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公開番号2023043033
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-03-28
出願番号2021150508
出願日2021-09-15
発明の名称画像形成装置
出願人シャープ株式会社
代理人弁理士法人あーく事務所
主分類G03G 15/20 20060101AFI20230320BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】定着温度測定手段により測定される測定温度と実際の定着温度との間の温度ずれを抑止することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】空間を仕切る隔壁8を備える画像形成装置であって、隔壁8の一方側の第1空間S1には、加熱及び加圧により定着する定着装置5が設けられ、隔壁8には開口部80が設けられ、隔壁8の他方側の第2空間S2には、隔壁8の開口部80に臨んで定着装置5の定着温度を非接触で測定する定着温度測定手段9が設けられ、開口部80を介した第1空間S1と第2空間S2との間の空気の流通を遮断する遮断手段を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
空間を仕切る隔壁を備える画像形成装置であって、
前記隔壁の一方側の第1空間には、
加熱及び加圧により定着する定着装置が設けられ、
前記隔壁には開口部が設けられ、
前記隔壁の他方側の第2空間には、
前記隔壁の前記開口部に臨んで前記定着装置の定着温度を非接触で測定する定着温度測定手段が設けられ、
前記開口部を介した前記第1空間と前記第2空間との間の空気の流通を遮断する遮断手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記第2空間には、
前記隔壁からオフセットされ、前記定着温度測定手段が取り付けられる取付板が設けられ、
前記隔壁の前記開口部の外周縁から前記取付板まで、前記開口部を通過する空気の流通を遮断する遮断リブが立設され、
前記遮断リブは、前記遮断手段として機能することを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項2に記載の画像形成装置であって、
前記遮断リブは、前記隔壁と一体的に形成されていることを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
請求項2に記載の画像形成装置であって、
前記遮断リブは、締結部材によって前記隔壁に固定され、
前記遮断リブの端縁部には、前記隔壁に固定するための固定部が連設されていることを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
請求項2から請求項4までのいずれか1つに記載の画像形成装置であって、
前記隔壁のうち、前記開口部を含む領域の部位は、前記定着温度測定手段、前記取付板及び前記遮断リブとともに、画像形成装置本体に対して着脱可能に構成されていることを特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
請求項2から請求項5までのいずれか1つに記載の画像形成装置であって、
前記遮断リブには、前記取付板が位置決めされる位置決めピンが前記取付板側に突設され、
前記取付板には、前記位置決めピンが挿通される位置決め孔が穿設され、
前記位置決め孔は、前記取付板が前記遮断リブに位置決めされた状態で、前記位置決めピンによって閉塞されていることを特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
請求項2から請求項5までのいずれか1つに記載の画像形成装置であって、
前記遮断リブには、前記取付板が位置決めされる位置決めピンが前記取付板側に突設され、
前記取付板には、前記位置決めピンが挿通される位置決め孔が穿設され、
前記位置決め孔は、前記取付板が前記遮断リブに位置決めされた状態で、前記遮断リブの内周側端縁よりも外方に位置していることを特徴とする画像形成装置。
【請求項8】
請求項2から請求項7までのいずれか1つに記載の画像形成装置であって、
前記定着温度測定手段は、サーモパイル素子から構成され、
前記取付板は、前記定着温度測定手段が実装される基板から構成されていることを特徴とする画像形成装置。
【請求項9】
請求項1から請求項8までのいずれか1つに記載の画像形成装置であって、
前記隔壁の他方側の前記第2空間には、
前記画像形成装置の外部に連通する空気流路が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
【請求項10】
請求項9に記載の画像形成装置であって、
前記空気流路内には、前記空気流路内を流れる空気の流通方向の下流側に開口し、前記定着温度測定手段及び前記取付板に覆い被さるフードが設けられていることを特徴とする画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複写機、複合機、プリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、トナー像をシートに定着させる定着装置の定着温度を測定する手段として、非接触の定着温度測定手段が用いられることがある。このような定着温度測定手段は、その耐熱温度との兼ね合いから、例えば、定着部材から離間されるように定着装置のハウジング外に設けられ、定着装置のハウジングに設けられた開口部に臨んで定着部材の温度を測定するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
2020-13018号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来上記の定着温度測定手段の周辺の構造においては、定着装置のハウジングの開口部に空気が流通してしまうと、開口部に臨む定着温度測定手段に空気が当たり、この空気によって、定着温度測定手段により測定された温度が実際の定着温度に対してずれる虞がある。
【0005】
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされたものであり、定着温度測定手段により測定される測定温度と実際の定着温度との間の温度ずれを抑止することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本願記載の画像形成装置は、空間を仕切る隔壁を備える画像形成装置であって、前記隔壁の一方側の第1空間には、加熱及び加圧により定着する定着装置が設けられ、前記隔壁には開口部が設けられ、前記隔壁の他方側の第2空間には、前記隔壁の前記開口部に臨んで前記定着装置の定着温度を非接触で測定する定着温度測定手段が設けられ、前記開口部を介した前記第1空間と前記第2空間との間の空気の流通を遮断する遮断手段を備えることを特徴とするものである。
【0007】
また、前記画像形成装置において、前記第2空間には、前記隔壁からオフセットされ、前記定着温度測定手段が取り付けられる取付板が設けられ、前記隔壁の前記開口部の外周縁から前記取付板まで、前記開口部を通過する空気の流通を遮断する遮断リブが立設され、前記遮断リブは、前記遮断手段として機能してもよい。
【0008】
また、前記画像形成装置において、前記遮断リブは、前記隔壁と一体的に形成されていてもよい。
【0009】
また、前記画像形成装置において、前記遮断リブは、締結部材によって前記隔壁に固定され、前記遮断リブの端縁部には、前記隔壁に固定するための固定部が連設されていてもよい。
【0010】
また、前記画像形成装置において、前記隔壁のうち、前記開口部を含む領域の部位は、前記定着温度測定手段、前記取付板及び前記遮断リブとともに、画像形成装置本体に対して着脱可能に構成されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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