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公開番号2023043019
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-03-28
出願番号2021150490
出願日2021-09-15
発明の名称レンズ装置、撮像装置、およびレンズ装置の製造方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 7/02 20210101AFI20230320BHJP(光学)
要約【課題】、例えば、光学性能の点で有利なレンズ装置を提供する。
【解決手段】レンズ装置(100)は、レンズ群(8)を保持し、カムフォロア(12)を有する移動筒(9)と、カムフォロアが係合するカム(6a)が形成されたカム筒(6)と、カム筒が嵌合する固定筒(1)と、光軸の方向に沿って延び、カムフォロアが係合する第1の直進案内(7d)が形成された直進案内部材(7)と、固定筒と直進案内部材との相対位置を調整可能な調整部(7e、7f、14)とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
レンズ群を保持し、カムフォロアを有する移動筒と、
前記カムフォロアが係合するカムが形成されたカム筒と、
前記カム筒が嵌合する固定筒と、
光軸の方向に沿って延び、前記カムフォロアが係合する第1の直進案内が形成された直進案内部材と、
前記固定筒と前記直進案内部材との相対位置を調整可能な調整部とを有することを特徴とするレンズ装置。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記カム筒が前記光軸の周りに回転することにより前記光軸の方向において前記移動筒が移動することを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
【請求項3】
前記固定筒は、第2の直進案内が形成され、
前記カムフォロアは、第1のカムフォロアと第2のカムフォロアとを含み、
前記第1の直進案内には、前記第1のカムフォロアが係合し、
前記第2の直進案内には、前記第2のカムフォロアが係合することを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ装置。
【請求項4】
前記調整部は、前記固定筒と前記直進案内部材との相対位置を前記光軸の周りの方向において調整可能であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のレンズ装置。
【請求項5】
前記直進案内部材は、前記固定筒に固定されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のレンズ装置。
【請求項6】
前記調整部は、
前記直進案内部材に長穴が形成され、
前記長穴を介して前記直進案内部材を前記固定筒に固定する固定部材を含むことを特徴とする請求項5に記載のレンズ装置。
【請求項7】
前記調整部は、前記固定筒に対する前記直進案内部材の位置を調整するための開口が形成されていることを特徴とする請求項6に記載のレンズ装置。
【請求項8】
前記調整部は、前記直進案内部材を前記カムフォロアの軸の方向に移動させて前記固定筒に対する前記直進案内部材の偏芯調整が可能であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のレンズ装置。
【請求項9】
前記調整部は、前記偏芯調整を行うためのビスを含むことを特徴とする請求項8に記載のレンズ装置。
【請求項10】
請求項1乃至9のいずれか一項に記載のレンズ装置と、
前記レンズ装置により形成された像を撮る撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、レンズ装置、撮像装置、およびレンズ装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
固定筒の内側で回転筒を回転することで、それらにそれぞれ設けられた直進案内(ガイド)およびカムに係合する複数のカムフォロアを備えた移動鏡筒が進退するレンズ装置が知られている。しかし、このようなレンズ装置では、固定筒と回転筒との間の嵌合ガタと、カムフォロアと直進案内またはカムとの間のガタとが存在する。固定筒に対する回転筒の偏芯(偏心)状態が嵌合ガタ内で変化すると、直進案内とカムとの重なる位置が各カムフォロワで異なり、移動群の姿勢に変化が生じうる。また、カムフォロアと直進案内およびカムとの間にガタが存在すると、カムフォロアが直進案内およびカムに対して変位し、移動群の姿勢に変化が生じうる。
【0003】
特許文献1には、固定筒と回転筒との間に偏芯リングを設け、固定筒の中心軸と回転筒の中心軸とを一致させるレンズ鏡筒が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-203466号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されたレンズ鏡筒では、固定筒と回転筒との間の嵌合ガタに起因する光学性能の変化は低減することができる。しかし、カムフォロアと直進案内およびカムとの間のガタに起因する光学性能の変化は低減することができない。
【0006】
本発明は、例えば、光学性能の点で有利なレンズ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面としてのレンズ装置は、レンズ群を保持し、カムフォロアを有する移動筒と、前記カムフォロアが係合するカムが形成されたカム筒と、前記カム筒が嵌合する固定筒と、光軸の方向に沿って延び、前記カムフォロアが係合する第1の直進案内が形成された直進案内部材と、前記固定筒と前記直進案内部材との相対位置を調整可能な調整部とを有する。
【0008】
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施形態において説明される。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、例えば、光学性能の点で有利なレンズ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施形態におけるレンズ装置の部分断面図である。
第1の実施形態におけるレンズ装置の要部側面図である。
第1の実施形態における第1のカムフォロアの位置変化の説明図である。
第1の実施形態における第1のカムフォロアの位置変化の説明図である。
第1の実施形態における光学性能の変化を抑制する調整方法の説明図である。
第1の実施形態における光学性能の変化を抑制する調整方法の説明図である。
第2の実施形態におけるレンズ装置の部分断面図である。
各実施形態における撮像装置の概略図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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