して外側に向かう、第1の方向とは反対の方向に延びた形状を有し、第1の面と同じ側の第3の面と第3の面と反対側の第4の面とを有し、第4の面に第2の突起が設けられた第2の部分を備える。弾性体は、支持部に対して外側に向かう第1の方向と交差する第2の方向に延びた形状を有し、第1の面と同じ側の第5の面と第5の面と反対側の第6の面とを有し、第6の面に第3の突起が設けられた第3の部分を備える。弾性体は、支持部に対して外側に向かう第2の方向と反対の方向に延びた形状を有し、第1の面と同じ側の第7の面と第7の面と反対側の第8の面とを有し、第8の面に第4の突起が設けられた第4の部分を備える。第1の電気機械変換素子は、第1の部分に設けられる。第2の電気機械変換素子は、第2の部分に設けられる。第3の電気機械変換素子は、第3の部分に設けられる。第4の電気機械変換素子は、第4の部分に設けられる。
【0004】
第1の電気機械変換素子は、第1の面に設けられてよい。第2の電気機械変換素子は、第3の面に設けられてよい。第3の電気機械変換素子は、第5の面に設けられてよい。第4の電気機械変換素子は、第7の面に設けられてよい。
【0005】
弾性体は、支持部と第1の部分との間に、第1の部分の幅より狭い第1の狭部を有してよい。弾性体は、支持部と第2の部分との間に、第2の部分の幅より狭い第2の狭部を有してよい。弾性体は、支持部と第3の部分との間に、第3の部分の幅より狭い第3の狭部を有してよい。弾性体は、支持部と第4の部分との間に、第4の部分の幅より狭い第4の狭部を有してよい。
【0006】
第1の突起は、第1の電気機械変換素子が設けられた位置より第1の部分の先端側に設けられてよい。第2の突起は、第2の電気機械変換素子が設けられた位置より第2の部分の先端側に設けられてよい。第3の突起は、第3の電気機械変換素子が設けられた位置より第3の部分の先端側に設けられてよい。第4の突起は、第4の電気機械変換素子が設けられた位置より第4の部分の先端側に設けられてよい。
【0007】
支持部は、弾性体を固定するための穴を有してよい。
【0008】
第1の部分、第2の部分、第3の部分及び第4の部分は、それぞれの先端部に狭部を有してよい。
【0009】
支持部は、第1の部分、第2の部分、第3の部分及び第4の部分の材料とは異なる材料であってよい。
【0010】
弾性体は、支持部を中心として対称な形状を有してよい。第1の電気機械変換素子、第2の電気機械変換素子、第3の電気機械変換素子及び第4の電気機械変換素子は、支持部を中心として対称な位置に設けられてよい。弾性体は、第1の電気機械変換素子、第2の電気機械変換素子、第3の電気機械変換素子及び第4の電気機械変換素子によって、平面曲げ共振モード、第5の方向の第1の屈曲共振モード、及び第5の方向に直交する第6の方向の第2の屈曲共振モードで振動可能であってよい。弾性体は、平面曲げ共振モード、第1の屈曲共振モード、及び第2の屈曲共振モードのうちの少なくとも2つの共振モードの合成振動によって第1の突起、第2の突起、第3の突起及び第4の突起が楕円運動を行うことによって、第1の突起、第2の突起、第3の突起及び第4の突起に接触する相対運動部材と弾性体との間に相対運動を生じさせてよい。
(【0011】以降は省略されています)

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