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公開番号2023042972
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-03-28
出願番号2021150416
出願日2021-09-15
発明の名称表示装置及び導光部材
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類F21V 8/00 20060101AFI20230320BHJP(照明)
要約【課題】複数の光源からの光を出光部へ導光する構成において、出光部での輝度のムラを低減する技術を提供する。
【解決手段】複数の発光素子21と導光部材3とを備えた表示装置であって、導光部材3は、第一の方向Xに離れた第一及び第二の受光部30と、出光部31と、導光部とを含み、導光部は、第一の方向Xの位置が、第一の受光部30と第二の受光部30との間の位置である反射面形成部33を有し、反射面形成部33は、第一の受光部30からの光を、第一の受光部30の側で、かつ、出光部31の側へ反射する第一の反射面4と、第二の受光部30からの光を、第二の受光部30の側で、かつ、出光部31の側へ反射する第二の反射面5とを形成する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
列状に配置された複数の発光素子と、
前記複数の発光素子からの光を導光する導光部材と、
を備えた表示装置であって、
前記複数の発光素子は、
第一の発光素子と、
前記第一の発光素子から第一の方向に離れて配置された第二の発光素子と、を含み、
前記導光部材は、
前記第一の発光素子からの光を受光する第一の受光部と、
前記第二の発光素子からの光を受光する第二の受光部と、
前記第一の受光部及び前記第二の受光部で受光した光を出光する出光部と、
前記第一の受光部及び前記第二の受光部と、前記出光部との間の導光部と、を含み、
前記導光部は、前記第一の方向の位置が、前記第一の受光部と前記第二の受光部との間の位置である反射面形成部を有し、
前記反射面形成部は、
前記第一の受光部の側の第一の反射面と、
前記第一の反射面と対向する、前記第二の受光部の側の第二の反射面と、を形成し、
前記第一の反射面は、前記第一の受光部からの光を、前記第一の受光部の側で、かつ、前記出光部の側へ反射し、
前記第二の反射面は、前記第二の受光部からの光を、前記第二の受光部の側で、かつ、前記出光部の側へ反射する、
ことを特徴とする表示装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1に記載の表示装置であって、
前記第一の反射面及び前記第二の反射面は、前記第一の方向と直交する面である、
ことを特徴とする表示装置。
【請求項3】
請求項1に記載の表示装置であって、
前記反射面形成部は、
前記第一の反射面の前記出光部の側から連続して、前記第一の反射面と異なる方向に形成され、前記第一の受光部からの光を前記出光部の側へ反射する第三の反射面と、
前記第二の反射面の前記出光部の側から連続して、前記第二の反射面と異なる方向に形成され、前記第二の受光部からの光を前記出光部の側へ反射する第四の反射面と、を形成する、
ことを特徴とする表示装置。
【請求項4】
請求項3に記載の表示装置であって、
前記第一の反射面及び前記第二の反射面は、前記第一の方向と直交する面であり、
前記第三の反射面は、前記第一の反射面と交差する傾斜面であり、
前記第四の反射面は、前記第二の反射面と交差する傾斜面である、
ことを特徴とする表示装置。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載の表示装置であって、
前記第一の反射面は、前記第一の受光部からの光を全反射し、
前記第二の反射面は、前記第二の受光部からの光を全反射する、
ことを特徴とする導光部材。
【請求項6】
請求項3又は請求項4に記載の表示装置であって、
前記第三の反射面は、前記第一の受光部からの光を全反射し、
前記第四の反射面は、前記第二の受光部からの光を全反射する、
ことを特徴とする表示装置。
【請求項7】
請求項1に記載の表示装置であって、
前記第一の反射面及び前記第二の反射面は、鏡面である、
ことを特徴とする表示装置。
【請求項8】
請求項1に記載の表示装置であって、
前記第一の反射面と前記第二の反射面との間に遮光部材が設けられている、
ことを特徴とする表示装置。
【請求項9】
請求項1に記載の表示装置であって、
前記第一の反射面と前記第二の反射面との間に、前記第一の反射面から出光した光を反射して該第一の反射面に入射させ、前記第二の反射面から出光した光を反射して該第二の反射面に入射させる反射部材が設けられている、
ことを特徴とする表示装置。
【請求項10】
請求項1に記載の表示装置であって、
前記出光部を露出させて前記導光部材を覆うカバー部材を更に備え、
前記導光部材は、前記第一の方向と直交する第二の方向に離間した第一の端部と、第二の端部と、を有し、
前記第一の端部は、前記第一の受光部及び前記第二の受光部を有し、
前記第二の端部は、前記第一の方向に離間した第三の端部及び第四の端部と、前記第三の端部及び前記第四の端部の間の前記出光部と、を有し、
前記第三の端部及び前記第四の端部は、前記出光部と連続する傾斜部を有し、
前記カバー部材は、前記傾斜部に沿って延設され、該傾斜部を覆う部分を有する、
ことを特徴とする表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は表示装置及び導光部材に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
光源からの光を導光部材で導光して出光する表示装置が提案されている。特許文献1には単一の光源からの光を反射する三角形状の凹部を導光部材に設け、出光部での輝度の均一化を改善する技術が開示されている。特許文献2には列状に配置された複数の光源からの光を反射する突起形状の反射面を導光部材に設け、出光部での輝度の均一化を改善する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-223196号公報
特開2021-27018号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数の光源を列状に設けた構成においては、光源から離れた箇所において暗くなり易く、出光部における輝度のムラを生じる場合がある。
【0005】
本発明は、複数の光源からの光を出光部へ導光する構成において、出光部での輝度のムラを低減する技術を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、
列状に配置された複数の発光素子と、
前記複数の発光素子からの光を導光する導光部材と、
を備えた表示装置であって、
前記複数の発光素子は、
第一の発光素子と、
前記第一の発光素子から第一の方向に離れて配置された第二の発光素子と、を含み、
前記導光部材は、
前記第一の発光素子からの光を受光する第一の受光部と、
前記第二の発光素子からの光を受光する第二の受光部と、
前記第一の受光部及び前記第二の受光部で受光した光を出光する出光部と、
前記第一の受光部及び前記第二の受光部と、前記出光部との間の導光部と、を含み、
前記導光部は、前記第一の方向の位置が、前記第一の受光部と前記第二の受光部との間の位置である反射面形成部を有し、
前記反射面形成部は、
前記第一の受光部の側の第一の反射面と、
前記第一の反射面と対向する、前記第二の受光部の側の第二の反射面と、を形成し、
前記第一の反射面は、前記第一の受光部からの光を、前記第一の受光部の側で、かつ、前記出光部の側へ反射し、
前記第二の反射面は、前記第二の受光部からの光を、前記第二の受光部の側で、かつ、前記出光部の側へ反射する、
ことを特徴とする表示装置が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、複数の光源からの光を出光部へ導光する構成において、出光部での輝度のムラを低減する技術を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【0008】
(A)は本発明の適用例である記録装置の外観図、(B)は図1(A)の記録装置の内部構造の説明図。
本発明の実施形態に係る発光装置の説明図。
(A)は図1(A)のA-A線断面図、(B)は図3(A)の部分拡大図。
(A)及び(B)は導光部材の一部を示す斜視図。
(A)は導光部材の一部を示す斜視図、(B)は図1(A)のB-B線断面図。
導光部材の内部での光の伝播態様を示す説明図。
反射面の説明図。
(A)導光部材の一部とその周辺の構造を示す斜視図、(B)は図1(A)のC-C断面図。
(A)及び(B)は別の実施形態の説明図。
(A)及び(B)は別の実施形態の説明図。
(A)~(D)は別の実施形態の説明図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
<第一実施形態>
<記録装置>
図1(A)は本発明の実施形態に係る表示装置1を適用した記録装置100の概略図である。なお、各図において、矢印X及び矢印Yは互いに直交する水平方向を示し、矢印Zは上下方向を示す。本実施形態の記録装置100は、その幅方向がX方向であり、奥行き方向がY方向であり、高さ方向がZ方向である。+X、-XはX方向の一方向及び逆方向を意味し、+Y、-YはY方向の一方向(前→後ろ方向)及び逆方向(後ろ→前方向)を意味し、+Z、-ZはZ方向の一方向(上方向)及び逆方向(下方向)を示している。
(【0011】以降は省略されています)

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