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公開番号2023042978
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-03-28
出願番号2021150423
出願日2021-09-15
発明の名称駆動装置
出願人日本電産株式会社
代理人弁理士法人 佐野特許事務所
主分類H02K 9/19 20060101AFI20230320BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】モータに電力を供給するインバータと、インバータを収容するインバータハウジングと、を有する駆動装置において、インバータの冷却流路の配置をより簡易な構成にする。
【解決手段】駆動装置100は、インバータハウジング403に収容されるインバータ6と、インバータを冷却するための第1流体が流通可能な冷却流路7と、モータ2を冷却するための第2流体が第1流体と熱交換可能な熱交換器53と、を備える。インバータは、第1方向と垂直な第2方向に並ぶ第1素子及び第2素子を有する。冷却流路は、第1流体により第1素子を冷却する第1冷却部と、第1流体により第2素子を冷却する第2冷却部と、第1冷却部及び第2冷却部を繋ぐ第1接続流路と、第2冷却部及び熱交換器を繋ぐ第2接続流路と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
モータと、
前記モータに電力を供給するインバータと、
前記モータを収容するモータハウジングと、
前記インバータを収容するインバータハウジングと、
前記インバータを冷却するための第1流体が流通可能な冷却流路と、
前記モータを冷却するための第2流体が前記第1流体と熱交換可能な熱交換器と、
を備え、
前記モータは、第1方向と平行な中心軸に沿って延びて前記中心軸周りに回転可能なモータシャフトを有し、
前記インバータは、第1素子と、第2素子と、を有し、
前記第1素子及び前記第2素子は、前記第1方向と垂直な第2方向に並び、
前記冷却流路は、
前記第1流体によって前記第1素子を冷却する第1冷却部と、
前記第1流体によって前記第2素子を冷却する第2冷却部と、
前記第1冷却部及び前記第2冷却部を繋ぐ第1接続流路と、
前記第2冷却部及び前記熱交換器を繋ぐ第2接続流路と、
を有する、駆動装置。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記冷却流路において、前記第1流体は、前記第1冷却部、前記第1接続流路、前記第2冷却部、前記第2接続流路、及び前記熱交換器の順に流れる、請求項1に記載の駆動装置。
【請求項3】
前記熱交換器は、前記インバータハウジング及び前記モータハウジングのどちらかの前記第2方向の一方側に配置され、
前記第2方向の一方から他方に向かって、前記熱交換器、前記第2冷却部、及び前記第1冷却部が順に並ぶ、請求項1又は請求項2に記載の駆動装置。
【請求項4】
前記インバータハウジングは、前記モータハウジングよりも前記第1方向及び前記第2方向と垂直な第3方向の一方側に配置され、
前記インバータハウジングは、
前記第3方向から見て前記インバータを囲む周壁部と、
前記周壁部の第3方向の一方側の端部を覆う蓋部と、
を有し、
前記第1冷却部、前記第2冷却部、及び前記第1接続流路は、前記蓋部の内部に配置され、
前記第1素子及び前記第2素子は、前記蓋部の前記第3方向の他方側の端部に配置される、請求項3に記載の駆動装置。
【請求項5】
前記熱交換器は、前記モータハウジングの前記第3方向の他方側の端部に配置される、請求項4に記載の駆動装置。
【請求項6】
前記熱交換器は、前記インバータハウジングに配置される、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の駆動装置。
【請求項7】
前記第1素子及び前記第2素子の一方はスイッチング素子であり、他方は容量素子である、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の駆動装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、モータと、モータに電力を供給するインバータと、インバータを収容するインバータハウジングと、を有する駆動装置が知られている(たとえば特開2013-97946号公報参照)。
【0003】
駆動装置では、モータが大型化すると、インバータに搭載される電子部品での発熱量が大きくなる。そのため、モータのほかに、インバータも冷却する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-97946号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、インバータを冷却する流路は、電子部品の配置によっては複雑化し、たとえばインバータハウジング内で交差することもある。流路の複雑化により、駆動装置が大型化する虞もある。
【0006】
本発明は、インバータの冷却流路の配置をより簡易な構成にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の例示的な駆動装置は、モータと、インバータと、モータハウジングと、インバータハウジングと、冷却流路と、熱交換器と、を備える。前記インバータは、前記モータに電力を供給する。前記モータハウジングは、前記モータを収容する。前記インバータハウジングは、前記インバータを収容する。前記冷却流路では、前記インバータを冷却するための第1流体が流通可能である。前記熱交換器では、前記モータを冷却するための第2流体が前記第1流体と熱交換可能である。前記モータは、モータシャフトを有する。前記モータシャフトは、第1方向と平行な中心軸に沿って延びて、前記中心軸周りに回転可能である。前記インバータは、第1素子と、第2素子と、を有する。前記第1素子及び前記第2素子は、前記第1方向と垂直な第2方向に並ぶ。前記冷却流路は、第1冷却部と、第2冷却部と、第1接続流路と、第2接続流路と、を有する。前記第1冷却部は、前記第1流体によって前記第1素子を冷却する。前記第2冷却部は、前記第1流体によって前記第2素子を冷却する。前記第1接続流路は、前記第1冷却部及び前記第2冷却部を繋ぐ。前記第2接続流路は、前記第2冷却部及び前記熱交換器を繋ぐ。
【発明の効果】
【0008】
本発明の例示的な駆動装置によれば、インバータの冷却流路の配置をより簡易な構成にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、駆動装置の構成例を示す概念図である。
図2は、実施形態に係る駆動装置の外観図である。
図3は、駆動装置を搭載する車両の一例を示す概略図である。
図4Aは、実施形態における冷却流路の構成例を示す概略図である。
図4Bは、実施形態における冷却流路の他の構成例を示す概略図である。
図5は、インバータハウジングにおける冷却流路の他の配置例を示す概念図である。
図6は、変形例に係る駆動装置の外観図である。
図7Aは、変形例における冷却流路の構成例を示す概略図である。
図7Bは、変形例における冷却流路の他の構成例を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に図面を参照して例示的な実施形態を説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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