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公開番号2023043013
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-03-28
出願番号2021150477
出願日2021-09-15
発明の名称IPビデオジャック装置
出願人個人
代理人
主分類H04N 5/268 20060101AFI20230320BHJP(電気通信技術)
要約【課題】映像システムに用いるIPビデオジャック装置で従来の作業フローに追加の手順を加えず、人手による映像信号の物理的な切り替え、または一時的にケーブルを接続しての映像信号の監視を可能とする
【解決手段】ジャックとして動作する複数のイーサネットコネクタ(以下、パッチコネクタという)と通常の運用経路として用いられる複数のイーサネットコネクタ(以下、運用コネクタという)を持ち、パッチコネクタのリンク状態またはパッチコネクタからのパケット受信の状態を基に運用コネクタ間、および運用コネクタとパッチコネクタ間、パッチコネクタ間の接続を所定の接続パターンに変更し、IPビデオジャック装置より出力するIPパケットのアドレス情報を所定のアドレス情報に書き替え出力する。
【選択図】図4


特許請求の範囲【請求項1】
接続された第1の入力コネクタおよび接続された第1の出力コネクタを通じて、前記第1の入力コネクタに接続された第1の送信元から前記第1の出力コネクタに接続された第1の送信先に第1のIPストリームを転送するIPビデオジャック装置であって、第2の入力コネクタを通じてリンクアップ情報を受信したことに応答して、前記第2の入力コネクタを通じて受信した第2のIPストリームの各々のIPパケットの送信元アドレス情報および送信先アドレス情報を変換し、前記第2のIPストリームを前記第1の出力コネクタに出力することによって、前記第2の入力コネクタに接続された第2の送信元から前記第1の送信先に前記第2のIPストリームを転送する、ことを特徴とするIPビデオジャック装置。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
第2の出力コネクタを通じてリンクアップ情報を受信したことに応答して、前記第1の入力コネクタを通じて受信した前記IPストリームの各々のIPパケットの送信元アドレス情報および送信先アドレス情報を変換し、前記第1のIPストリームを前記第2の出力コネクタに出力することによって、前記第1の送信元から前記第2の出力コネクタに接続された第2の送信先に前記第1のIPストリームを転送する、ことを特徴とする請求項1に記載のIPビデオジャック装置。
【請求項3】
前記第1のIPストリームに含まれるコンテンツのタイプがビデオ、オーディオ、またはアンシラリーのいずれかであるかを判定し、前記判定したコンテンツの各々のタイプについて、ソースコンテンツが単一のソースコンテンツであることを確認する、ことを特徴とする請求項1または2に記載のIPビデオジャック装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ビデオジャック装置に関し、特に、IPパケット化された入力映像信号に対応したビデオジャック装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
映像信号を入力とし、編集および/または配信する映像処理システムにおいては、入力する映像信号を人手で物理的に切り替えたり、映像処理システムが扱う映像信号をケーブルを接続して監視する必要がある。
【0003】
映像信号は、例えば、SMPTE(Society of Motion Picture and Television Engineers)424Mで規定された3G-SDIおよびSMPTE 292Mで規定されたHD-SDIなどを含む。このため、映像処理システム内にはビデオジャックを多数搭載したビデオパッチパネルが用いられている。
【0004】
近年のIP(Internet Protocol)化の進展に伴い、映像処理システムはIPパケットを用いたものへと移行しつつある。これらの映像処理システムでは、映像信号をIPパケットに変換してRTP(Real-time Transport Protocol)に従ってIPパケットを伝送先に伝送する。
【0005】
映像信号およびオーディオ信号を含むIPパケットを伝送する規格は、SMPTE ST2022-1、ST2022-2、ST2022-5、およびST2022-6(非特許文献1)、またはST2110-10、ST2110-20、ST2110-30、およびST2110-40等を含む。IPパケットは、映像信号およびオーディオ信号などのコンテンツを分割し、パケット化することによって生成される。本明細書では、1つのコンテンツを一連のIPパケットにしたものをIPストリームと称する。
【0006】
つまり、1本の映像信号をIPパケット化すると、1つのIPストリームが生成される。IPストリーム毎にIPパケット内のVLAN ID(Virtual LAN Identifier)、MACアドレス(Media Access Control address)、およびIPアドレス(Internet Protocol address)等の送信元アドレス情報および送信先アドレス情報が指定されているので、一本のイーサネット上で複数のIPストリームを流すことが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2004-320291
【0008】
SMPTE ST2022-6:2012
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
IPパケットを扱う映像処理システムで用いるビデオジャック装置は、特許文献1に記載のビデオジャック装置とは異なり、映像信号用の同軸ケーブル用のコネクタに替わり、イーサネットのツイストペア線インタフェース用のRJ45コネクタ、または光インタフェース用のLC、SCコネクタを備える事になる。
【0010】
ビデオジャック装置は、上述したコネクタを通常運用時の入力用および出力用、映像信号切替時の入力用および出力用として備える。映像信号の切り替えは、具体的には、映像信号切替時の入力用のコネクタに切替後のIPストリームを伝送するイーサネットケーブルを接続することによって行われる。
(【0011】以降は省略されています)

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